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同事とは「自他の区別をしない」ことの大切さを説く言葉であるようだ 【プロ資格マニアのつぶやき】

「修証義」という経典に「同事」という教えがあるそうだ。同事とは「自他の区別をしない」ことの大切さを説く言葉であるようだ。
※私は仏教徒ではないので、間違いもあるかもしれません。あらかじめお詫びします。

「他をして自に同ぜしめて後に、自をして他に同ぜしむる道理あるべし」と説かれる

これだけでは、なんのこっちゃ分からないのだが、次の言葉にはけっこう衝撃を受けた。

「海の水を辞せざるは同事なり、このゆえに、よく水あつまりて海となるなり」
「私は海だ、あんたは川の水だ」と区別するのではなく「あなたと私は同じだよ」と受け入れ、共に生きていくのが同事なのだと。

今、いろんなことで区別され、隔離されなければならない人がいる。問題の鎮静化のためには仕方ないかもしれない。

でも、私たちもいつ区別される側、隔離される側にならないとは限らない。
物理的に線を引かざるを得ないときでも、心の中に線を引くことがないようにしたい。

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