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対新型コロナウイルス用アタシルール

(前置きなげーよって方は先にルールへ)

以下スマホで記事書いたので読みづらい、リンクが反映されていないなどあります。

緊急事態宣言が出されましたね。
この宣言の内容や政府の動きについてはいろいろ思うところがありますが、長くなりそうなのでそれはまた別の機会にまとめて吐き出せれば。
とにかく、政府の動きには常に批判的でいたいものです(注意してほしいのは「批判」は"否定"よりも"吟味"の意味の方が強い)。

宣言の対象にはなっていないものの、僕の暮らす宮崎でも感染者が次々に確認されるようになりました。これから毎日感染者の一報が入るのではないでしょうか。その状態はおそらく1ヶ月は続く…そう考えています(もちろん、この予想が外れることを祈ります)。

ただ、冷静になってほしいのは感染者が確認されるのは何も悪いことではなく、これ自体は私たちが対策をとるために大切な情報となります。
課題は感染者が急速に増えることを阻止し、感染のスピードを緩やかに、あるいは0にする、流行の状態から遠ざかることです。

そのため"自粛"が叫ばれ、自治体や教育機関、企業や店舗は自らの方針とルールを定めるようになりました。
それを受けて、自分自身も一市民、一個人としてのコロナルールを明言してみたいと思いルールをつくってみました。なんか自分の好きなお店たちが苦渋の決断で営業形態変えてルールも定めてってのを見ていてフェアじゃないというか、コロナを早く治めるために自分がとれる対策はないかと思ったのがきっかけです。

あと、いま僕は実家で暮らしています。家族のなかで一番ちょこまかと動くのは僕なので家のなかへウイルスを持ち込む可能性が一番高い。両親の年齢を考えると僕が感染/発症するのはとてもリスキーなこと。自分と身近な人が感染する可能性から遠ざかるために。

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(アタシルール)

この1ヶ月は以下のルールに基づいて日々過ごします。

ルールは2つの項目に分けました。

それは「対策」と「倫理」。

対策は、新型コロナウイルスの感染リスクを物理的に下げるためのもの。
倫理は、この状況のなかをより善く生きるための内的規範や価値観、判断基準のこと。

■対策
1. 手洗いうがいを徹底
習慣化してるとはいえ、いわずもがな。コロナのほとんどは接触と飛沫による感染。これをやるだけで全然違うはず。

2. 外出した日は帰宅後スマホを消毒
外出中、そして家にいても触れること多し。アルコール消毒液をハンカチやティッシュにつけて軽くふきとる。

3. 毎日検温
熱があるときは大人しくします。
37.5℃以上にならなくても熱が4日以上続くようであれば帰国者・接触者相談センターに問い合わせます。

4. 外出は基本的に目的のある場合
手続き、生活用品の買い出し、アルバイトほか用があるとき以外はひきこもります。

5. 気分転換のドライブ、散歩は可
外出頻度は抑えますが、実はリアルなひきこもりをしていたときのトラウマがあるので1日ずっと家にいることに耐えられません。精神衛生上良くないのでドライブや人との距離を保った散歩はしようと思います。

6. 密集・密閉・密接地帯へ行く場合はマスク着用
厚生労働省の問答集(問20)によると、人が密集したり換気が不十分な場所ではマスクは予防になるが、屋外では相当混み合っていない限りマスク着用による予防効果は余り認められないとあります。
我が家のマスク在庫状況(布、紙ともに含む)もふまえ無駄に消費しないよう、外出=マスクというよりは、時間・場所を選び、人との距離も考慮した対策をとります。
まあ、手続きや乾燥しそうな場所は基本的にマスク着用します。

7. ランニングは継続します。ただし…
体力維持・免疫力向上・精神衛生を保つためライフワークのランニングは行います。ただし、時間帯や場所を考慮。人混みを避けます。また、疲労が溜まることを防ぐためにガチ度を下げます。

物理的な対策は以上ですが、僕は対策をとることよりも以下の倫理的な部分の方が大事ではないかと思っています。

■倫理
1. 良識をもつ
大前提ですね。自分で判断がくだせるように、行いに責任がもてるように、人を傷つけないように、自分が"人"でいられるように。

2. 他者を信頼する
ウイルスが蔓延し感染者が増えることもそうですが、不安と疑心暗鬼が人々のあいだで蔓延し感染し発症していくことも怖いです。こんなときだからこそ、他者を信頼していたいです。

3. 排除をうまない連帯の視点を
魔女狩りや犯人探しに時間を割くよりも、この混迷な世の中を生き抜く術に時間を割きたいです。共通のエネミーはウイルス、そして空気。こいつらと闘うために連帯しよう。

4. フェイクニュースにまどわされない
トイレットペーパーとかお湯飲むと感染しないとかさあ、不安だから何かにすがりたい気持ちはわかるけどその情報に出会ったとき、1分でも冷静になろう。ちゃんと記事を読もう。条件反射で拡散するのはやめよう。

5. 国の公開する情報をあたる
僕は情報の一次ソース先として、国が公開しているものをベースにしています。先のフェイクニュースにまどわされないことや、情報過多になり判断できなくなることを防ぐためです。
新型コロナウイルスの現状や対策は厚生労働省を中心に情報が集積され(お役所らしく文字文字しいのですが)、最近は地方自治体でも図解でまとめられた見やすいものが公開されるようになりました。
国の情報をいったん摂取したうえで、民間や個々人、有識者の発信する情報をみるとそれぞれの視点や信頼度を比較することができていいですよ。

※以上のルールは、状況をみて変更することがあります。そのときは脳内国会で審議にかけます。ただし、国よりはスピード感あります。
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ゾンビ映画やパニック映画のように緊張感が高まり、不安や疑心暗鬼が蔓延っているなと感じる日々。そんなときこそ声の大きい人間の言うことや誤った情報に惑わされ、振り回されるハメに。それに疲れて体調崩しそうですが、少なくとも人として正しくありたいじゃないですか。自分で判断して、それに基づいて行動して、誤ったらすいませんって謝って見直してって。そして困ってる人を手伝ってって。少しでも人々が信頼し合って善き連帯を生む共同体(社会)が機能したらいいのになって思うんです。

対策はこうじますが、自分は感染しているかもしれないスタンスでこの1ヶ月ほど乗り切れればいいなと思っております。

5月は外で誰かと笑っていてーなあ。

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