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旅するプロ資格マニア

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プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

再生

プロ資格マニアの平凡な雨の朝

雨音で目覚めてからの約2時間の動きです

2020年4月分の印税が振り込まれた 【プロ資格マニアの軌跡】

4月は、コロナの影響で本を読んでいるどころじゃなかった人も多かったのか、売上自体が少なかった。そのような中でも本を読んでくれた人がいることに、感謝しよう。ありがとうございます。 私が本を書き始めたのは「自分の経験をまとめたものを作り、自己紹介の代わりにしたい」と考えたからだ。ヒット本を作りたいというより、本を書き上げたという実績を作りたい思いのほうが強い。 そういえば、ナポレオン・ヒル氏の本「思考は現実化する」の中で、「息子を就職希望先に売り込むために、50ページ以上にわ

偶然見つけたQ&Aから学んだこと 【プロ資格マニアと勉強】

ずっと昔、偶然に目にした相談と回答。 簡単に流れを追うと次のような感じ。新郎(関東)、新婦(九州、乳児と一緒)、友人(九州)の関係がこじれてしまったという話。 1.新婦友人のAさんが、結婚式のペーパーアイテムづくりを手伝ってくれていた 2.ある日Aさんが激怒し、新婦に「これ以上手伝わない」と告げた 3.2.の理由を聞くと「新郎がAさんの作ったアイテムを気に入らず『僕ならもっとうまくやる』と言わんばかりのメールを送り付けた」ことが分かった 4.3.の事態に至るまで、Aさんと

給付金は「家庭内での仕事環境」を整えるために使う #給付金をきっかけに

私は田舎でフリーランスをしている。パソコンとインターネット環境があればできる仕事を選んでいるので、田舎暮らしをしながら仕事ができるのだ。 ただ、田舎暮らしでは、何事も「代わりになるものがない」と考えておかなければいけない。病院やスーパーマーケットなど、たとえ相性が悪くても、違う病院や店を選ぶことが難しい場合も多いのだ。また「スタッフがコロナウイルスに感染したことが分かったので、消毒などが済むまで休業します」というケースが、身近にあった。このような「急に決まる休業」があっても

カメラで記録を「撮る」こと、誰かに喜んでもらうこと 【#カメラのたのしみ方】

フィルムカメラの時代から、私は写真を撮るのが好きだった。ライターの仕事についてからは、デジタルカメラやスマートフォンなど画像を記録できるデバイスが、取材をはじめいろいろな場面で必要になった。 「記録を撮る」という習慣ライターとして取材に出向くとき、カメラマンの方とペアで動くこともあれば、自分だけで取材にあたることもある。私はカメラマンの方がいる場合でも、自分にとって重要なことをメモ・記録するために、デジカメやスマートフォンを活用する。記録のために撮る画像は、芸術性が高いとは

スターゲイトホテル関西エアポート宿泊記 【安全靴の旅】

哀しみの追記 同ホテルが閉館するとのニュースが入りました どーごーんんーーーんんーーー 元の本文はここから コロナウィルス関連の自粛要請が緩和され、各ホテル・旅館が地元の住民にホテルを利用してもらうためのキャンペーンを行っている。また、大阪では「大阪の人・関西の人いらっしゃい!キャンペーン」が行われている。 コロナ騒動以前から、私は「時間を作って、あえてホテルに泊まる」ということを時々していた。いつもと違う環境に身を置くことで、新たな刺激を受けて身を引き締めることができ

やりたくない選択肢を消去していく 【プロ資格マニアの軌跡】

プロ資格マニアに限らず、フリーランスなら誰でも「どんな仕事をしていくのか」「どんな資格を取るのか」を自分で選ばなければならない。でも、無限の選択肢のなかからピンポイントで1つを選ぶのは、なかなか苦しいことも。 そのような時は「やりたくないこと」「やらなくていいこと」を消去することから始めよう。 私も、いろいろな理由で「執筆の仕事だけを今後も続けるか、他の仕事にも挑戦するか」の選択を迫られたことがある。そのとき、2つの選択肢それぞれについて ・この選択をするなら、やらなけれ

一度はプロに撮ってもらおう! 変身写真の楽しみ方

プロにヘアメイクをしてもらい、美しいセットの組まれたスタジオで、プロに撮影してもらえる変身写真。私は年賀状に、自分の変身写真を載せることが多く、なかなか面白がっていただいている。 何度も変身写真を撮ってもらっている私としては、その楽しみを多くの人に知って欲しい。 変身写真が撮れる場所変身写真のスタジオは全国にある。関西に限って言えば、京都が特に有名だ。スタジオでヘアメイクや着付けをして写真を撮ることの他に、舞妓姿での京都散策ができるところも。 近年は舞妓さんや芸妓さんに

潜在意識ブームについての調査で私が得た2つの大事なこと

私は2008年から2009年にかけて、介護と燃え尽き症候群、聴力の急な低下などが襲ってきたため、地べたを這いずり回るナメクジのような生活を送っていた。 だから「ザ・シークレット」という本や映画が日本に紹介されて、一通り話題が出尽くした頃に私は「ザ・シークレット」を知った。本や映画の中では「いい気分でいると、さらによきものが引き寄せられる」「悪い気分でいるとよくないことが立て続けに起こる」ということが示されていた。 引き寄せの法則やそれに近い何か、潜在意識を活用する方法など

性格が悪いわけじゃないのに嫌われる人がやってしまっていること 【プロ資格マニアと勉強】

人間関係のことで、戸惑うような出来事があって。私は当事者ではないのだが、なんでそんなにこじれているか分からず……というところ。 ところで、私はyoutubeの「大愚和尚の一問一答」というチャンネルが好きで、まとめて何本かを聞くことがある。 ある相談への答えの中で大愚和尚が 「人から嫌われる人は、性格が悪いとか頭が悪いということではなく『なんでそれを今言うんだ!?』というタイミングで、言わなくていいことをいう場合がある。言っていいタイミングかどうかの訓練を積んでこなかったこ

早期教育をただやるだけ、やりっぱなしでは…… 【プロ資格マニアと勉強】

2019年7月、フランスの義務教育開始年齢が6歳から3歳に引き下げられたという報道があった。 上にリンクした記事によると「その目的は皆が人生の平等なスタートラインに立てること。」とある。 義務教育が開始されるまでの間、子どもたちは「保育学校」という日本の幼稚園にあたる学校に通うことが多かったようだ。しかし、経済的な理由で保育学校に通えなかったり、通えたとしても短時間というケースも。3歳から義務教育が受けられることになれば、保育料(と呼んでいいのかな?)の負担がなくなるので

私の髪が誰かの心を守るために役立ててもらえるなら嬉しい 【ヘアドネーションから1年】

ヘアドネーションから1年がたち、髪は14センチほど伸びました。梅雨に入り髪の手入れが大変だけど、次回に向けてがんばろう。 10歳くらいまで、後頭部にけっこう目立つ脱毛巣があった。その上、アトピーで目の周りは真っ赤、こすると皮膚がぽろぽろと落ちてきた。 卵アレルギーを疑った先生から、卵の入ってる食品を控えるように言われたことがあり、たちまち食べるものに困って、養母でもある祖母がヒステリーを起こすほどだった。 ヘアドネーションというと「がんで毛髪を失った子どものため」という

「なぜ、こうしなければならないのか?」を考えている子どもたち 【プロ資格マニアと勉強】

何年も前のある日、テレビをつけたら、アイドルの卵がダンスレッスンを受けている場面だった。 「何も考えずに、何百回も練習しても意味がない。ちゃんと考えていかないと」 という先生の言葉が心に残った。 それからしばらく経って、外国のサドベリースクールに通っている子どもたちの言葉を聞いた。 「本を読む時ですら、たくさんのことを考える。そうじゃなきゃ読む意味がない」 サドベリースクールでは、決まったカリキュラムがなく、子どもたちが自分の興味のあることを自分で学ぶ。そして、学校の運営

勉強は机の前だけでするものじゃない 【プロ資格マニアと勉強】

昔、ある団体の地域リーダーを務めていたことがある。別の方がやってくれるはずだった役職だが、その方の事情で、ピンチヒッターのように私が引き受けることになった。 ある会合で、私は「こういう役割を引き受ける人って、いい人と思われたいだけなんだよね」という言葉をぶつけられた。その瞬間は腹も立ったし、急に役割を押し付けられて、自分の時間を犠牲にして働いてきたのにと悔しかった。 でも、時間が経ち冷静になって「もしかしたら、私は自分の大変さに追われるあまり、周囲への気遣いが足りないとか