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【部活動の地域移行・一般質問まとめ】

おはようございます☺
昨日は私の一般質問の日でした。
ご覧くださいました皆さん、ありがとうございました。

項目は
・公共交通(専用走行路)
・部活動の地域移行
・宿泊税について
・震災対応
・バスタ新潟

についてだったのですが、全部やると長くなるので、今日は部活動の地域移行について。

これまでも書いてきましたが、①先生方の無料奉仕で成り立つ部活、そして②部活動指導の半分は素人の先生がやっているという現実、③そもそもチームが組めない中学校の増加、等々から部活動の地域移行には賛成の立場ですが、とはいえ、子どもたちの学びを止めるわけにはいかないので、以下議論をしてきました。

1,現状で新潟市の部活動数はいくつあるのか
→運動部560部 文化部120部(だいたい)

2,それに対して、現状において地域でクラブ活動を担える団体はどの程度把握しているか。
→760団体にアンケートを取って80団体位から「条件によっては担える可能性がある」という回答を得ている。また、それ以外の地域で放課後の活動を担っている団体からもアンケートを取っている。

3,これまでの部活にはなかった団体、教えられる個人にも門戸を広げて幅広く人材を募集すべきではないか。中学校の体育館や教室、特別教室等が解放されればかなりの選択肢が広がる。

例えば、スケボー、日本舞踊、将棋、eスポーツ、ワンダーフォーゲル、マリンスポーツ、ウインタースポーツ、ダンス、ゴルフ、プログラミング等々等々、もっとたくさん種類があるはず。

こういったスポーツや文化活動が「クラブ活動として学校内でできるように」なるのではないか。それぞれの地域で独自の文化を生み出すことができるのではないか。

→そういったことができるように制度を検討していきます。
(これは岡山もやっていて。団体の募集。それをまねすればすぐできそう)

4,それ以外にもできることはあるはず。部活動を教える先生方の約半分は素人だということ。であるならば地域に移行したとしても地域の方、例えば野球はやったことないけど、子どもたちを見られるよ、というような方。が顧問となるようなことも想定できるのではないか。

本気でスポーツや文化芸能に打ち込みたい人はちょっと遠くても、お金がかかっても優秀な指導者の下で技を磨けばいい。でもそこまでじゃない、レクリエーションのような形で運動したい、文化芸術を楽しみたいという子どもたちをしっかりとケアできる仕組みであってほしいと思います。

もし地域が望むなら、いろんな形があってもいいのではないか。

週一のクラブ活動も増えると思う。そうすると一つの中学校で複数のクラブ活動に参加するということも想定できる。もちろん費用の問題があるので、安価なところを選ぶとか選択肢は必要だが。

という質問に対して

→子どもたちの学びを止めないために、あらゆることを考えていきたい。

とまあ、答弁に対しては、ちょっとかなり端折って書いてますが、概ね教育委員会と私の意見は一致しているかなと。

部活動の地域移行によって、マイナスの部分も出てくることは否めない。でも世間一般で言われている以上のメリットは上のような議論で発掘することができると思っています。

そんなに単純じゃないのは100も承知。でもすでにこれをチャンスととらえて、学校内で自分たちの活動を子どもたちに伝えたい、文化を守りたいという団体は私のところにかなりの数、相談が来ています。

新潟の独自スタイルというか、それぞれの自治体、もっと言うとそれぞれの地域に合ったカタチを表現できるのではないかなと思っております。

他の質問についても時間を見て共有します。

本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します!!
今日もきっと、いいことがある。

#部活動の地域移行
#スケボー
#日本舞踊
#ワンダーフォーゲル

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