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2020年4月分の印税が振り込まれた 【プロ資格マニアの軌跡】

4月は、コロナの影響で本を読んでいるどころじゃなかった人も多かったのか、売上自体が少なかった。そのような中でも本を読んでくれた人がいることに、感謝しよう。ありがとうございます。

私が本を書き始めたのは「自分の経験をまとめたものを作り、自己紹介の代わりにしたい」と考えたからだ。ヒット本を作りたいというより、本を書き上げたという実績を作りたい思いのほうが強い。

そういえば、ナポレオン・ヒル氏の本「思考は現実化する」の中で、「息子を就職希望先に売り込むために、50ページ以上にわたる『カタログ』を作り上げた母親」が登場する。私が作っている本は、この「カタログ」に近いかもしれない。「自己紹介の代わりにしたい」という出版の動機や、私自身が積み上げてきた実績やノウハウを一覧できるようにしているところが、共通していると思う。

とはいえ、私の本は自己紹介だけが目的ではなく「読み物として楽しんでもらえる本」でもあって欲しいと思っている。また、想定する読者層や売上予想と実際のところを比較するための検証と反省も行っている。

売れなかった本は、中身が悪いのではなく、タイトルのつけ方や宣伝の仕方が悪かったり、表紙のセンスがなかったりするだけかもしれない。また、電子書籍は売れるが紙製の本が売れないものや、その逆もある。このような結果を踏まえて「次にどんな本を、どんな売り方で世に出していくか」を考えることが大切だ。

執筆と販売、検証などを行った結果、言えることは「継続的に、一定以上の売上を上げることができるようになるまで、ある程度の時間と努力は必要」ということ。ただし「まじめに取り組むことができれば、一定の利益を上げていける分野である」ということ。

「執筆すること」「出版すること」は、個人の力でも簡単にできる。もしも売上を意識するなら、そのコツがつかめるまではプロの指導を仰ぐのもよいかもしれない。私も今は、電子書籍の出版コンサルやスポットコンサルを行っているが、コンサルが必要なのは、初めの2,3冊くらいじゃないかなぁと思う。コツがつかめたら「1人で考えていると、どうしても不安になる」というときだけ、ごくピンポイントでコンサルタントに相談するだけで十分になるだろう。

さて、今も新しい本を準備していて、内容はだいたいできた。ただ、もうちょっと読みやすい話の順序というのが考えられそうなので、調整している。また電子書籍では命ともいうべき表紙について、相変わらずセンスに自信がないながらも考えているところだ。

河野陽炎の本とコンサルティング

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