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ツムラさんの漢方121番「手足のほてり」という適応症の三物黄芩湯 さんもつおうごんとう に関してご紹介します。

この漢方薬はシンプルな構成で
3種類の生薬で構成されています

黄芩 おうごん
上焦の熱を発散
ジメジメジュクジュクの
湿熱を乾かす

苦参 くじん
炎症を抑えるのと
ジメジメが原因の湿熱を発散

生地黄 しょうじおう
体の深い部分の熱を覚ますのと
体の冷却水分である陰血を補う

全体で、ネバネバジュクジュクの湿熱を
取るのと、体の陰血の不足を補います

元々は産後の不養生が原因で血が不足している
方に、湿熱がある時に使う漢方薬ですが

産後に限らずとも 血虚の方が湿熱で
困っている時に使えます

症状としては
発熱、手足が熱い、四肢が重だるい
尿が濃く少ない、気持ちも落ち着かない
などの状態です。

長期間使う漢方薬ではないので、
専門家の指示の元適切に服用するように
してくださいね

いかがでしたか?
漢方薬を知るには名前だけではなく、中身を知ることが大切です。
私と一緒に一歩ずつ勉強していきましょう。

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