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1人ひとりに居場所を与えると、情報の流れはどう変わる?


どんな相手にも区別なく「一緒にやろうよ!」とフラットに関われ、誘えるリーダーは素敵です。

チームのリーダーには、人間関係の構築力が必要不可欠です。そのための重要なアプローチとして、チームの一人ひとりに役割と居場所を与えるというのがあります。

まず、リーダーであるあなたは、チーム内で、なんとなく寂しそうに一人でいるメンバーがいた場合、それを気に留められるでしょうか?そして、気に留めるだけでなく、フラットに声をかけたり、”一緒にやろうよ”と参加を促すことができるでしょうか? これは誰しもができるものはないのです。

人の感情の機微を察知するのが苦手な人もいますし、気持ちに寄り添うのが苦手な人もいます。ですから、これが今できるならばそれはあなたの強みなのです。

いずれにしても、その感情の機微を察知できるようにしていくには、メンバーの表情を観察するのが効果的です。感情の機微は、表情に出るからです。

では、リモートワークの環境だったとして、同じように、メンバー一人ひとりの感情の機微を察知したり、居場所を与えることなどできているでしょうか?

リモートワーク環境ですと、画面上から感じるようにしなくてはいけません。しかし、現実的にそれが隣にいないとわからないような難しい状況もあり得ます。そんな時は、チャットやメールでも「何か相談事ない?」「最近、調子どうかな?」など連絡をなるべくこまめに連絡してみてください。

そうすることで、メンバーも自分もチームの一員であり、気にかけてもらえているとか、仲間であるなと感じてもらいやすくなります。

メンバーと関わる上で、当然のことなのですが、好き嫌い、仕事ができるできない、等級の高い低いなどで人を区別せずに、一人一人を認めようと努力することがとても大切です。しかしながら、自身で思い込んだ相手への評価なしで、その人そのものをしっかりと見ようというのは想像以上に難しいものです。ですが、それを意識することはとても重要なことなのです。

私たちリーダーが、その気持ちであらゆるメンバーと接することで、メンバーはリーダーであるあなたに対して、相談しやすい安心感を持つようになり、だんだんとリーダーであるあなたに情報を伝えようと思ってくれるようになってきます。

ただ、注意しないといけないことは、メンバーの中には、1人でいたがる傾向の人もいるということを知っておくことです。そのような人には一言声をかけておき、「いつでも声をかけてね」、とか「困ったらいつでも来なよ」と言っておくことが大切です。

無理にランチや飲み会に誘うよりも、声を掛けておいて一歩引いた対応をした方が、あなたを必要としやすくなる人もいるのです。

このような人も大切にしつつ、みんなチームなんだよということを自然とチームメンバーに示せる人がチームのリーダーなのです。

リーダーであるあなたは、人を区別せず、チーム内のメンバーの一人一人を受け入れるスタンスがチーム運営の全ての土台となります。利害関係や色々なわだかまりを超えて、リーダーからメンバーと繋がっていく気持ちが何より重要です。

そんな懐の深いリーダーとしての存在が、チームメンバー間の活発な情報交換を促進し、お互いが切磋琢磨しあい、高いパフォーマンスを出すチームを作り出していくのです。

講師ビジョン
島村

<ご案内>
メンバーの気持ちを読み取るには、表情を観察すると説明しましたが、それには具体的な観察視点があります。そんな視点ついても記載していますので、よろしければ、弊社の書籍をお読みいただけたら嬉しいです。




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島村公俊 講師ビジョン(株)代表取締役/早稲田大学非常勤講師/行動変容を促す研修デザイン論・自分を動かす質問の研究/新刊『10秒で新人を伸ばす質問術』/著書『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』https://koushi-vision.co.jp/
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