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思ったことを行動に移さないと何を失うのか?


人はなぜ、思っていることをすぐに行動に移すのが苦手なのでしょうか?
なぜか、私たちは、本当はやりたいことがあるのに行動できなかったり、今すぐやったほうがいいと分かっているのに動けないと感じることが多くあります。


そもそも、多くの人は、行動に移すのが苦手です。いくつかの研究結果によると、継続的に行動する人は約5%しかいないことがわかっています。
このような現状の中で、一歩踏み出すことができたらどうでしょうか?


しかし、実際にどうしたら行動することができるようになるのでしょうか?
ここでは、3つのアプローチをご紹介していきます。

①やってみたいことで、小さな失敗を取りに行く

本当はやってみたいこと、少しやってみたいなと思うこと、その気持ちをごまかしていないでしょうか?

「本当は、あの勉強会に参加してみたいんだよな。でも・・」、「本当は、あの本を買ってみたいんだよな。でも・・・」「本当は、ギターを習い始めてみたいだけど、なんか怖いな・・・」など、思っている気持ちに蓋をし続けてきている人は意外と多いものです。

しかし、それをやらない原因の一つは、”続かないのではないか?””失敗するのではないか?””面白くないのではないか?””周りから何か言われるのではないか?”という不安な思いが邪魔するのです。

はじめの一歩を踏み出すことは、予想以上に勇気がいるものです。ですから、むしろ、失敗を恐れるのではなく、失敗という体験や情報をお金を出して買いに行くという心構えが大切です。その体験談をブログやFacebookに書いてアクセス数を伸ばすぞみたいな感じです。

結果的に、実際に足を運んでみて上手く続く場合もありますし、予想と反して興味がわかなかったということもあるでしょう。でも、貴重な情報はどっちの結果になっても取れるので、ブログのアクセス数は伸びるでしょう。

まだ、このような行動が、少しハードルが高いなと思った人は、小さな変化を毎日実践することから始めてみましょう。毎日、違った飲み物を買う、コンビニ行ったらいつも買わない新しいお菓子を買ってみる、ファミレスやレストランに行ったら、定番のメニューではなく、いつもの自分では頼まなそうなメニューを注文するなど小さな新しい行動を続けてみてください。この行動には、小さな失敗をお金を出して買い、情報にして発信してやるぞというちょっとした遊び心が必要なのです

人間には、恒常性(ホメオスタシス)という機能があります。現状を維持しようというメカニズムのことです。これにより、小さな行動変化を続けていくことで、小さな変化を起こし続けたいという行動を維持しようとしてくれます。


②期間限定で、かつ、うまくいっても辞められる環境を作る

新しいことを始める前に、始めた後のことを想像して、例えば、「新しい習い事を始めてみて、いろんな知り合いができて、毎日メールがひっきりなしに来るようになったらどうしよう」とか、「楽しいけど自分の時間がなくなったらどうしよう」とか、上手くいったら、いったらで困るなーと感じて、行動を躊躇してしまうタイプの人もいます。成功することや上手く行くことに不安を感じてしまうタイプの人ですね。

心理学者のマティナ・ホーナーが提唱した考えに「成功不安」という考え方があります。

これは、「自分が上手くいくことで、かえって嫌なことが起こるのでは?」と不安や恐れを感じ、前向きな行動をやめてしまうというものです。

つまりやりたいことでも、あたらしいことを始めると、たとえ嬉しいことでも変化が起きること自体を実は嫌がっている人がいるわけです。

ですから、期限つきでやってみたいことを公言しておけば、少し楽に行動できます。「2ヶ月間限定でやってみる、それ以上は私はやらない」と宣言してしまうのです。すると、なぜか、”2ヶ月間しかできないのか”、とか、”それ以上やりたくなったらどうしよう”と考えてしまうのが不思議です。やりたくなればやればいいのです。


③「〜がなくても大丈夫」という発想から始めてみる

「自分には、脳力がない」「続ける根気がない」「お金がない」「仲間がいない」「時間がない」など、「〜がない」を理由に、行動を起こさない人が多いです。

「〜がない」という考えを正面から捉えると、ネガティブ沼に足を持っていかれます。

習いごとを始めようと思っているのに、「時間がない」ことばかりを考えているといつまで経っても始められないのです。

そこで、「〜がなくても大丈夫だったら?」と考えてみるようにしましょう。

「時間がなくても大丈夫だとしたら、それってどんなことなんだろう?」
「どうしたら、時間がなくても大丈夫ってことになるんだろう?」
考えてみる。

時間がなくても、その好きな習いごとで心身ともにリフレッシュできたら、仕事が効率的に捗るかもしれません。その習いごとで仕事につながる人とであえて、ひょっとしたら仕事につながるかもしれません。


「ダニング=クルーガー効果」という考え方があります。心理学者のデビッド・ダニングと、ジャスティン・クルーガーが、共同で発表した心理学理論です。

これは、能力が低い人は自分を過大評価して、能力が高い人は自分を過小評価する傾向にあるという理論です。つまり、あなたが「~ない」と自分を過小評価しているなら、じつは高い能力を隠しながら生きているということです。ですから、「〜がなくても大丈夫」と発想が有効なのです。


④実は気がついている無駄な時間を手放す


なんとなくSNSを見ている時間を手放す、なんとなく、ボーとしている時間を手放すなど、できているでしょうか?

S N Sに一日ついやしている時間は、小さな時間を積みあげていくと意外と1時間とかになったりするものです。それを手放すのです。スマホをカバンに入れて見ないようにし、その時間、読みたかった本を読む時間に充てるのです。努力しても報われないむくわれない時間を少なくし、報われる時間を増やしていきます。

行動するためには、何かを手放す必要があります。手に持っているものが多いと身動きが取れないからです。ある程度身軽になることで、行動力が上がっていきます。報われないことに割いている時間を探し出し、それを手放し、報われる行動をどんどんしていきましょう。

最後にご紹介します。
「たとえ毎日1%の改善でも、1年続ければ37倍になる」という言葉があります。1.01の365乗は37.78になるわけです。毎日1%の改善、つまり、「1%の行動」を地道に続けていけばいいのです。

思ったことを行動に移さないと自信を失うのです。たった、1%の行動が、たった1年で37倍になるわけですから、1%の行動を継続していけるようにお互い頑張っていきましょう。

本日もお読みいただきありがとうございます。

講師ビジョン 島村

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島村公俊 講師ビジョン(株)代表取締役/早稲田大学非常勤講師/行動変容を促す研修デザイン論・自分を動かす質問の研究/新刊『10秒で新人を伸ばす質問術』/著書『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』https://koushi-vision.co.jp/
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