見出し画像

リーダーなのに、立場が弱い!? リーダーの実態と課題への対処法について

こんにちは、福田幸志郎です。学年一人の田舎(熊野)で育ち、いろんな人とつながりながら、『人生の物語』を紡いでいます。人間や人生を理解するための勉強を分かち合っているので、興味がある人はぜひつながってください。

このマガジンでは「立場の弱いリーダーのための伝え方」をテーマに、学びになりそうな本や体験、講座等をお届けしていきます。物語に親しむような感覚で楽しんでいただけると嬉しいです。

今回は「『立場の弱いリーダー』とはどういうことか」についてお伝えします。一般的に、「リーダー」には立場が強そうなイメージがあります。でも、実際は、意外と悩むこともたくさんあります。

・多数派の意見に負けやすい
・決断への責任が大きい
・意見と意見の板挟みになりやすい
・声の大きい人に振り回されがち

「あ、これ自分のことだ」と思った人は、きっと仲良くなれるはず。笑
一緒に学びを深めながら、自分にも人にも優しいリーダーシップを身につけていきましょう。ではよろしくお願いします。

人がリーダーになるパターンは5通り

まず、どんな時に人が「リーダー」になるのか。いろんなパターンを考えてみましょう。

① 世襲でほぼ自動的にリーダーになる
② 人から推薦されてリーダーになる
③ 対立や争いを勝ち抜いてリーダーになる
④ 役割を押し付けられてリーダーになる
⑤ 放っておけなくて自分からリーダーになる

このうち、①〜③のパターンでリーダーになった人は、それなりに強い立場でリーダーシップを発揮できます。もともとあった土台の上に立つリーダーは、人脈も肩書きも実績も十分に備わっているはずです。実力にせよコネにせよ、一定のリスペクトを持って接してもらうことができます。

一方、④〜⑤のパターンでリーダーになる場合は、そういう土台がありません。尊敬もされていなければ、そもそもリーダーとして認められているかどうかすら怪しいです。どんなに実力や想いがあっても、そのままではリーダーシップが発揮できません。

僕の挑戦は一人から始まったので⑤です。

立場の弱いリーダーは、意外と多い

実際にどんな人がこれに当てはまるのかというと、意外とたくさんの例が出てきます。

 ・下請けの経営者や営業担当
 ・雇われの医師や看護師
 ・新しいプロジェクトのリーダー
 ・新人の議員や教師
 ・子どもを守る親や教育関係者
 ・社会課題を解決する活動家
 ・投資が必要な起業家
 ・ハラスメントを警戒する上司

「想いや専門性はあるけど、人脈や実績がない」という場合に、立場の弱いリーダーが生まれます。これらの人たちは、立場が強いリーダーと違って「ゴリ押し」ができません。相手のことを思いやったり、相手に合わせて話したりしないと、すぐに不利な状況に追いやられてしまいます。

世間的には有利な立場にいると見られながら、実態としてはあまり大きな顔ができない。それが「立場の弱いリーダー」の特徴です。

弱い立場でも、一目置かれるには?

立場が弱い中でもリーダーシップを発揮するには、メンバーが「あの人は信用できる」と思える必要があります。

 ・自分たちのことをわかってくれてる
 ・腕に確かな実力がある
 ・これからのがんばり次第で伸びる
 ・組織のことを真剣に考えてくれてる

「自分が何を伝えるか」ではなく「相手からどう見えるか」が大事です。そのために求められるのが、「伝え方」の技法です。相手の目線から理解できるように伝えたり、人間心理や共通認識を活かして伝えたりする伝え方があります。

地域や組織に骨を埋めるつもりで関わり続ければ、自然と信用は得られます。でも、それだと時間がかかりすぎてしまう上に、既得権やしがらみとの付き合いも必要になってきます。立場が強くなるまで我慢し続けるのが得策かどうかは、人によって判断が分かれます。

「伝え方」の工夫ができれば、信用を得るまでにかかる時間と手間をショートカットできます。立場が弱いままでも交渉を有利に進めたり、今までにない新しい展開が生まれたりします。「郷に入れば郷に従え」とは違うコミュニケーションを生み出すのが伝え方の技法です。

立場の弱いリーダーが学ぶプロセス

立場は弱くとも、フェアな関係を築いていくには、学ぶべきことがたくさんあります。

・人間そのものを理解する
・社会背景を理解する
・自分を理解し、自分を制御する
・他の人の工夫や実践を知る
・伝え方のスキルを習得する

これらのことを少しずつ学んでいきましょう、というのが『Dress Words Up』からのご提案です。

伝えるスキルから社会背景、人間心理まで、これから少しずつ取り上げていきます。おもしろそうと思ってもらえるなら、ぜひ一緒に学んでいきましょう。一人でも多くのリーダーに「伝え方」の知恵を身につけていただくことで、自分にも人にも優しいコミュニケーションが広がれば嬉しいです。

記事を読んでおもしろいと思ってくださった方は、ぜひ「スキ」や「シェア」をして一緒に広げてください。これからもよろしくお願いします。長文をお読みいただきまして、ありがとうございました。

(より詳しく学びたい方にはこちら)

□ 直接やりとりして話してみたい

代表の福田幸志郎が管理していて、直接ご返信します。勉強会zoomやイベントのお知らせなども定期的にお送りしています。

□ 役に立つ情報やイベントがほしい

Facebookページにて、コラムやイベントをお届けしています。ぜひページに「いいね」をお願いします。

□ 伝え方の講座について知りたい

Webサイトに講座の詳細を載せています。少人数で開催しておりますのでお気軽にご相談ください。


サポートがあると、自信と意欲にますます火がつきます。物語も人生も、一緒に楽しんでくださって、ありがとうございます。