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【ホテルで勉強】を成功させるポイントとスケジュール ワーケーションにも使える

私は出張が多く旅行も好きなプロ資格マニアです。ホテルで資格試験のための勉強や通信講座の視聴、場合によっては仕事に集中して取り組み、納得・満足できる成果を上げるためのポイントを紹介します。


押さえておくポイント5つ

宿泊前から心掛けることを5つ紹介します。

食事つきのプランを選ぶ

勉強や仕事に時間を使えるよう、できれば朝夕2食つきのプランを選びましょう。中には3食つきというプランを発売している施設もあります。

勉強や仕事の目標を定める

ホテル滞在中にどのくらいの成果を上げたいのかをはっきり決めておきます。ただし、旅先では計画が狂うことも多いため、結果的に成果が上がらなかったとしても、自分を責め過ぎる必要はありません。
とはいえ、ただでさえ思いがけないことが起こりがちな旅先で、何の計画も持たずに行動すると、結局何をしていたのか分からないまま終わる可能性があります。そのため、目標は定めておきましょう。

また、急な仕事の相談が入った場合、どこまで対応するのかも事前に決めておきます。

共用スペースをできるだけ活用する

客室内で勉強したり、考え事をしたりする時間も貴重ですが、1人で過ごしていると気が緩みがちです。
コワーキングスペースや宿泊者専用のラウンジなどが利用できるなら、できる限り活用しましょう。また、客室内でも、人に見られても恥ずかしくないような服装や髪形をして、緊張感を保ちましょう。

意識して体を動かす

館内の冷暖房の効き方や、慣れない椅子と机の使用により、体が凝ることがあります。宿泊者用のフィットネススペースを利用したり、近隣を散歩したりして、体を動かす時間を持ちましょう。

入浴・食事の時間を普段と大幅に変えない

入浴や食事により体温が急上昇・急降下すると、勉強や仕事に集中できなくなることがあります。入浴や食事は旅の楽しみなので、どうしてもそれをメインにしたいという人以外は、入浴や食事のタイミングを日常生活と大幅に変えないほうがいいでしょう。

ホテルで勉強する日のチェックインからチェックアウトまでの過ごし方

続いて、チェックインからチェックアウトまでの私の過ごし方を紹介します。

チェックイン

できるだけ早くチェックインします。おおむね15時からチェックインが可能というホテルが多めです。ただ、ホテル会員になると、無料アーリーチェックインが可能になる特典を設けているホテルもあるため、私はあちこちのホテルの会員になっています。

チェックイン後にまずやること

室内の設備を見て回り、何ができるかを確認します。またフロントで借りられる備品について確かめておくと便利です。
自販機とコインランドリーの場所も確認します。
しわになっては困る服をハンガーにかけて、荷物を整理します。

2時間程度は勉強

客室や共用スペースで勉強します。無料でお茶やコーヒーがもらえる場合は活用します。
夕食前に勉強の成果を確認し、事前に定めていた目標を達成できそうか、それとも難しそうかを考えて、必要があれば目標を設定し直します。

体を動かす時間

フィットネス施設での運動や、ホテル近隣の散歩、夕景・夜景の撮影など体を動かす時間を持ちます。
夕食まで時間があれば、再び勉強します。

夕食

私は18時から19時ごろに夕食をとります。
夕食のメニューは「自分が楽しめるもの」「旅先だからいただける珍しいもの」などを優先し、体にいいかどうかは、正直言ってあまり重要視ししません。
食欲がないときは無理に食べず、簡単に済ませることもあります。

入浴まで勉強

共用スペースや客室で勉強を続けます。
テレビニュースで現地の情報を確認して、天候はどうなりそうか、交通機関が止まりそうな要素はないかも確認しておきます。

入浴は脚の疲れを癒す時間

大浴場が利用できるなら、ほとんどの場合は利用します。マッサージチェアがある施設では、それもよく利用します。
私は、足の疲れや冷えをそのままにしておくと、夜中に足がつったり、こむら返りを起こしたり、脚全体のむくみでひざが曲げにくくなったりと不快な症状が出るので、お湯で温めたうえにマッサージをして、脚をいたわります。

就寝まで勉強

入浴後も勉強を続ける場合は、タブレットやテレビの音量に注意します。

朝食は早めに

私はホテルの朝食が大好きで、友人からホテル朝食の専門家という肩書をつけてもらったこともあります。そんな私が心掛けていることは「朝食会場には早めに行くこと」「血糖値が急激に上がり過ぎないよう気をつけること」です。

特にビュッフェ形式の朝食をいただく場合、早めに会場に行くほうが、食べ物がきれいに並んでいるので、気分が上がります。
ただし、無理をしてたくさん食べることはしません。さまざまな料理を味わえるよう、少しずつお皿にとります。

美味しそうなパンやフレッシュジュースなど、甘くておいしいものもあるのですが、初めから血糖値が上がる食べ物をとると、食後に眠くなります。そのため、野菜や肉などをまず食べてから、無理のない範囲で甘い料理をいただきます。

シャワーは軽めに

朝も入浴したい場合は、湯船にしっかりつかるよりも、軽いシャワー程度にして疲れないようにします。

チェックアウト前後

ホテルで定められているチェックアウト時間ぎりぎりまで過ごすこともあります。あえて早めにチェックアウトして、近隣のカフェで気分を変えることもあります。どちらにするかは、その日の気分で選びます。

おわりに

ホテルで勉強や仕事をする機会が多いフリーランスとして、さまざまな失敗も経験しながら確立してきたホテルでの過ごし方を紹介しました。勉強や仕事と楽しみの割合はその時々で変わりますが、過ごし方の基本はビジネスホテルでもお値段が高めのホテルでも、旅館でもあまり変わりません。
皆様が、ホテルや旅館など旅先の空間で過ごす時間を、納得・満足のいくものとするための参考となりましたら幸いです。

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