勉強は夢に至る階段 熊井明子先生を偲んで
日本にポプリを紹介され
日本のハーブ文化発展に貢献された
熊井明子先生が亡くなられました。
私たちは若い頃、「夢は実現する」という言葉に胸高ならせました。
そして、ご紹介いただいた「希望を入れる箱」に
いつか嫁ぐ娘に贈るものを用意することを楽しみに暮らしてきました。
「勉強は夢に至る階段」という言葉に怠け心を追いやることができました。
本棚は作家別にしているので、コーナーに入りきらないものは
倉庫に入れていますが
熊井先生のライフワークの一つ
シェイクスピアシリーズはとても学びが大きかったです。
海外文学を読むときに
その国の宗教や哲学、習慣を理解していないと読み解けないと
言われていますが
熊井明子先生のご著書から、文章に書かれていない、意味を
学ばせていただきました。
ローズマリーは記憶のハーブ
気が狂ったように振る舞う腕に抱えたローズマリーが
実は正気、ということを表しているように。
ローズマリーを知る人なら、だれもが、ああ、正気なのね
とわかるような。
シェイクスピアは、植物への造詣が深く
ブレーンがいたのではないかとか、別の人が書いているのではないか
という説もありましたが、(夫によると既に否定されているそうです)
最近ではカントリーサイドに暮らす人々は子供のころから
植物やハーブに慣れ親しんでいるので
特別な学習をしていなくても、この程度のことは知っている
というところに落ち着いているようです。
最後のご著書は
WAKUWAKU誌に連載された作品集。
ご自身は後書きに掌篇より短いので「猫の掌小説」と呼ばれておられました。
謹呈リストに入れて頂いているようで
新しい本が出版されると、出版社から送られて来て、
嬉しくもあり、畏れ多くもあり。
過去に熊井明子先生について書いた自分のブログを記録として
集めてみました。
検索をかけると、もっと多く書いていますが
振り返って見て見たいものをまとめてみました。
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