整理とマンガと買い物と読書/アリストテレス「弁論術」を読み始めた/「ラーメン赤猫」と「ダンダダン」のアニメ化発表

11月28日(火)晴れ

昨日は午前中に出かけて銀行間の資金の移動をし、松本に出かけてアリストテレス「弁論術」(岩波文庫)を買い、少し書店やブックオフなど見て昼食の買い物をしてお茶をして帰ったのだが、出かけた時間が少し遅かったせいで家に帰り着いたのが3時になっていて、それから昼ご飯を済ませた。岩波新書の整理と書庫の整理を少しして、職場に出て広告の原稿を決め、作業場に戻って「ブルーピリオド」を読んでいたら熟読してしまった。家に戻ってきていろいろやってから夕食をとって、早めに寝たのは確かなのだがなん時に寝たのだろう。

起きたら3時前で少し早いと思ったがなんとなく元気があったので起きて、体調のことなどいろいろ考えながらノートをつけたり、しばらく整理ができてないなと思っていた公共料金関係の通知や書類を整理していたら結局4時になってしまい、早起きの時間をうまく使えたのか無駄にしたのかよくわからない。

「弁論術」少し読んでいるが発見はある。ディベートなどでよくある主張について賛成か反対かをくじを引いて決め、正反対の主張を戦わせて優劣を決める、というようなことが行われていて、そういうのは何か意味があるんだろうかと思っていたのだが、この本によるとそれを行うのは「ことの真相を見落とさないため」だということで、これはなるほどと思った。こういうことも最初に反感を持ってしまうとその先を考えなくなってしまうが、実際の議論では争う両者がそれなりに理があることはよくあるわけで、それらを踏まえて結論を出すことは確かに大事ではあるなとは思った。イスラエルのいうことにもハマスのいうことにももちろんそれなりに理があるわけで、しかしやっていることはどちらもいいこととはいえないこともやっているというのは確かである。

そういう意味では弁論術というのは異なる主張を聞き、それを勘案して結論を出すための、つまり「聞くための技術」でもあるのだなと思った。

今回の週末は帰京しなかったのでなんというか知的生活の環境づくりみたいなことができれば良いと思ったのだが、後片付けと本棚の整理が中心になった。今はこういうものを書く作業も実家の居間が中心になっているが、何が一番良いのかはまた考えていきたいと思う。


昨日は「ラーメン赤猫」のアニメ化が発表されたが、今日は「ダンダダン」のアニメ化の発表があった。ジャンププラス、相変わらず好調が続いているが、特に「ラーメン赤猫」はインディーズから出発してのアニメ化なので、すごいなあと思う。他の作品も「次回重大発表!」みたいなのがあるし、来年あたりはまたそういうものが見られるかもしれない。「ダンダダン」は少しティザーPVを見たがなるほどこういう感じかと。ストーリー展開も面白いが作画がすごいし、文字による擬音は使わないという作品なので、音声的な部分はどういう表現になるのかとか、いろいろと興味は尽きない。


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