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【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第9週(41回~45回)の最新話あらすじ、内容

この記事は5分で読めます📚 2021/7/15更新しました。

前回の「おかえりモネ」8週目の記事の続きです。

1.(再記)おかえりモネについて

『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。安達奈緒子作。

先週は亮と新次、そして亡くなった美波さんに焦点を当ていました。そしてついに今週はモネに旅立ちの日がやってくるようです。

気象予報士のテキストの中身は結構面白いので目次だけでも見てみるのもおすすめです。

あと、NHKはこんなグッズもあるんですね。コップはかわいいです

2.第9週「雨のち旅立ち」あらすじ

登米の樹齢300年のヒバの伐採の日が近づいていたが、森林組合では伐採後の木材の保管場所について苦心していた。そんな中、百音(清原果耶)の気象予報士試験の合格の通知が来る。大喜びでサヤカ(夏木マリ)に報告しようとする百音だったが、いざサヤカを目の前にすると、なぜか伝えることができない。結局、言い出せないままヒバの伐採の日が迫る。そして、百音は木材の保管場所についてある提案をするが…。

3.第41回内容・感想

樹齢300年の樹木を、今後柱や床に使用するには伐採後50年の乾燥期間が必要で、保管場所探しに苦労する組合。

診療所では中村先生から菅波先生へ「医局キャリアに差がでている」として今年一杯で登米への勤務は辞めても良いと言われる。

3月。合否通知が届き菅波先生と一緒に見るモネ。合格が判明し、手が触れるくらい喜んだあとはサヤカさんのの元へ駆けるモネ。

■モネがついに合格しました。組合メンバーはモネがこれからも組合にいてくれるかのように仕事を振ってくれますがサヤカさんは寂しげながら別れを受け入れていますね。そして菅波先生はとても喜んでおり、偶然ではありますが、モネと同時期に東京へ戻ることになりこれからも支えになりそうです。

4.第42回の内容・感想

サヤカが帰宅してもモネは合格したことを言い出せない。未知に連絡すると、「お父さんたちに報告しておくね。で、お姉ちゃんは気象予報士に受かって何するの?」との問いに戸惑う。

組合に林業関係者が集められるも50年間の樹木の保管場所は難航している。サヤカも財団をつくるにはすでに組合を建てた時点で財産はないとのこと。

帰宅後サヤカから「そういえば試験のほうはどうだったの?」と聞かれるも、モネは「ダメでした」と嘘をつく。菅波先生のところへ行っても「守秘義務が、、」と濁されるが、サヤカは予想がついている様子。

当日、モネとサヤカでノコギリを使って樹齢300年の木の伐採が始まる。

※メモ。木蔵(きっつ):川船や食料を高台に避難させておくための蔵。

■すぐにバレるとしてもサヤカさんに言い出せない気持ちはわかります。ただ、モネも菅波先生も嘘が下手なのでサヤカさんには伝わってしまいますね。サヤカさんは葛藤しつつもきっと笑顔で送り出してくれる存在であると思います。

5.第43回の内容・感想

ついに木は伐採された。涙ぐむサヤカだが、その後はさっぱりした様子。

保管場所についてモネは神社ならこれまで数百年間災害に見舞われておらず適切だと考えた。神社の神主から、能舞台の柱ではなくとも、土地の人々の何かの役に立てるためのものとして保管の了承をもらう。

サヤカからお礼を言われると同時に「もう気を使わなくていいからね。何で嘘なんかつくの、気象予報士試験に合格してるんでしょ」と言われ何も言えないモネ。

夜、組合で菅波先生の「一緒に喜びたかったと思いますよ」との言葉に、モネは「私がいない間にまた大切な人に何かが起きるんじゃないかと考えてしまう」と震災を思い出しながら話す。

■やはりサヤカさんは気付いていましたね。「一緒に喜びたかったと思う」という先生の言葉は聞いていて耳が痛いです。菅波先生が、吐露するモネの肩を支えるためおもむろに伸ばした手を自身で静止していたのが印象的です。

6.第44回の内容・感想

能舞台でサヤカさんに「嘘をついてごめんなさい」と伝えるモネ。「気持ちは分かってる。自分の思う方に進みなさい」と背中を押してくれる。

組合では課長を始めメンバーに空の仕事をしたいことを伝える。サヤカのフォローもあり笑顔で受け入れてもらえることに。

菅波先生は中村先生にしばらく登米との往復を続けることを伝える。考えるより前に手が動くようにならないといけない、と感じているため。中村先生は意外な返答に嬉しそう。

モネは実家に戻り、仕事のことを伝えようとするもなかなか言い出せない。

■サヤカさん、組合メンバーに自分の意志を伝えることかできましたね。みんな笑顔で背中を押してくれるあたり素敵な方々です。菅波先生は、私の予想に反して登米と往復を続けることになりました。あの夜モネの肩を支えられなかったことも頭に過ぎっているようです。

7.第45回の内容・感想

モネから東京へ行くことを告げる。「震災の日、島のみんなと見たこと経験したことの差が、後ろめたくなり島を出たかった」と。

「いまは自分にもできることがあるかもしれない。この仕事で誰かを守ることができるなら全力でやってみたい」と思いを伝える。口を開いたのは亜哉子。「わかりました。」

組合のみんなが送り出してくれたあと、倒れた木のところのサヤカのもとへ。「行ってきます。」「行っといで」

サヤカが見つめる足元には倒れた木に代わり新しい木が芽生えている。モネが10分後に見るように言った空にはキレイな七色がある。山、海、空の神様にモネの未来を祈るサヤカ。

■最終回のような大円団でした(大吉さんも言っていましたが)。あの日の後ろめたさとは違い、自分の意志で島を登米を離れるモネの背中を関わった人みんなに押されて旅たちを迎えることができてよかったです。

今週は旅たちということで試験合格からそれを言いづらいながらも伝え、みんなが受け入れてくれた週でした。朝ドラとして少し暗い、と言われることがある作品ですが、物語にもあるように陰と陽をしっかりと描くことで物語の調和を調えているのではないかと思います。

第10週の記事はこちらです。


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