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体調不良の夏休み

今日から夏休みです。
先週の日曜夜に腹部に激痛が走り(全身から脂汗が噴き出して一歩も動けなくなりました)、救急のお世話になりました。火曜に精密検査をしてN路結石😱がみつかり、まずは投薬で石が流れるか様子見に。まだ不定期に腹痛が起きるので(鎮痛剤でしのぐ)、夏休みは家で大人しく過ごそうと思っています。N路結石は人生初ですがこれほど痛いもんだとは・・まあ原因がハッキリしたのは良かったかな。

自宅でチェロ弾くくらいは大丈夫なので9月に合わせる予定のブラームスカルテット3曲の譜読みを進めておきたいです。
色々な演奏がYouTubeで聴けますし、今の演奏家はみんな上手いなと感心しますが、ついアルバンベルクQばかり聴いてしまいます。

高校時代から30年以上使ってるドーバー社のスコア。2000円の値札付いてますが、今Amazonで調べたら6000円(笑)

アルバンベルクQの生演奏は解散数年前の来日公演(埼玉)で一度聴いただけでしたが、4人が至近距離に密集して、小柄な1stのピヒラーさんが椅子を最大限に高くして(笑)半分立っているような姿勢でダイナミックに弾いている姿が印象的でした。しかし何と言っても、チェロのエルベンさんの音色の美しさが際立っていて、、20年経った今でも鮮明に記憶しています。とにかくまろやかで、深い。彼のチェロはフルニエが生前所有していたゴフリラーだそうで、そうだと知るとフルニエにも近いかなと思ったりもするのですが、楽器の特性以上にエルベンさんの運弓技術が音色に大きく影響していそうだと思いながら聴いていました。
マジックタッチといいますか、、ガツッとアタックするような乱暴な要素は一切なく、常に弦を丁寧に掴んでから音を解き放つイメージというか、全ての音符に配慮が行き届いてる、きめ細かで美しいボウイングでした。

以来ベートヴェンやブラームス、、ロマン派のカルテット曲を弾くときは、自分の中ではアルバンベルクQがスタンダードになっています。もっと色々な演奏を聴いた上で自分なりのイメージを組み立てるべきなのでしょうが、まあ感化されやすい(笑)んですよね。。バロックも鈴木秀美やビルスマなどお気に入りの演奏に寄せてしまう癖があって、自分が無いなと思いつつも、憧れる気持ちのほうが勝ってしまいます。

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