ゼロ家事ハウス⑦時間を浪費する物

ゼロ家事ハウス⑤盲点だった持ち物、で書いた『手放した物②家の外にあるもの』について書きたいと思います。

こちらも大物です。
一応手放すかどうかは検討中ですが、私は手放すことができました。
これを手放そうと思ったきっかけはゼロ家事と同じタイミングで、1か月ほどこれがない状態で生活をしたのですが、これがなくても1か月困らず、なおかつ自分の時間が格段に増えたのです。

それは、『車』です。ゼロ家事に取り組んでいる時に、ちょうどマンションの大規模修繕があり、1ヶ月間、マンションの駐車場から徒歩10分くらいの駐車場に車を移動させなくてはならなかったのですが、その時にさぞ困るかと思ったら全く困らなかったのです。
住んでいる地域によるとは思いますが、家族が普段でかけているところはすべて公共交通機関で行ける場所であったため、それぞれバスや電車、徒歩で移動し、移動時間も大きく変わりませんでした。むしろ歩いて行ける場所にまで車を出していたのは百害あって一利なしでした(言いすぎ?)。

それから、自分で気づいていなかったのですが、家族のための運転にかなりの自分の時間を使っていたのです。送迎するとなると近くても、準備も含めて往復20~30分。習い事の送迎となると、習い事の間の時間も含めて2~3時間。毎日毎週の積み重ねで自分の時間を浪費し、自分のことをする時間がとても細切れになっていたのです。休日のドライバー業務がなくなったおかげで休日、時間に追われることなくゆったり過ごせるようになりました。

私自身は、歩けるところはどこまでも歩いていくので、もともと公共交通機関で行けるところは自分で運転して行くことはなかったので、ほとんど自分の用事で車を使ってはいなかったのです。車がなくなって初めて気づきました。
当然ですが、送ってもらうだけの家族からは車を手放す案には猛反対を受けていますが(笑)、ない時はしぶしぶバスなどを利用していましたし、私以外にもう一人車を運転できる人がいるので、どうしてもドライバーが必要な時は、そちらと交渉してもらうことにしました。車はまだあるのですが、ドライバー業務を手放すことで格段に自分の時間が増えました。これは手放したというよりは、家事シェアできたということなのかもしれません。『送迎』という家事、見落としていました。

車を購入した当時の目的は、小さな子供の移動に便利だということ、災害時には発電できる、遠くに移動できるということでした。今でも災害時の保険としてはあった方がいいと思いますが、公共交通機関を使えるようになったので、残りの目的はほぼなくなっています。家族で遠出するときはキャンピングカーをレンタルしたりしていて、今の車で全てを網羅できているわけでもないのです。

高いお金を払って車を持つことで、私は自分の時間を失い、家族は運動の機会を失っていました。自分で書いておいて何ですが、こんな思考は、ゼロ家事ハウスに参加していなかったら絶対に出てこなかったと思います。

最後に手放した物は超大物です。続きます。

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