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ヌーラボのライティングチームはどんな目標をつくり、どう運用しているのか #ヌーラボ真夏のブログリレー2024

こんにちは、株式会社ヌーラボのサービス開発部に所属している賀川(かがわ)です。サービス開発部のライティングチームで働いています。

賀川昂史(株式会社ヌーラボ サービス開発部)
賀川昂史(株式会社ヌーラボ サービス開発部)

このnoteは #ヌーラボ真夏のブログリレー2024 Businessの9日目の記事として更新しています。
今日はみんな大好き(?)目標づくりについて、ヌーラボのライティングチームの場合どうしているのかを書きます。


目標づくり、してますか?

みなさんは目標づくりはしてますか?また、目標づくりは好きですか?
目標をつくるのは大変で面倒だと感じる方も多いでしょうし、好きか嫌いかと聞かれれば、好きと答える人は少ないかもしれません。
もちろん私もそうでしたが、ここ最近は考えが変わりました。おそらくですが、目標を指針として進んでいくチームが良い成果をあげていること、目標のおかげでメンバーが成長できていること、そんなチームや人を見てきたからだと思います。
チームが進むべき道筋を示すために、目標を決めることは非常に重要です。目標を目指して進んでいくことで、チームとして成長する機会が生まれます。
今回は我々のチームが「どうやって目標を立てたのか」「どう運用しているのか」「その結果得たものは何か」についてまとめてみます。目標づくりに悩んでいる方の参考になると嬉しいです。

どうやって目標を立てたのか

では、私たちのチームはどのような目標を立てているのか。実際に目標を作った際のプロセスを説明します。
個人の目標を達成することで、最終的に会社の成長につながるべきだと思っています。そのため、目標は「会社の目標 > チームの目標 > 個人の目標」とブレイクダウンする形で作っていきました。

  1. まずは会社の目標を知り、目指すべき方向を理解する。

  2. 次に、会社の目標を達成するために、チームで何ができるかを考えてチームの目標を立てる。

  3. 最後に、チームの目標を達成するために、各メンバーは個人で何ができるかを考えて目標を立てる。

会社の目標を知る

ということで、最初にチーム全員で会社の目標を確認するところから始めました。
幸運なことに、ヌーラボでは今季の重点領域について、代表から全社ミーティングやテキストで何度も何度も説明を受ける機会がたくさんありました。
そのため、「会社の目標は?」のような話にはならず、「この会社の重点領域をどうチーム目標に繋げていく?」という話からスタートできました。

チームの目標をつくる

次に、チームとしての目標づくりに着手しました。
会社の目標を正確に認識し、その上で私たちのチームはどのように貢献できるか、そしてどのようなアクションを取るべきかをブレストしました。
ブレストの際には、Cacooを活用して付箋を貼りながらアイデアを整理しました。

Cacooでブレストしている図。
Cacooでブレストしている図。多少ぼかしていてすみません。

最初にアイデアを広げて発散させ、その後、カテゴリーごとに集約しました。集約されたカテゴリーを基にして、最終的に以下の3つの目標を立てることができました。

  • コンテンツ作成をリードし、責任を持つ

  • コンテンツにより、ユーザーが自律的に利用できるよう促す

  • 「効率的かつ一貫性を保ったコンテンツ運用」をサポートする

各目標の詳しい内容は、以前書いたnoteのヌーラボのライティングチームがやっていること > ライティングチームが解決すべき課題とは?を参照してください。

https://note.com/koushikagawa/n/n6fd1d6b56e0e#895ae513-8d20-4385-bcbc-549c9cb9c1c3

個人の目標をつくる

最後に、個人の目標への落とし込みを行いました。個人目標は、チーム目標を達成するために個人ができるアクションプランの形で設定しました。
また、アクションプランを5つの段階に分けて、実際に目標が達成できているかどうかを測れるようにしています。
5つ実行できたら100%の達成率、3つ達成できたら60%の達成率のような形です。

Cacooでアクションプランを立てている図
Cacooでアクションプランを立てている図。多少ぼかしていてすみません。

どうやって運用しているのか

目標は作ることが目的ではなく、追いかけていくことと達成することが大事になると考えています。
そのために毎日の朝会と、毎月のふりかえりで目標を管理しています。

毎日の朝会で課題の設定

ライティングチームは、様々なチームから様々な課題が依頼されます。朝会では、これらの依頼された課題がどの目標に当てはまるのかを確認しながら設定します。
すべての課題はBacklogで管理しています。朝会ではBacklogのボード機能を活用し、課題の進捗状況や優先順位をチーム全員で見ながら進めています。

毎月のふりかえりで「できてる/できてない」の確認

設定した目標は定期的に確認し、達成状況をしっかりと把握することが非常に重要です。そのため、ライティングチームは目標のふりかえりをする時間を毎月とっています。
ふりかえりの際には、まず現時点で個人目標が達成できそうか・できなそうかを確認します。
達成できそうな場合は、さらに良い結果を目指すにはどのようなアプローチが必要かを検討します。
一方で、達成できそうにない目標についても確認し、その目標がそもそも達成可能なレベルであったか、あるいは目標の方向性に誤りがなかったかを確認します。もちろんその結果、目標の変更も検討します。
ふりかえりで重要なのは、単に「できてる/できない」ではなく、「なぜできたのか/なぜできなかったのか」を深掘りすることです。そのため、原因を詳細に分析し、改善策を講じることに重点を置いています。

目標づくりで得たもの

目標づくりをして良かったことの一つに「ふりかえりのおかげで、定期的に立ち止まって進むべき報告を再確認できるようになった」ということがあります。

ふりかえりを行うことで、現実的に目標達成に向けたアクションが取れるようになります。目標に対する進捗を確認し、調整することでより効果的に目標に近づくことができます。
また、ふりかえりにより自分の行ったことを見返すことができ、達成感や自己成長を実感できます。これにより、モチベーションを高め、さらなる挑戦への意欲を持つことができます。

私たちは日々の業務に追われて忙しい日々を送っています。立ち止まる暇もないくらい走り続けていくのはツラいし。そんな中で「なんのために?」「重要なことは?」などふりかえる時間が取れることは、とても貴重であり大事なのだと感じています。

とはいえまだまだ勉強中であり、改善したい点もいくつかあります。良い知見をお持ちの方、ぜひご連絡ください。お話ししましょう!

ヌーラボで一緒に働きませんか?

ここまで読んでヌーラボに興味を持った方、ぜひ一緒に働きませんか?
開発チームをはじめ多くのポジションで絶賛募集中です。現在ライティングチームの募集はしていないのですが、どのポジションでもライティングチームと協業できるシーンは多いので、ぜひ一緒により良いプロダクトづくりをしましょう!
ひとまず話を聞いてみたい、という方にはカジュアル面談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。


読んでいただきありがとうございます。