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【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第21週(101回~105回)の最新話あらすじ、内容

この記事は5分で読めます📚 2021/10/12更新しました。

著作権のことも考え、今週からは感想の書き方を変えました。
それによってPV数が減るのは仕方ないので受け入れます。

前回の「おかえりモネ」20週目の記事の続きです。

先週はモネが地元での貢献方法を模索するところでしたが、今週は永浦家のメンバーがそれぞれ考えていることを打ち明けるターンのようです。

10月6日発売のメモリアルブックです。表紙の清原さんが透明感が素敵です。

1.(再記)おかえりモネについて

『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。安達奈緒子作。
第21週「胸に秘めた思い」あらすじ
民宿業を再開したいと考えだした亜哉子(鈴木京香)。それを龍己(藤 竜也)は、応援する。一方、未知(蒔田彩珠)は東京の大学で本格的に研究をしないか、という誘いを受けていたが、今の仕事や将来のことなどに思い悩み断り続けていた。そんなある日、百音(清原果耶)の職場のコミュニティFMに、中学3年生・あかり(伊東 蒼)が現れる。授業時間にもかかわらず帰ろうとしないあかり。実は、あかりは亜哉子とある縁があった。
引用:https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_21.html

2.第101回内容・感想

東京の海洋大学から誘われている未知
⇒未知の研究は評価が高く、大学の教授から研究室に誘われています。断わっていますが、本当は研究に専念したい思いに蓋をしているのが伝わります。気仙沼を離れることは、亮との関係や永浦水産の未来がなくなることを意味することを気にしているように見えます。

永浦水産を縮小しようと考えている龍己
⇒耕治は家業を継がないので、龍己が壊れたカキ棚を修復するつもりがないのも一理あります。一方、耕治には仙台本部への栄転の話が来ており戸惑っているようでした。耕治は家業を継がなかったことへの罪悪感があり、気仙沼を離れることへの不安も表情から読み取れます。

モネと女子中学生(伊藤蒼)の出会い
⇒はまらいん課にきていた少女に、ラジオに興味があるのかとモネは話しかけていました(かなり強引な印象でしたが)。この少女をきっかけに物語を展開して、モネの思いを強めるだけストーリーになるのかなと思います。

3.第102回の内容・感想

・「誰かの役に立ちたいと思った」ことは中学生にとっても「綺麗ごと」
⇒気象予報士になった理由を聞いた中学生(石井さん)の反応は、亮と同じでした。初対面の人にすら同じように受け取られることに、モネは特に気にせずヘラヘラしていたのが印象的です。ちなみにモネが終始、石井さんに対してやや上から目線だったのは、物語を通じて性格がかなり変わった印象を受けました。

・モネの考える地域防災推進策
⇒モネは診療所とも連携して災害時の避難行動マニュアルを作成したいようです。悠人くん曰く、市でも課題にしているとのこと。災害時の行動であれば市の範疇かと思いますので、モネは自身の領域である「いかに防災のために予報を役立てるか」に意識を向けられるかがポイントかと思います。

・亮との関係に悩む未知
⇒亮が海から戻るときはいつも会うものの関係が進まないことに未知は悩みます。これまで亮の近くにいるために地元に残ったのに、全部無駄かもしれないと考えると「私は何がしたかったんだろう」という言葉に集約されると思います。亮が「好きな人とか俺には(いなくて)いいんだった」と考えいても、未知には壁を越える存在になってほしいです。

4.第103回の内容・感想

・永浦水産を終わらようとする龍己と、私が継ぐという未知と亜哉子。
⇒こうなることを未知は予想していたのではないでしょうか。だから水産高校へ行ったあとは大学へ行かず水産試験場で働きだしたのかと思います。未知がやりたい基礎研究とは異なっていても私が家業を継ぐことが永浦家のためにと考えているようです。

・龍巳の肩を持つモネに怒りをぶつける未知
⇒未知も好きなことをやれば良い、というモネでしたが、思慮が浅い発言に受け取られかねません。カキは誰が継ぐのか?。かつて未知が言った「誰かが残らなきゃいけなんだよ」という思いがここで爆発します。自分のやりたいこと見つけて自由に動き回るモネが羨ましいを通り越して憎さに達しています。考えすぎる未知には自分の決断が家業の進退を決めることが辛いのかと思います。

・耕治も選んだ道が正しかったかを悩んでいる
⇒「これで良かったのか」という耕治にモネは部長職なんてすごいじゃんと言いますが、ここでの発言は家業を継がずに銀行員になったこと自体に思いを馳せているように感じます。自分が選ばなかった家業で結局娘の未知が決断を迫られ苦しんでいることに耕治もまた悩む一人です。

5.第104回の内容・感想

・菅波先生のガンバレという言葉
⇒家の問題について菅波先生へ相談をするモネですが、先生の言う通り「家にいなかった人に口出されたくないでしょうね」というのが正論でした。それでもモネの思いを否定はせず、尊重した上で「がんばれ」と優しく声をかけるのが菅波先生らしくて良かったです。

・天気予報からお悩み相談室を始めるモネ
⇒ラジオではモネはなぜか「身体や心の痛みがある方」へ私に話してくださいと語り掛ける。ラジオブースの前に悩みボックスを設置していますが、カウンセラーのようなことも行いたいのでしょうか。おそらく深い考えはないですが、ただ聞いてあげることが相手のためになると思っている気がします。

・亜哉子の元教え子だった石井さん
⇒石井さんは亜哉子の教え子だったんですね。これをきっかけに亜哉子が教師をやめた理由を「震災の際に子供たちより家族のことが心配になった」と明かします。あの災害の瞬間。とっさに何を思い、誰を思い、何を行動しようとしたか。それはきっと各人が心から大事にしているものなのだと思います。

6.第105回の内容・感想

・家族の前で亜哉子は教師から逃げたことを話す
⇒震災直後の学校は大変だったと明かします。親族や本人が亡くなってしまった学校で、子どもたちを相手にしていくことの辛さは経験した人でないと分かりません。実際の東北の方々も、同じ経験をされたのかとさぞ辛かったと思います。

・永浦家で塾を開始しようと提案する耕治
➾勉強が苦手な石井さんへ永浦家で勉強を教える亜哉子を耕治は見つめます。最後に島の子供集めて塾でも開いたらどうだ?と提案する耕治は素敵でした。亜哉子の好きなことを汲み取り、それを応援してあげたいと思って行動してくれる旦那さん、お父さんの鑑のように描かれています。以前も書きましたが、内野聖陽さんの今までの破天荒、熱血な役の印象からするととても憧れになる役です。

今週は以上です。
社会人になってもモネが思いつきでしか行動できないことに視聴者はヤキモキしますが、それはさておき未知の思いには気づいてほしいです。モネは言われないと分からないタイプで、未知からすると何を言っても無駄とも思っているのでタイプが異なる姉妹では平行線のままだろうなと感じました。

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