マガジンのカバー画像

旅するプロ資格マニア

552
プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ… もっと読む
運営しているクリエイター

#メンタルヘルス

夢は現実になり、生活になる。

2023年12月3日、人生で初めての「感謝状」をいただきました。 2015年の夏からディンギーヨットに乗り始めて8年が経過し、エンジンがついているボートの操船にも慣れ、2021年には海事代理士試験にも合格して、海と川がすっかり生活の一部になりました。 先輩方と交流が深まる中で、大阪北港ディンギークラブのSNS運用をお手伝いするようになり、仕事で身に着けた広報やマーケティングの能力を、ディンギークラブのために役立てることができました。また、ディンギークラブの広報・マーケター

人生の半分をホルモン剤と一緒に過ごした私が過去の自分にアドバイスできるなら「話せる友達を作って」と伝えたい

23歳から子宮内膜症の治療を始め、さまざまなホルモン剤とともに過ごして46歳になりました。かつてお医者さんと「最短でも45歳までは頑張ろう」と仮のゴールに設定した45歳をクリアすることができました。 子宮内膜症といえば痛みのイメージがありますが、治療を始めたばかりのころつらかったのは、大学の90分授業が長く、思うようにトイレに立てないことでした。また、中学や高校の時はそこまで、痛みや出血がつらくはなかったのですが、子宮内膜症はある程度、月経の回数を重ねてから症状が出てくるも

「あなたには現状や人生を変える力がある」と伝えることが私の仕事

11月末に、ふと思い立って過去の出来事をつづったnoteを、思いがけず多くの方にお読みいただき、今も「スキ」していただいています。 このnoteは結果的に、私自身の不安にも1つの答えを与えてくれました。 「私にしか教えられないことってなんだろう?」コンサルタントとして、あるいは友人として、さまざまな相談を受けるようになったこと、そして講師としての仕事が増えたことで 「私が人に教えられることってなんだろう?」 「私にしか教えられないことってなんだろう?」 と不安が生じました

田舎暮らしのライターがこれまでで一番人の役に立てたこと 田舎のライターだからできたこと

「知り合いの知り合いが、急な事情で引越しと職探しをしなければならず困っている」というご相談を受けたのは、もう何年も前のことです。 仲立ちをしてくれた人にお話を伺うと とのことでした。 「そのような状況では社会保障が得やすい仕事に就くことのほうが、いいのではないか」と私は思いました。ただ、それがうまくいかないから、私への相談に至っていることも理解できました。 私は をお約束いただいたうえで、お困りのご本人とのお話を始めました。 さて、ライターは執筆の能力以外に、何ら

「もうダメだ」と思ったときに

フリーランスとして、1人の人間として、「もうだめだ」と思った経験は私にもあります。実は今も、ケガが続いたり、仕事のことでもつまずきがあったりしています。 そういうとき、私が取り組んできたことをまとめます。 1 これまでの習慣とは違う行動をとる 大げさなことじゃなくてもかまわないので、これまでの習慣をことごとく変えてみます。朝にコーヒーを飲んでいたなら緑茶にする。自炊を続けていたならあえて外食をとる。愚痴を聞いてくれる友人に甘えていたなら、あえて愚痴を言わない、など。 2 

「何のために資格を取るのか」「なぜ受験するのか」を考えておこう とプロ資格マニアが伝え続ける理由

資格試験も大学・高校受験などもすべて含めて、「試験を受けることができるのが当たり前」ではありません。鉄道事故や災害などで受験会場に行けない可能性もあり、自分や親族の急病などで試験どころではなくなることもあるでしょう。 「受験はしたけれど落ちた」のと「受験すらできなかった」のでは、試験日が過ぎてからの脱力感が違います。私も、突発的な事情で受験できなかったことはあり、抜け殻のようになったものです。 どのような事情があろうとも、そこから立ち直るのは自分でしなければなりません。た

【コンサルタント日記】ネットショップがうまくいかないから人格否定!? ハンドメイド作家さんの心のケアから始めた事例

コンサルティングを始めて2年と少しのころ、ハンドメイド作家の方から「Webサイトとネットショップの改善、集客力向上」のご相談がありました。 私には「いくら集客力向上に役立つ方法でも、依頼者様にとって無理が生じること、苦手なことを強引に提案しても意味がない」という思いがありました。そのため、次のようにお伺いしました。 「たとえばブログを書くのが苦手、SNS更新が苦手という思いはありますか?」 「苦手な分野について、外注の人を雇ってでも取り組んでいきますか? それとも、ご自身

面談のご希望があったので【大人の家庭教師案件】

明日は面談。ご相談者様の悩みを言葉にするお手伝いをします。 お悩みの内容が漠然としているとき、私は次のような方法をとります。 この方法は、ビジネスや資格取得などには有効なことが多いのですが、心情的な悩みには有効な場合と、無効なときがあります。「うまくいかないな」と感じたら、無理に進めようとしないことも大事だと思っています。 また、面談時間の前後に、空白の時間を作っておくことが、相手のためにも自分のためにもなると、最近気づき始めました。 ギリギリまで他のことに気をとられる

闇を光で飲み込むのではなく、闇を闇で飲み込むブラックホールのようになっていたと気づいた

昨年の暮れ、とても苦しい時期があった。仕事でもプライベートでも、うまくいかないことのほうが多く、泣いてばかりいた。 闇の中をなんとか生き抜いて、少し落ち着き、改めて「何がいけなかったのだろう」と考えた。 これまで、色々な苦しいことがあったけれど、後になって「あれはあれでよかった」「のちにかえって良い方向に進めた」という経験が幾度もあった。その時と、今と、何が違うのだろうと考えたのだ。 これまで、どんな苦しいことがあっても 「前向きに考えられてすごいね」 と言ってもらえる

新しい掃除の進め方を生活に取り入れたらトラブル頻発! だったものの結果オーライかな

昨年の9月ごろ、新しい掃除の進め方を取り入れました。その方法は次の通りです。 3月1日の今日も、台所のカウンター(自作!)内の整理や、不要になった書類の処分などを進めているところです。 掃除が「単なる家事」だけでなく、「開運」や「人生を変える」というイメージで語られることも増えた現代ですが、私の場合、上記の方法を取り入れた途端に仕事でもプライベートでもトラブル続き! 長くお付き合いのあったクライアントと縁が切れた(ように見えた)り、プライベートでもいいように使われ、消耗し

「足りない」と思える状況そのものに感謝する

体重管理がうまくいかず、お医者様からもあれこれ指導を受けながら、頑張って食事をとっていたことがありました。自分では「もう十分だ」って思えるくらい食べても、なぜか体重が増えず、スポーツをするには不適当な状況が続いていたのです。 「丈夫な体を作るには、どのようにすればいいのか?」 を考えるうちに、 「昔の人は、食材も豊富でなく調理器具もそろっていない状況下で、どうやって栄養を取っていたんだろう?」 「そういう時代でも、身体の丈夫な人や天才と呼ばれる人はいたはずだけれど、どうして

ただ紙に「自分の手で書く」だけの癒しーモヤモヤした思い、漠然とした不安を抱えているときー

おかげさまで、さまざまな仕事をいただいており、一人でじっくり考える時間をなかなか持てずにいました。 短時間で、心の重荷を軽くすることができ、考えがまとまる方法があります。 それは「深く考えず、思いついたことを紙に書く」という方法です。書き込む紙はミスコピーの紙の裏でも、適当なメモ用紙でもかまいませんし、筆記具も適当でよいのです。ただ「自分の手で書く」ことが大切です。 何かを紙に書くと、そのことに関連する何かの考えが浮かぶので、また書き留めます。それを繰り返すうちに、紙が

20代より40代の今のほうが体調が良い理由

・よい薬が使えるようになった ・病気や療養のことを理解してくれる人が増えている ・働くことや趣味など自分にもできることがある自信がついた ・働き方、時間の使い方など自分で決められることが増えた こう考えると、自分だけの力でよくなったのではなく、周囲の人、医療、医療にかかわる人や企業、公的な制度などのおかげ、という部分が多い。 20代の頃には想像もしなかった選択肢を、今では普通に選ぶことができるのだから、ありがたいことだ。 これからも、そんな奇跡のようなことがあるのだろ

持ち物を減らす暮らし

出張や旅行が好きな私は、出かけるとなると「できるだけ荷物を減らす」ことを、まず考えます。そして、出かけるときに必要ないものは、自宅でも「本当に必要だろうか?」と考える余地があります。自宅でもできるだけ持ち物を減らし、生活のためのスペースを広くとると、快適に暮らせます。持ち物を増やしすぎないために、私が気をつけていることを紹介します。 買い物の回数 お金の節約についても言われることですが、買い物の回数自体を減らすと、購入するものの量を減らすことができます。 少ない回数で必要