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クリスマスの夜に

Merry Christmas!!!
つばめです。

先日みょーさんの企画に参加しました!
僕なりにスケベな思いをぶつけたはずだったのですが、深夜テンションだったこともあって、よくわからない方向にぶっ飛びました。でもとりあえず、PT派とMT派をぶち〇せたのでよかったです。ちなみに僕はMT派です。同族殺しです

で、自分の作品を完成させて送るまではよかったのです。よかったのですが、他の方の記事を見て気づくわけです。なんか違うと。みんなノンフィクションじゃん、真面目じゃん、すごい(語彙力)。ていうか僕以外みんな女性じゃねーか。やっぱイケメンが企画してるだけあるわ。

悲しきかな、自分のちょっとスケベな経験というと、それこそ江ノ島で女子高生のパンモロを目撃できたってぐらいしか思いつきません。ただ他の参加者の、キュンとする(?)(???)記事を読んでいるうちにある出来事を思い出してしまいました。

スケベっていうよりかは、よくある童貞の思い出を


先輩

僕は大学で部活に入っていたのですが、一つ上にある先輩の女性がいました。めっちゃ美人でした。すごい美人でした。ただ美人ってだけじゃなくて、芯があるというか、going my way というか、でも誰かに迷惑をかけているというわけでもなく…。僕はその先輩とあまり親しくなれなかったからかもしれませんが、美人とか関係なく、「魅力的で」「強い人」だったなぁと僕からは、そう見えていました。

だから僕にとっては、好きな人を飛び越えた「高嶺の花」でした。その先輩の近くにいるとき、僕は大体テンパっていたと思います。魅力的に思っていない女性に対してもろくに話せない男なんで、そりゃそうなります。常にテンパってて関わりにくい後輩で本当に申し訳なかった…。


アイス

部活の合宿終わり、バスを待っていた時だったと思います。先輩がホテルの売店で買ったアイスを食べようとしていました。何味だったか、ただ奇抜な味だったと思います。だって、一口食べた先輩の顔が軽く歪んて

「私はこれで十分」

でしたから。
そのアイスそんなに美味しくなかったのかと。

「つばめも食べてみてよ」

え?


渡されたるはよく分からんアイスと木のスプーン。
スプーンはもちろん、さっき先輩が使っていたやつ。


…え?


部内の飲み会で、ちょっとお酒をもらうために同じグラスに口をつける、ぐらいだったらいくらでもやってきました。普通にみんなやるし、そもそもちょっと口をつける位置変えればいいんだし。

でもこのスプーンは違います。回したところで、先輩の口を付けたところを手で持つか口に入れるかの違いでしかありません。「実は僕自分用のスプーン持ってるんすよ!」っていう程、僕は潔癖症でもなければ準備がいいわけでもありません。アイスを食べるためにはその木のスプーンを使うしかありません。

「先輩が使ったスプーンを直後使う」ことを本当にしていいのか?くるくるしたほうがいいのか?なんか先輩から変な思いされてないだろうか。目の前の後輩たちは今の会話聞いてたかもしれないし、いやでもアイスちょっと食べてみたいし、このスプーン使ったら合法的に間接キスできるわけだし

時間にして大体5秒ほど、マジで固まりました。
元々自分の世界に入っちゃうことは多いのですが、人前で会話中にそれだけ固まったのはあれが最初で最後だったと思います。

「いや口づけだけで大げさなwww」と思うかもしれませんが、僕は童貞で彼女は高嶺の花なんです。外だけ見ればただの先輩後輩ですが、僕にとってはテレビの中の女優が目の前にいるようなものだったのです。


「つばめ食べないの?」

「アッ、ハイ」

食べました。よく分からない味がしました。

「タシカニビミョウナアジデスネコレ」

「やっぱりそうだよね」


そのあと、アイスの処理は後輩たちに丸投げしました。
もちろん皆、あの木のスプーンを使って食べていました。
先輩と僕が使った、あの木のスプーンで。

NTRもので抜けるようになったのはあの経験があったからかもしれない。



おわりに

先輩は今日、誰に抱かれて寝るのだろう?
今日誰かと寝ていないなら、先輩のような人が誰かと一緒にいないなら、僕みたいなやつは一生クリスマスに誰かと寝ることはないだろう。だから誰かに抱かれていてくれ。

と、とんでもなく歪んだ感情が出てくるあたり、そうとう拗らせてしまっているらしい。来年の今頃、僕がまともに女性と向き合える男になっているといいのだが。イチャイチャする彼女なんかいなくてもいいから。


あと、この記事を特定の知り合いに見られたら社会的に死ぬ

つばめ


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