Kindle出版でカテゴリーを追加する方法
これまで追加申請できたページが次のように変更になりました。
つまり、カテゴリーは追加ができなくなり、下記の記事のようにKDPにアップロードするときに3つのカテゴリーを選択するようになったということです。
また、仕様変更がされるまでは、「登録時に選択できるカテゴリー」と「販売ページ」のカテゴリーが統一されておらず、混乱する仕様でしたが、これらが統一され選択しやすくなりました。
下記の内容は、過去の仕様のときに有効だったもので、現在この方法は使えません。ただ、再度の仕様変更で有効になる可能性もゼロではないので(せっかく書いたのにもったいないので)残しておきます。
Kindle出版するときに、KindleファイルをKDPにアップロードします。そのときにカテゴリーを2つまで設定できます。
実は、Kindleカテゴリーは10カテゴリーまで増やすことができるんです。
たくさんのカテゴリーでランキングが獲得できれば、それだけAmazon内での露出が増えますので、売れるチャンスが広がります。
カテゴリーは思い通りに登録されない
『言葉で未来を創ろう!』の出版時に、私が登録したカテゴリーは次の2つ。
こちらの書籍は、おかげさまで「総合1位(すべての無料Kindle本の中で1位)」を獲得できました。
カテゴリーランキングを1位を獲得したのは
カテゴリー:個人のビジネス成功論
▼私が登録したカテゴリー
ノンフィクション>ビジネス・経済>個人的成功
▼実際に登録されたカテゴリー
ノンフィクション>ビジネス・経済>ビジネスライフ>個人の成功論
なんだか微妙に違います。よね。。。
そもそも、登録時に設定できる2つのカテゴリー名とAmazonランキングに表示されるカテゴリー名が異なっているので混乱します。
どういう理屈なのかよくわかりませんが、登録時のカテゴリーは、実際のランキングよりも大枠の分類なのかもしれません。
「出版してみないと、どのカテゴリーに登録されているかわからない」ことは認識しておいてください。
※「しあわせ」について書いた受講生の書籍が「占い」カテゴリーに登録されていたこともありました
カテゴリーを追加・削除・変更申請する方法
Kindle本のカテゴリーは、追加・削除や変更する方法があります。
追加することで、Kindleカテゴリーを2個から最大10個まで増やすこともできます(Amazonの確認・審査があるため申請したカテゴリーがすべて反映されるわけではありません)。
複数のランキングで1位を獲得できれば、<Amazonランキング1位●冠>とドヤれるわけです。
ここから、カテゴリーを追加・削除・変更する方法を書いていきます。
ステップ1:[お問い合わせ]にアクセス
KDPのトップページのフッターにひっそりと佇む[お問い合わせ]をクリックします。
ステップ2:Amazonストアおよび商品詳細ページ>Amazon カテゴリーの更新
[Amazonストアおよび商品詳細ページ] > [Amazon カテゴリーの更新]とクリックします。
ステップ3:[お問い合わせの内容]から、カテゴリーの追加・削除・変更を申請する
[お問い合わせの内容]のフォームに内容を入力して【メッセージを送信】すれば申請は完了です。
ステップ3-1:あなたのKindle本の「ASIN」を調べる
まずチェックしておくのは、あなたのKindleの登録情報にある「ASIN」。
『言葉で未来を創ろう!』の「ASIN」は「B09PMQMZTV」ですので、私の場合は、こちらをメモしておきます。
ステップ3-2:追加したいカテゴリーを探す
Amazonのヘルプトピック「カテゴリーの選択」には、次のようにありますので、こちらに従って追加したいカテゴリーをリストアップします。
売れ筋ランキングのカテゴリーを参考に、追加したいカテゴリーを選んでいきます。
たとえば『言葉で未来を創ろう!』で追加したいカテゴリーとして、下記の階層をピックアップしました。
Kindleストア>Kindle本>ビジネス・経済>スキル>コミュニケーション
こちらをAmazonの提示する体裁
形式: ASIN (または ISBN)、マーケットプレイス、本の形式、カテゴリー
に合わせると次のようになります。
同様に、他にも追加したいカテゴリーがあれば、リストアップしていきます。削除したい場合も同様に「削除するカテゴリー」として文面に組み込めばOKです。
私ならこんな感じにするという例文を書いておきます。
申請するカテゴリーを選ぶのは試行錯誤ですが、
Kindleストア>Kindle本>ビジネス・経済>マーケティング・セールス>オンラインマーケティング
Kindleストア>Kindle本>ビジネス・経済>マーケティング・セールス>セールス・営業
Kindleストア>Kindle本>ビジネス・経済>マーケティング・セールス>マーケティング
といった最後の小カテゴリーを複数攻める方法もありかもしれません(もちろん、書籍内容とカテゴリーが一致している前提です)。
Amazonの審査基準が変わることもありますし、そもそも審査基準はブラックボックスなので、いろいろ試してみるしかない部分がどうしてもありますね。
ステップ4:メッセージを送信する
次のように入力して【メッセージを送信】してみました。
下記の画面に切り替わり、申請完了です。
結果は、Amazonさまのみが知るところですので、申請したすべてのカテゴリーに登録されるわけではありません。どのカテゴリーが追加になったか? Amazonからメールがくるまでドキドキ待ちましょう。
カテゴリーの変更
追加と削除が、カテゴリーの変更と同じ意味になるかとは思いますが、変更したい場合は、次のような文言で送ればよいかと思います。
カテゴリー追加の申請が通らなかった場合の対応法
残念ながらカテゴリー追加の申請が通らなかったときも、再チャレンジで申請が通ることがあります。
Amazonの審査基準はわかりませんし、もしかしたら担当者ベースで判断が違う可能性もありますので、絶対の方法はありませんが、試す価値のある方法です。
上記の「内容紹介」に、申請するカテゴリーに一致するような一文を差し込むことで、一度落ちたカテゴリーに追加された方もいらっしゃいます。
Amazonは「内容紹介」だけではなく、書籍のすべての文字情報をデータベースとして持っています。
それらのデータを元にその書籍がそのカテゴリーに適しているかを判断するアルゴリズムがあるのではないかと予想しておりますが、特に「内容紹介」が大きなウエイトを占めるという仮説はあり得るかと思います。
申請が通らなかったときには、再申請を試してみる価値はありますね。
Amazonさんから審査結果のメールが届きました
16:43に申請のメッセージを送信して、17:13にお返事いただきましたので、なんとわずか30分でのご返信。Amazonさんすごいっ!
さて、結果は・・・・・・
審査落ちしたカテゴリーは、もともとなんとなく入れてみたカテゴリーなので、しっかりと見ていただいているなという印象です。
あなたのKindle本のカテゴリーも、必要に応じて追加申請してみてください。
カテゴリーランキング1位には、運の要素もある
特に小さなカテゴリーではランキング1位を獲得しやすいのですが、強い本が同じカテゴリー、同じタイミングで無料キャンペーンを行うと苦戦することがあります。
私のクライアントの書籍は、総合1位を狙っており、1位を獲得するのに十分な部数も売れましたが、同じタイミングでエッチな漫画シリーズで3冊とぶつかり、最後まで抜けませんでした(カテゴリー1位は獲得しました)。
このようにランキング獲得には、運の要素もあります。登録カテゴリーを増やしておくことは、1位獲得の確率を引き上げることにもなりますね。
このKindle原稿(20,731文字)は、45分で書きました!
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