ポケットに一冊
最近は、スマホで電子書籍が読め、ソシャゲができ、SNSや動画も見られる世の中。
移動中の時間つぶしには事欠きません。
でも、デジタル画面を見続けていると、だんだん疲れてきてしまうかも……
そういう時に、こんな本はいかがでしょう?
『ポケット詩集』童話屋発行です。
まとまった文章が頭に入らない……という方でも、詩であれば意外とするする読めてしまうものです。
詩は、文字で並んでいる時の文節の美しさがいい。
お、これはいいな……と思ったら、声に出して読んでみましょう。
リズムも重視されているので、朗読すると、なんだか快くなってきます。
一番最後に収録されている、『自分の感受性くらい』という詩があります。
茨木のり子さんの詩です。
これは、今読まれるべき詩だと思います。
”自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ”
どうしてもしんどい時、ありますよね。
でも、ゆるぎない自己を持っていれば、「自分の感受性くらい」守れるのです。
気高く、潔く、生きていきましょう。
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