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文字の上では果てしなく弱者でありたい

あなたが初めて読んだnoteの記事はどんな記事でしたか?


僕は別にどんな記事だったか覚えていません。聞いといてごめんなさい。
ただ自分が年相応に病んでいた時期だったと思います。

その頃はとりあえず真綿で首を絞められているような、
あのどうしようもない夜を超えるためにnoteに行きついていたので、
noteの記事に求めていたものとしては

①長時間読んでいられる
②自分のことを傷つけないですむ

この2つでした。

特に②、これが難しいのです。


深夜、ブルーライトに照らされながら
「おお、こいつめっちゃ病んでんじゃん…分かるなぁ…」
なんて読んでいると、少しずつ文章から透けて見えてくるのです。
「ただそれを彼女に相談してから~」
「大学の友達が一晩かけて慰めてくれて~」
「昔からはじめしゃちょー似のイケメンって言われてて~」

『〇すか…』
もうジェラシーがムカチャッカファイヤーで枕バンバン叩くわけです。

あなたが救われていることが許せないのです。
人生上手くやっていることが眩しすぎて見てられません。


でもちょっと待て。一度鏡を見てみてください。

確かに君は一度も付き合えてないし、なんか人生躓いているし、
携帯の写真を遡ってみれば身もだえするような後悔ばかりですが


なんやかんや今春から社会人になったし、企業もブラックじゃないっぽいし、人間関係も悪くないし、同期の女の子とも仲良くやれてるし。

社会人になっても大学の友達とか地元の友達とか存在してくれるし、
家族との関係も悪くないし、本音を話せる場も見つけられているし。

よく考えたら生まれてから経済的に困ったこともなく、飯も上手かったし。

部活の先輩とか例の中国人留学生はめっちゃ美人だったし、
最近は少しずつ女子とも関われるようになってきたし、
スキーレンタルのバイトでは大学の女の子に少しは好意を持たれていたと信じているし(諸説あり)

後から見返してイラついてきました。お前もまとめて〇してやろうか。


つまり何がいいたいかというと、深夜にnoteを見るような精神ボロボロなあなたに傷ついてほしくないのです。
noteはどうてもいいものであってほしい。他人の承認欲求にさらされて日常のストレスの一因になってほしくない。そんなの〇witterと同じじゃないか。


だからできるだけ自分語りは薄めて、
自分語りをする時はできるだけドス黒いものを。
小説とか詩とか書くんだったらそれが一番いいんだけどね。

いつまでも僕は本当にどうにもならなくて未熟で脳内ぐちゃぐちゃで、そうあっていてほしい。


おわりに

つまり僕は童貞だ病んでるだ何だとほざいていますが、
本当はめっちゃモテてて、さらっと彼女もつくってて、ついでに不労所得で
ウハウハ言わせている可能性だってあるんだよね!



こんなに悲しいこともないよな


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