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育休は休みじゃないし、保育園入れたからと言って自由時間になるわけではない。 -育児勘違い-

ちょっと前の話ですが、小泉進次郎さんが育休とりましたね。

育休は取れる方はどんどんとっていくのが良いと思いますし、このような立場の方が積極的に育休とってくれるのは素晴らしいことだっともいます。

で、気になったのは見出しにもなっているこちら


「ぜんぜん休みじゃないですね」


育児している立場からすると、「育休 = 休み」という思考はないんですよね。でもよく考えると、育児する前はそのように思っていたのかもしれません。

そこで今回は、育児する前はわからなかったけど、育児してみるとわかってきたことをまとめたいと思います。

基本的にはわる気なく言っているのはわかっているのですが、立場が違うため会話が噛み合っていないことが多いなと感じることがあるので、ここら辺理解してもらえると嬉しいです。


育休は休みではない

Aさん:「育休とるんだ。仕事休めて良いねー。」

確かに仕事は休めます。
が、育休は、「育児によって仕事を休む」ということであって休めるわけではないです。

あと、普通に仕事したいです。できるものなら仕事したい。でも育児しなくてはいけない。そんな状況なのです。


保育園に預けたからといって自由時間ができるわけじゃない。

Bさん:「保育園に預けているんだ!その間に好きなことできるじゃん!」

保育園に預けているからといって、自由時間が増えているわけではないのです。

保育園に預けることによって、「子供を見ながら家事をする」が「家事に集中できる」に変わっているだけです。結局家事をやらなくてはいけない。

もちろん家事に集中できる分、いつもより家事のスピードが早くなり、作業量を増やすことができるのですが、それは「子供を見ながら家事をする」時にできなかった家事分をカバーしているだけなのです。


既読スルーはスルーしたくてしているんじゃない。

Cさん「育児で忙しいのはわかるけど、LINE返信する時間くらいあるよね?」

はい、あります。返信する時間はあります。

時間はあるのですが、心の余裕がないのです。返信する心の余裕がない。

心に余裕ができたら返信するのでお待ちください。


「今日くらいいいじゃない」が通用しない。

Dさん「いつも頑張っているんだから、今日くらい飲みに行こうよ!」

その今日くらい飲みに行くために、育児を妻に任せて、妻の両親にもサポートしてもらって、夕食とかもあらかじめ用意して、夜の寝かしつけもお願いして、帰りはなるべく遅くならないようにして、寝てるの起こさないように静かに帰って、、、とか色々考えてると、行けないな、となってしまうのです。

家族にサポートしてもらうことで1日くらい空けることはもちろん出来るのですが、そういうのは外せない仕事の日とか、なるべく大事な時にとっておきたいのです。

誘ってもらうのを断ってばかりで申し訳ないですが、そういうことなのです。


気づいていないんじゃない、やってないだけ

Eさん「〇〇(娘の名前)ちゃん口にご飯粒ついてるよ、とってあげな!」

食事中とかよく言われるんですけど、はい、ついているのわかっているんですよ。でもどうせ、何度とってもつけるからつけたままにしているんですよ。

こういう時は、口を出すより手を出す(今回だとご飯粒拭いてくれたり)した方がありがたいです。


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ということで以上です。

育児に関してはみなさん優しく接してくれてありがたい限りなのですが、たまに話が噛み合っていないな、というところがありこんなnote書きました。

育児している人していない人、全てを分かり合う必要はないと思いますが、少しの気遣いや、ちょっとの思いやりは大事だな、と思います。


読んでいただきありがとうございます。