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大学生が考える、知らないおじさんに話しかけられる理由

こんにちは。高校5年生です。

767回目の記事『大学4年生、知らないおじさんによく話しかけられます』で、知らない中高年層の男性に声をかけられることが多いとお話ししました。
この記事を書いた後、気になってインターネット検索をしてみました。すると、「話しかけられる」と入力しただけで、「話しかけられる おじさん」「話しかけてくる おじさん」「声かけてくる おじさん」など、近いワードが予測変換に出てきます。それらのワードで検索をかけると、出てくる出てくる、おじさんに話しかけられたという女性の声。私が見たサイトでは下は高校生の女の子、上は30代の女性がおじさんに話しかけられたという経験を書いておりました。高校生、大学生は私と同じように道端で声をかけられたというケースが多く見られ、20代、30代の女性では職場の上司が話しかけてくるというケースがよく見られました。決して珍しい現象ではなかったようです。「話しかけやすい気さくな雰囲気が出てきたのでは」などと思い上がっていた自分が恥ずかしいです。

Yahoo!知恵袋をはじめとする相談系のサイト、一般の方が更新されている個人のブログなどを見てみると、「おじさんに声をかけられるのはなぜか」という疑問への回答が示されているものがありました。色々読んでみた上で、私が「これはそうかもしれない」と考える“おじさんが話しかけてくる理由”を書き出してみます。

ちなみにこの記事の中では、私がよく話しかけられる中高年の男性を「おじさん」と呼びます。「おじさん」とカテゴライズされることに抵抗のある方もいらっしゃるかと思いますが、親しみを込めて「おじさん」と呼ばせていただきます。ご了承くださいませ。
なお、この記事で書くおじさんについての見解は、必ずしも全ての方に当てはまる内容ではありません。

①話し相手がいないから

これは1番納得の理由です。話したいから話しかける、疑問を挟む余地がないですね。
私が出会ったおじさんのほとんどは話が長く、私から区切りをつけないとこのまま永遠に話し続けそうだな……という感じだったので、とにかく話したい!話し相手が欲しい!という方なのでしょう。
私も興味がある分野に限ってはお喋りが大好きなので、気持ちは分かります。「それならお喋り大好き同士、話せて良いじゃん!」と思われるかもしれませんが、会話ってお互いが話したい人だと上手くいかないんですよね。そのため、おじさんに話しかけられるときは私がいつも聞くばかりになります。興味がない話だと聞くばかりでは疲れてしまうので、私も他の人に同じことをしないよう気をつけております。

②若い人と話したいから

これも納得の理由ですね。大学生である私が社会人と話す機会が少ないように、おじさんも若い人と話す機会が少ないはずです。OB・OG訪問で「貴重な機会だ!」とメモを取りまくる大学生がいるように、きっとおじさんも「若い人と喋れるチャンスだ!」と息巻いているに違いありません。

検索してみて初めて気づかされたのですが、若い人に話しかけるのには「マウントを取れるから」という理由もあるみたいです。ただ話すだけなら同世代の方でも良さそうですが、それだと対等なんですよね。年が離れているから対等でないということはありませんが、息子・娘より若い世代と喋ると、相手が自然と気を遣うので話しやすいようです。
確かに道端で声をかけてくるおじさんは全員、一言目からタメ口ですね。明らかに年下と分かっているからでしょうが、今考えるとなめられているのかも……?私は年下にも初対面では必ず敬語を使うと決めておりますので、今後も続けていきます。

あと、「マウントを取れるから」という理由で思い当たるのは、自慢っぽい話ですね。身の上話かなと思ってよくよく聞いてみたら自慢話、というケースがあります。それも、年下なら「すごいですね」と言ってくれるのではないか、と期待しているのかもしれません。

③女性と話したいから

検索してみて多かったのがこれです。確かに大学生である私も、男子と話す機会は年に数回あるかないかぐらいですから、おじさんも女性と話す機会があまりないのでしょう。私は男子とあまり話さないからといって「知らない人でも良いから話したい!」とは思わないのですが……。

②と③の理由が合わさって、結果、高校生や20~30代の女性がよく話しかけられているということになったんですかね。データも何もないので分かりませんが。
もしこれが理由だったとしたら、「若い女性なら誰でも良い」ともとれますよね。うーん、あんまり嬉しくないですね……。

④おじさん世代の方々のコミュニケーションは“会話”だから

これは、検索してみて初めて「確かに!」と気づきました。今時、コミュニケーションの方法なんてオンライン・オフライン問わずたくさんあるのに、なぜ対面での会話なのかという疑問への回答ですね。私は話したい欲を、こうしてnoteに文章を綴ることで発散しておりますが、道端で声をかけるおじさん達にとっては実際にお喋りすることが、話したい欲を発散する唯一の方法なのかもしれません。

これら4点が、私が考える“おじさんが話しかけてくる理由”です。実際のところは分かりません。勝手に予想しただけです。

ちなみに検索により見つけた対処法は「無視する(聞こえていないふりをする、イヤホンをつける)」、「リアクションすると話が長引くので、そっけなく・愛想なく対応する」がありましたが、無視したり塩対応したりするのは私にとってハードルが高いです。性格上しにくい、話しかけてくださっているのに申し訳ないというのと同時に、無視したら怖いという気持ちがあります。767回目の記事の最後に書いたおじさんのように、たまに態度が怖くなるおじさんがいるので、邪険に接するよりソフトに距離を置いた方が賢い気がするのです。ただお喋りが大好きな、優しいおじさんだったら悪いですし。
知らない人とも「今日、良い天気ですね」「そうですね、今からお出かけするんです」くらいの会話ができる平和な日本であって欲しいと思っております。

以上、「大学生が考える、知らないおじさんに話しかけられる理由」でした。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
また次の投稿でお会いしましょう!