Kindle紙出版の「表紙」を作成する方法(Amazonペーパーバック出版)
電子書籍での表紙と、紙で印刷するAmazonペーパーバック出版の表紙は作成方法が異なります。
Kindleで電子出版する際の表紙作成については、こちらをご参考ください。
一般の書籍を手にすれば、すぐにわかりますが、紙の書籍の表紙には裏表があります。また、書籍の厚さ(ペース数)によって、背表紙の厚さが異なりますので、それに合わせて表紙サイズが決まってきます。
こちらの本を題材に『Amazonペーパーバック出版』の実践記を書いておきますので、自分の本を紙で触ってみたい! という方は、参考いただき、ぜひチャレンジください。
印刷用の表紙計算ツールとテンプレート
Amazonが計算ツールを用意してくれていますので、簡単に表紙サイズを計算することができますのでご安心ください。
<印刷用の表紙計算ツールとテンプレート>こちらにアクセスします。
印刷用の表紙計算ツールの入力例と詳細
私の入力した内容を例に、それぞれ詳しくお伝えしていきます。
綴じのタイプ:ペーパーバック
本文タイプ:白黒
文字がメインの書籍なので「白黒」を選択。
<印刷コストおよびロイヤリティ計算ツール>で、白黒とプレミアムカラーで計算し比較しててみると、印刷費が1.6倍くらいになりました(プレミアムカラーのほうが高い)。
用紙タイプ:用紙 (白)
ページめくりの方向:右から左
測定単位:ミリメーター
イメージしやすいので、見慣れたミリメーターを選択
本文の判型:(判型のサイズを選択)
一般的なビジネス書は、「四六判(しろくばん)」が多いので、今回はそのサイズ「127×188 mm」を選択
※下記の記事に「判型」ついて書いています
ページ数:130
アップロードする原稿PDFのページ数を入力
テンプレート (PDF および PNG) をダウンロード
すべて入力し【サイズの計算】をクリックすると、次の画面が表示され、各サイズの詳細が表示されます。
【テンプレートをダウンロード】で右のプレビューの画像ファイル(PDF/PNG形式)が、ダウンロードできます。
全表紙のサイズを「Canva(下記の記事参照)」などで入力し、ダウンロードしたテンプレートファイルを下敷きにして画像を作成すれば、印刷用の表紙の出来上がりです。
「背表紙」はある程度のページ数がないと、幅が少なすぎて文字などを入れにくいですね。今回の書籍は130ページでしたので、「背表紙」の幅が7.44mmと、狭かったため入力しませんでした。
アップロードできる表紙ファイルの形式はPDFとなりますので、画像ファイルを書き出すときには、PDFファイルで保存(書き出し)をしましょう。
『言葉で未来を創ろう!』の表紙は、Kindle(電子書籍)の表紙とは違うデザインにしました。その理由は下記の記事を参考。
表紙ファイルのアップロード方法については、下記の記事をご参考ください。
このKindle原稿(20,731文字)は、45分で書きました!
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