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文章を書く仕事以外で実績を上げると文章を書く仕事でも成功する 【プロ資格マニアのつぶやき】

「文章を書く仕事がしたい」「ライターになりたい」という人が増え、またライター養成講座も増えてきている。そのような時代だからこそ、文章を書く仕事で収入を「継続的に」得るには、「他の人ではなくこの人に頼みたい」と思われる何かを、持たなければいけない。

私自身もライターになりたい人のためのセミナーを開いてきた。そのなかで、
「文章そのものは、編集者とともに練り上げていくことができる。めちゃくちゃ文章力が優れているとは言えなくても、修正依頼に柔軟に対応できるなら、重宝がられて仕事を続けてもらえることは多い」
「いっぽうで、文章がすばらしくても、この人とは仕事がしにくい、相性が悪いと思われることで、仕事を続けられなくなる人が意外に多い」
と伝えると、受講生の方からは驚かれる。

仕事に対する熱意の示し方や社会人としてのマナーを守ることは、自分で気をつけて磨いていかなければいけない。この部分で何かを持っている人は、たとえ今は文章力が低くても、将来を期待されて仕事をもらえるということもある。

また、文章以外の世界で何か実績を上げることが、文章を書く仕事につながることも多々ある。スポーツや音楽の世界でコンクールに入賞した実績があるとか、学歴や資格がすごいとか、変わった経験をしているとか。そのような点でまず注目され、1本、2本と原稿依頼をこなしていくうちに、文章力を認められて仕事につながる、というパターンもある。

ただし、実績は時間の経過とともに色あせるものだ。実績を放置するのではなく、磨き続ける努力も必要。

たとえば、スポーツやダンスのコンクールで入賞したなら、「その入賞経験を、その後の人生にどう活かすか」を考え、実践していく。その道のりそのものがまた実績となる。

私は、資格マニアとしては保有資格数が爆発的に多いわけではない。ただ、「資格マニアである事実を仕事につなげ、収入を得る」という道のりを作っている。たとえば資格選びや勉強法について本を書いたり、資格マニアに限らず「そんなことがお金につながるの?」と言える何かをビジネスにつなげる方法を、相談者の方ともに考えたり。

こうして実績を作っていくことが、文章を書く仕事を呼び込んでくれる。

河野陽炎の本とコンサルティング

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