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青山ブックセンターさんにイモムシが大量発生します

工作舎刊行『わたしはイモムシ』おかげさまで好評発売中です。桃山鈴子さんも自ら書店回りをしてくれています!

生物学の授業の点描スケッチを原点にイモムシ画を描いてきた桃山さんですが、イラストレーターとしての基本技術は2018年から1年間イラストレーション青山塾で学びました。
イラストレーション青山塾は青山ブックセンターが運営する学びの場です。井筒啓之さんや木内達朗さんなど第一線で活躍している方々が講師を務めています。

そんなご縁から、青山ブックセンター本店のギャラリースペースで『わたしはイモムシ』原画展を開催させていただくことになりました。5月に行なったギャラリー・マルヒさんでの個展とは違う作品が並びます。今回は展示作品の販売はありませんが、ぜひ原画を間近でご覧ください。

『わたしはイモムシ』原画展
2021年6月23日(水)〜7月6日(火)
青山ブックセンター本店 ギャラリースペース
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロアB2F(表参道駅B2出口から徒歩7分ぐらい)
https://aoyamabc.jp/products/imomushsi-momoyama

青山ブックセンターでの原画展について

編:青山ブックセンターでの原画展はどんな感じになりそうですか?

桃:作品集『わたしはイモムシ』の中で重要な役割を担っている2〜3点と、5月のギャラリー・マルヒさんでの個展には展示していない作品を15点ほど展示するので、質、量的にもかなり見応えがあると思います。
また、絵と同時に作品集の中の文章も楽しんでいただける展示になります。

イモムシを飼育しながら描くって、どんな風に描いているのか、文章だけでは皆さんピンとこないと思います。そのあたりもわかりやすく伝える展示する予定です。また、ポストカードも全種類販売いたします。作品集の土台となったzineも、少量ですが特典ポストカード付きで販売します。

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↑イモムシを飼育しながら描いてることをわかりやすく(?)お伝えします!

編:イラストレーション青山塾での思い出をお願いします。

桃:講師の先生方がそれぞれ確立された高度な技術と世界観を持っていらっしゃって素晴らしいので、いろいろな選択肢を知ることができたことは財産になっています。
それまでは、ただ自分の嗜好性だけで絵を観たり、描いたりしてきたのですが、靑山塾で学んでからは、今まで好きだった絵をなぜ自分が好きだったのか分析し、それを自分の絵に少しずつ生かすことができるようになったと思います。
また、イラストレーションに関する情報をたくさん得ることができたので、コンテストに応募したり、さらに学びの場を広げることもできました。多くの出会いとチャンスをいただいた青山塾は私の人生の分岐点になっています。

いま、何を飼育してるんですか?

編:近況というか、現在飼育しているイモムシについて教えて下さい。

桃:まずミカドアゲハですね。蛹1匹、終齢幼虫1匹を見守り中です。
私はいま三重県に住んでいるので、伊勢に出かけたときに幼虫を見つけて飼育を始めました。本当は3匹いたのですが、1匹は寄生バチに寄生されていました。
食草のオガタマノキが近所にないので、足りなくなったら高速で伊勢まで遠征して補給してます! 
茶色から黄色、緑色と、成長に伴った色の変化が非常に美しいイモムシです。

↑ミカドアゲハが蛹化に選んだ場所は……なんと顕微鏡をのっとられてしまいました。

桃:それからアオスジアゲハ。蛹3匹、幼虫 3齢(予測)3匹。
ジャコウアゲハ。近所のウマノスズクサがもうすぐ草刈りされそうなので、救助した幼虫たち2匹。

アゲハの他には、エゾヨツメの幼虫4匹。
ヤマザキマリさんのマンガ(『涼子さんの言うことには』)にも登場するので、一度飼育してみたくて、蝶屋のUさんから譲って頂きました。飼育に手慣れているU さんでさえ、羽化させたことがない弱いイモムシとのこと。
毎日新しい桜の葉を与えて飼育してます。湿気の多い季節なので、珪藻土マットを飼育ケースの下に敷いてみています。
上から見ると形がお星様のようでステキなのでいろいろな角度から観察して展開図を描きたいのですが、弱いイモムシと聞いている手前、気の弱い私もせいぜい写真撮影しかできず。見るだけのアイドルのような存在です。

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↑飼育中のエゾヨツメの幼虫

それからオオミノガの幼虫もいます。
ベランダの小さな檸檬の木の若葉を食べまくっては葉っぱにぶら下がっているので、近所の夏みかんの木に戻そうか迷っていたところ、ある朝の食跡がハートの形だったのでそのままにすることにしました。

編:このなかで、次に絵にしようと思っているイモムシはいますか?

桃:ミカドアゲハ、アオスジアゲハの展開図を描こうと思っています。下描きはこんな感じ。

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↑ミカドアゲハの下描き。この輪郭。この眼状紋。点描が入る前からわくわくします(編)。

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↑アオスジアゲハの下描き。この輪郭も控えめな眼状紋もいい……(編)

青山ブックセンターの設営も完了しました!

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東京や近郊にお住いの方は、ブックショッピングがてら、ぜひ青山ブックセンター本店の原画展にお越しください。

『わたしはイモムシ』原画展
2021年6月23日(水)〜7月6日(火)
青山ブックセンター本店 ギャラリースペース
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロアB2F(表参道駅B2出口から徒歩7分ぐらい)
https://aoyamabc.jp/products/imomushsi-momoyama

イモムシ本制作記まとめ読みはこちらから↓

桃山鈴子さんのグッズが買えるsuzuri



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土星マークの出版社、工作舎です。創業は1971年、おかげさまで2021年に50周年を迎えます。サイエンス、アート、人文、文学などの書籍を刊行。丁寧な本づくりを心がけています。https://www.kousakusha.co.jp/