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旅するプロ資格マニア

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プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ…
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#ビジネス

人に喜ばれるだけで終わる仕事ではなく互いの幸せにつながる仕事をしようと決めた

昔は「人に喜ばれる仕事がしたい」と考えていました。ただ、仕事を続けるうちに「そのときは確かに喜ばれたはずの仕事が、お互いを幸せにしていない場合がある」と気づきました。 コピーライティングや編集などの仕事は 「急な案件だけど何とかお願いしたい」 「報酬は低いけれど今回はどうか飲み込んでほしい」 などと言われることがあります。その条件を飲んで無理にでも引き受ければ、クライアントは喜んでくれます。 「ほかのフリーランスの方が体調を崩したので、ピンチヒッターが必要だ」などの事情なら

プロ資格マニアの手帳の使い方

生徒さんからよく聞かれるので、手帳の使い方を紹介します。 手帳はグリーティングライフのモーメントプランナーを使っています。 未来の予定の管理はマンスリーページ 日々の記録はウィークリーページ で行うと決めています。 ウィークリーページの隣の白いページを3つに分けて A:日々の作業や勉強内容 B:みた映画、買ったもの、時事ネタ、雑学など C:考え、反省 をそれぞれ書いています。 スケジュール欄には、どの作業にどのくらい時間がかかったか分かるように、矢印で記録します。作業

10年越しの付き合いを手放して思うこと

駆け出しのライターの頃からお世話になってきた事務所がありましたが、先月と先々月にあり得ない扱いをされたことで、もうこのご縁もお終いなのかもしれないと思いました。 そして先々月と先月のことが何でもなかったかのように、先日「今月も依頼したい」という打診があったことで、「あぁこの会社は本当に変わってしまった」のだと感じ、ご縁を手放すことにしました。 以前なら、失礼は失礼としてちゃんと詫びてくれたし、埋め合わせもしてくれました。そして、ライター側の反応がいつもと違うと気付いたとき

受験仲間や環境に期待しすぎないことも大事 プロ資格マニアの勉強法

高校・大学受験や資格取得のために、受験仲間を得ることの効果はとても大きなものです。周囲の人が頑張っていると、自分も負けまいとして頑張れることも多いです。 ただし「良い環境に身を置けば、自動的に自分が変われる」というわけではありません。変わる選択をするのは自分自身であり、良い環境から受け取るべきものをきちんと選んで受け取り、自分の勉強や生活のなかにどう取り入れていくかを、自分で決めなければなりません。 実は私も「世間的に評判の高いスクールへ行ったほうがいいのではないか?」と

「プロ資格マニアになる方法」を発売して2年で変わったこと

私の本の中で、特にKindle版が売れ続けているのがこの本です。 ペーパーバック版のほうが売れているもの、ほとんど見向きもされていないものもあるなかで、コンスタントに売れているこの本には、感謝しています。 さて、この本を発売してから、2年が経とうとしています。この2年間で変わったことを考えました。 コロナ禍で変わったこと① オンライン会議システムの普及この2年間のことを語る上で、外せないのが新型コロナウィルスの影響です。特に中小企業様において、ZOOMをはじめとするオン

持ち物を減らす暮らし

出張や旅行が好きな私は、出かけるとなると「できるだけ荷物を減らす」ことを、まず考えます。そして、出かけるときに必要ないものは、自宅でも「本当に必要だろうか?」と考える余地があります。自宅でもできるだけ持ち物を減らし、生活のためのスペースを広くとると、快適に暮らせます。持ち物を増やしすぎないために、私が気をつけていることを紹介します。 買い物の回数 お金の節約についても言われることですが、買い物の回数自体を減らすと、購入するものの量を減らすことができます。 少ない回数で必要

勉強時間の確保 ー自分にとってしっくりくる数値、決め方を見つけるー

資格取得にはある程度の時間をかけて勉強することが必要です。 特に 「資格を取ることで自信をつけたい」 「その後の業務に使える知識や技術を身につけたい」 と思うときは、一夜漬けでなんとか合格するような方法ではなく、しっかり時間を取って、腰を据えて勉強するほうがいいでしょう。 さて、勉強時間の決め方ですが、私は「自分にとってしっくりくる数値」を選んで決めるのが一番だと思います。 たとえば ・1か月に45時間 ・1週間に10時間 ・1日に1.5時間 は、どの決め方をしても

旅するフリーランスはポーチとバッグインバッグが大好き

2021年のお盆は嵐が吹き荒れ、どこにも行くことができません。万が一、避難することになった場合の準備もかねて、普段使っているポーチの手入れ、中身の整理をすることにしました。 仕事や出張の際の「荷物に関する原則」大きなバッグに着替えや仕事・勉強道具を詰め込んで移動することが多いプロ資格マニアの私は、ポーチやバッグインバッグが大好きです。ただし、持っていく荷物はなんでもいいというわけではありません。荷物に関する原則を守っています。 ✅要らない荷物は持たない ✅旅先で使わなくな

マスクの下の魅力的な笑顔が見えそうな人 プロ資格マニアの日常

今日の午後、大阪城近くでお客様とSNSマーケティングに関する打合せがあったので、地下鉄・谷町線に乗っていました。途中の駅で、女性が向かいの席に座りました。その人は目元がとてもやさしく、きっとマスクの下は笑顔なんだろうなと思える表情をしていました。朗らかそうで、優しそう。私もそういう表情ができるようになりたい、そういう性格の人間になりたいと感じました。 15年以上前、私がライターになったばかりのとき、大阪・泉州の田舎には同業の人がおらず、1日に何十人もの患者さんを診察するお医

やってみて「よかった!」と思えた新しい生活習慣5つ

2021年8月2日、大阪に緊急事態宣言が出され、私としては「まずは自分の健康を維持することが、医療機関に負担をかけず、自分や家族、大事な人を守るために大切だ」と強く感じるようになりました。 コロナ禍と酷暑のため、外出やスポーツが思うようにできないなかでも、生活習慣を変えていくことはできます。このnoteには、私がやってみて「よかった!」と感じたことを書きます。私にはよくても、合わないと感じる人もいるかもしれないので、ご参考にとどめてください。 目が覚めたら骨盤のゆがみを矯

好きなサーファーの動画を見続けで英語リスニング力が上昇した話 【プロ資格マニアの勉強法】

私が英語力を向上させたいと考えたのは6年ほど前。社会人大学で学びたい内容があったのですが、私の希望する分野ではかなりの英語力が求められること、授業そのものを英語で行っている先生もいることがわかりました。 学んだことを仕事に活かしていきたい。でも、英語力を向上させてから、その分野の勉強をして……となると、すぐに仕事に活かせるレベルにはなれない。 迷った末に「社会人大学や学位の取得にこだわらず、仕事で困らないレベルの知識を身に着ける」という目標に切り替えました。 とはいえ、

田舎暮らし7年目のフリーランスが天災とコロナ禍を経て考えたこと

私は2014年5月に今の家で暮らし始めました。2018年(平成30年)の集中豪雨と台風、そしてコロナ禍を経験し、改めて田舎暮らしのフリーランスが仕事を続け、田舎で暮らし続けていくためのコツを書くことにします。 田舎に移る前に仕事の実績を作っておく私が引っ越しをすると決めたのは、それまでの拠点の通信障害がひどくなり、電話もかけられない状況になったという、急なことが理由でした。 その際に、引っ越しを決断できたのは 「ライターとしての仕事や実績がすでにあるので、拠点がどこにあっ

私にチャンスを運んでくれた3つのツール 【プロ資格マニアの仕事】

緊急事態宣言などの影響で、仕事が減った時期がありました。遠方への出張はできないし、オフラインでのセミナーもできません。 自分に何ができるか見直そうと考えました。 自分カタログまずは自分の活動内容と実績、プライベートの情報、過去の年表など「自分」についての情報をつめこんだ「自分カタログ」を作りました。自分に関する情報だけを集めた、50ページ近いカタログです。 過去の実績を見直すことで、今後自分にはどんな仕事ができそうか、考えることができました。 保有資格を目立たせた名刺

「〇〇を◇◇する仕事」と表現するよう心掛けてみたら 【プロ資格マニアの仕事】

今年の3月ごろに「こういう仕事をやりたいから、準備を始めよう」と思い、従来の通り仕事をこなしながら、将来のための準備もしてきた。 1か月ほど経ったころから、思ったより早く、その成果が表れ始めた。2か月経った今までに、面談のご希望も10件以上いただき、そのうち何件かの方とは実際に仕事を始めている。 新しいビジネスの計画を立て、それを成功させるために必要な要素はたくさんある。事業計画、資金繰り、集客ノウハウ……。 今回の経験の中で感じたことは「ライターがやりたい」「コンサル