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【お茶栽培】高泊小学校の5年生の質問に答えました

ここ数年、高泊小学校の5・6年生に向けて、お茶栽培のポイントを伝える授業を担当させて頂いています。高泊小学校では、生徒や保護者の皆さんの協力で、長年お茶栽培を続けてきた歴史があります。

今日は、栽培をする中で解決できない問題がある!ということで、オンラインで質問を受け付けました。

生徒の皆さんからもらった質問は、以下の通り。
・枯れているお茶がある
・肥料を使ってみたい
・一部のお茶畑が木陰になっているが、どうすればよいか
・茶畑にハチが出る どうすればよいか

肥料と堆肥の違いや、ハチが出づらい剪定方法などについて回答しました。
枯れた木を撤去して植え替えたいという話も出たので、その際のワンポイントアドバイスもしました。

実際に何かを育て、経過観察し、不明点を言語化し、助言をもらって、またチャレンジしてみる。そして、その研究成果を次の学年の子たちに引き継いでいきます。とっても素敵なサイクルです!

文部科学省の方針で、コミュニティスクール(地域とともに子どもたちの学びを育む)ということが言われ始めて、8~9年経つようですが
山口県はいち早くこれらを取り入れて、定着させてきた経緯があるそうです。今回の高泊小学校での授業もコミュニティスクールの一環です。

多様な形の学校が世の中で形になりつつありますが、誰もがその道を選べるわけではありません。地方は特に、都市に比べて選択肢が少ないことを実感しています。

公教育そのものも変化していく必要がある中で、こうした取り組みに協力できることは嬉しいことと感じています。高泊小のお茶栽培、これからも応援します。
(スタッフ/高田夏実)

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