見出し画像

時を経て再会した本から学んだ教訓

Xである本のスクショが流れてきて、こんなニュアンスの言葉が書かれていました。

何もしたくない時は、自分を許して休め。そんな時は音楽も友達も役立たない。


ちょうどそんな気分だったので、ものすごく心に刺さりました。

その名言が載ってる本の出どころが知りたくなり、リプ欄を見てると「20代で得た知見」という本に書かれていることがわかりました。

ちなみに正確にはこのように書かれていました。

もうなんにもしたくない時は、なんにもしないことを己に許すのが大事です。

無理しないということです。休むということです。実はそんな時はもうお気に入りの音楽も役に立ちません。明るい友達も有害でさえある。

〜中略〜

大事なのは、ちゃんと底を打つこと。その底にまでちゃんと落ち切って、それから一ミリ、ふっと浮き上がることです。

引用元:20代で得た知見

なんとか無理して自分を奮い立たせようとしても、何ともならない時がたまにあります。

そんなもやもやした状態が見事に言語化されており、そういう時、どうすればいいかまで書かれた上記の言葉に心を動かされました。

この本が読みたくなり、Amazonでkindle版をポチろうとすると、2022年6月に購入していると表示されていました。

すばらしい本と運命の出会いを果たしたと思いきや、2年前にすでに出会ってたことに複雑な気分になりながら、本をめくってみました。

すると、ハイライト(kindle上で文字に線を引く機能)をめちゃくちゃ残していました。

いや、がっつり読んでるやん。
と頭の中の陣内智則にツッコミを受け、全然覚えていなかった自分の記憶力に絶望しました。

気を取り直し、ハイライトを中心に読み返してみました。名著でした。
(おそらく2年前にも同じ結論にたどり着いていたと思いますが。)


特に刺さった文章をもう一つ紹介します。

なにかを面白くないと思ったら、または、なにかの値段を高いと思ったら、それは「あなたが客ではない」ということです。

その「なにか」自体に非があることは余程の場合を除いて、ない。

引用元:20代で得た知見

昨今、テレビにネットにSNSにと、ありとあらゆる場にコンテンツがあふれかえる世の中になっています。

そんな中、話題になっているものを見ても、「何がおもろいん?」となることも多々あり、逆に「こんなおもろいのに何であんま人気ないんや」となることもあります。

その具体的な対象については、ここでは触れませんが、「自分が面白くないと感じたもの」は単に「自分が客ではない=ターゲットではない」ということなのでしょう。

もやもやした自分の気持ちが言語化され、すっきりしました。

余談ですが、忘れないうちに冒頭の名言もハイライトしておこうと、そのページを開いてみたところ、すでにハイライトされていました。

いや、もう2年前に出会ってたんかい
と頭の中の陣内智則に再びツッコミを受け、自分の記憶力のなさに2度目の絶望を感じることになりました。

これを教訓に本は繰り返し読んで、自分の知見になるようにしていきたいと思います。

気になった方はぜひ手に取って読んでみてください。

どうでもいい情報ですが、トップ画は20代の頃に見た沖縄の海です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?