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こんにちは!若者の不登校・引きこもりを支援するNPO法人高卒支援会の大学生インターン1年の山本はなです。

今回は当会スタッフの根本の書いた
「引きこもるきっかけは挫折体験から起こる」

の記事をご紹介します、


ひきこもりの負の連鎖

ひきこもるきっかけとしては、成績の低下や環境に馴染めなかったこと、人間関係がうまく行かなかったことといった挫折体験から起こるケースが多いです。
相談者の多くも何かしらの挫折体験により殻に閉じこもってしまい、「なにをやっても駄目なんだ・・・」と自己否定をしてしまい、ゲームや動画などを見て1日中現実逃避をして数ヶ月が経ってしまいます。


挫折体験がきっかけとなりひきこもり状態が発生すると、ひきこもりに対して「家族」の焦燥感や不安感が強まります。

ここで、本人と円滑なコミュニケーションが築かれていない(=接点がない)場合、説教や叱咤激励といった形で一プレッシャーを与えることになり、さらにひきこもりが深まってしまいます。

これに加えて、「家族」と「社会」がつながっていないと、いっそう悪循環が強まってしまいます。ひきこもりをひた隠しにしたり、誰にも相談しなかったりして「社会」との接点がなくなってしまうと、復帰や相談の機会が失われてしまいます。本人の力だけでひきこもりから脱出するケースは極めて少ないです。ひきこもりになるきっかけは他者との関係における挫折体験ですが、ひきこもりから脱出するきっかけもまた、他者とのかかわりによってもたらされるものです。

家族はひきこもっている子どもとコミュニケーションを心がけつつ、生活を改善しながら社会との接点を少しずつ回復できるように働きかけてみてください。

そして、家族もまた悩みを抱え込まず、早めに相談をしましょう。早期に外部とつながることで家族の負担も減り、解決のための行動の方向性も定まるでしょう。

早期相談のおかげでひきこもりが深刻化しなかった

『不登校・ひきこもり急増』の第二章45pに登場する高校1年生シュン君はひきこもり期間が4ヶ月でしたが、ひきこもって2ヶ月目の段階でご相談をしてくれたこともあり『ひきこもってからの早期相談』『訪問によるきっかけ』『教室体験による社会との接点』と順番に支援が出来たことで視線も合わせられずしゃべることも出来ない状態から立ち直ってくれました。

ひきこもりを脱するには時間がかかることが多いです、これまでの支援の経験上、ひきこもりってしまった時間の倍以上はかかることも多々ありますが、ひきこもりの負の連鎖は断ち切ることが出来ます。

当会では定期的に相談会を行っております。
興味をお持ちになられた方がいらっしゃいましたら是非お越し下さい。

お知らせ


今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

ここからは当会からのお知らせです!!

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当会公式YouTubeチャンネルのご案内


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当会会長著書のご案内

当会会長・杉浦孝宣の著書をご案内します。2019年発売の新書「不登校・ひきこもりの9割は治せる」です!当会の生徒たちが不登校・ひきこもりからいばらの道を進み社会復帰できるようになったストーリーを数多く掲載しています。杉浦の著書を読んで相談面談を申し込んだ、と言ってくださる保護者の方も多くいらっしゃいます。書店、Amazonで購入可能です。




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