危急存亡の秋!

日本は、まさに危急存亡の秋です。

あまり、危機感を抱いてない方のために、言い方を変えると、

日本人は、まさに危急存亡の秋です!

ということになります。

「危急存亡の秋」とは、諸葛亮孔明が北伐を開始するにあたり、君主劉禅に奏上した出師表(すいしのひょう)が出典であります。

諸葛亮が北伐(魏への遠征)に出発する前の健興5年(227年)、国に残す若い皇帝劉禅を心配して書いたとされています。

今、国は、危急存亡の秋(とき)です。座していては、国力は、広がるばかり、今、行動を起こさないと、二度と魏には、勝てなくなるといった観点から、国政の指針まで述べています。

内容はWikipediaから転載するが次のとおりです。

「現在天下が魏・呉・蜀に分れており、そのうち蜀は疲弊していることを指摘する。

そういった苦境にもかかわらず、蜀漢という国が持ちこたえているのは、人材の力であるということを述べ、皇帝の劉禅に、人材を大事にするように言う。

さらに、郭攸之・費褘・董允・向寵といった面々の名をあげ、彼らはよき人材であるから、大事にしなくてはならないと言い、あわせて後漢の衰退の原因は、立派な人材を用いず、くだらない人間を用いていたからだとも指摘する。

最後に、自分が単なる処士に過ぎなかったのに、先帝である劉備が3回も訪れて自分を登用してくれたことにとても感謝していると述べ、この先帝の恩に報いるために、自分は中原に進出し、逆賊たる魏王朝を破り、漢王朝を復興させようとしているという決意を述べ、全文を次のように結ぶ。

臣不勝受恩感激 今當遠離臨表涕泣不知所言大意
(わたしは恩をうけたことの感激にうちかつことができません。

いままさに遠く離れるにあたり涙をながし、ことばもありません。)」


建興6年(228年)、諸葛亮は劉禅に再び「出師表」を上奏したとされています。


後出師表の内容は次の通りで、Wikipediaから転載します。

「まず、自分が先帝である劉備から、逆賊である魏を討伐するようにと言われてきたことを確認し、魏の力があまりに強大で、自分の力はあまりにも弱く、このままの状態では蜀は魏に滅ぼされるであろうと述べる。

そして、坐して滅亡を待つよりは、先手を取って魏を討滅すべきであるとする。

しかし、良からぬ輩が、自分の北伐を批判していると述べる。

このような批判に対し、6つの疑問点をあげてその批判の不当さを指摘する。

今の蜀の状況は、同じく漢中に拠った漢の高帝・張良・陳平の才能に遠く及ばない者しかいないのに、坐して天下をとろうとするのはなぜか。

張良・陳平は、高帝に仕えた有名な謀臣である。

彼らは天下を取るために、中国中を駆けずり回った。

劉繇や王朗は、自分の州郡の中にとどまり、結局孫策に敗れてしまった。

動かない蜀の様子を劉繇や王朗と重ね合わせて批判する曹操は優れた軍略家であるが、それでも身を危ういところにおいて戦ってきた。

自分のような小人物はなおさら、危ういところに身を置かないでどうするのか。

曹操のような人物ですら、敗戦を繰り返しているのだから、自分のような小人物が戦いに負けたことをあれこれ言うのはどうか。

数年後には、あちこちから集めてきた優秀な武将や兵たちが死んでしまうのに、優秀な者達がいる今のうちに戦わないのはどうしてか。

今、蜀は益州しか領有しておらず、経済力がない。

このまま放っておけば、経済力のより大きい魏と対抗することはできないのではないか。

さらに、時代の流れは予見しがたいとし、弱小なる蜀も魏に勝てるかもしれないとし、死ぬまで努力すると述べる。」



今の日本に例えることができるでしょう。

座して待っていても今のままなら、死あるのみです。

中国からすると相対的に国力も衰退しています。

人材もいません。

いたとしても、起用していません。

そして、重要なことは、今の日本の状況の方が、蜀より危ういということです。

日本人の皆様、
どうか、
危機(中国の侵略と北朝鮮の暴発)がやってくることを、
受け止め、
気づいたときには、
取り返しのつかないことになってないように、早く、
国防の危機が来ることに目覚めてください。

カルタゴが危機に気づいたときは、30日前です。

蜀の出師表は、蜀滅亡(264年)の約30年前です。

日本は、危機に気づいたときは、滅びに至った当日になりかねない状況です。

核の開発は、日本においては、
意思決定から2年で完成すると言われています。

2年!

2年は、長すぎます。遅すぎます。

事前に開発してプルトニウムの注入だけということにはいかないでしょうか。

それと、2年前に気づくのでしょうか。

日本が第二のカルタゴ、第二のチベットにならないよう祈り、個人では、諸葛亮孔明のように死ぬまで努力するつもりです。

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