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ツムラさんの漢方133番「腹部がかたくつかえて、便秘するもの、あるいは肥満体質で便秘 するもの。常習便秘、急性便秘、高血圧、神経症、食当り」という適応症の大承気湯 だいじょうきとう に関してご紹介します。

この漢方薬は、承気湯類 じょうきとうるい
と呼ばれる下剤の漢方薬の
一番基本的な処方です

中味は
大黄 だいおう
この漢方薬は下剤の将軍です
強い漢方薬で強制的にお通じを外に出します

芒硝 ぼうしょう
これは現代でいうとマグネシウム製剤に近いです
固い便を柔らかくして外に出す下剤です

厚朴 こうぼく
枳実 きじつ
お腹のガスをしっかり流します
張る感じを取り除いてくれます

覚え方としては「大とつく漢方は比較的強め」
と覚えるとイメージしやすいと思います

大承気湯も大とつきますので、
強い下剤です。

お腹の張りが強く、便がなかなかでない時に
短期間使用する下剤です。

下剤の漢方薬は強い物から優しい物まで
沢山種類があります。

強い下剤の漢方を使い続けると体が消耗してしまうことも
多いので、専門家の判断を参考に
体の状態にあった漢方薬
を選ぶようにしましょう

いかがでしたでしょうか?
漢方薬を知るには名前だけではなく
中身を知ることが大切です。

私と一緒に少しずつ勉強していきましょう🙇

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