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広告振り返り:ミドル級~2023年5月~

・Clash of clans

 クラッシュオブクランズは割と凝ったカートゥーンアニメの広告を見られるから好きなんですよね。特に日本語字幕は無いが、見ているだけでも内容が分かるのはアニメの良い所。
 細かくゲームシステムを紹介されても分からない事の方が多いんだし、どうせなら全ゲームアニメ広告にしても良いんじゃねえかな。そう言ってアニメ広告ばっかりになっても胃もたれしちゃうんだけどさあ。

 タイムラプス動画みたいな雰囲気で基地が発展していく。
 「AppAgent relax」とあるのを考えると箱庭ゲーム的な雰囲気を見せたいのかな。そんなゲームでは無いと思うんですけども。

・Clash Royale

 クラロワも広告とかやるんだ。
 正直この辺のタイトルは皆知ってるんじゃねえかと思うし、皆知ってるくらいの老舗ゲームだからこそ逆に入りづらいんじゃないかと思います。
 とりあえず知名度を高めるために広告をする事は出来るだろうけど、実際こういう古くからある戦略的なゲームに新規を入りやすくする広告って何なんだろう。広告の初動戦略は一定の定石があるだろうと思うけど、老舗ゲームの良い広告って中々思いつかへんよ。

・勝利の女神:NIKKE

 割と基本に忠実な感じのNIKKEの広告。
 NIKKEの割には尻揺れが少ないのは、やっぱり公共の広告で尻を揺らす訳にはいかぬという良識だろうか。でも昔の広告は揺れてたし、5月に入ってから尻にケチがついた可能性も……

 デッキ構築を紹介する広告。だけど言っている事は「上手くNIKKEを選んでボスに挑みましょう!」だから、紹介内容が虚無どころの騒ぎじゃあない。
 細かい事をオタクみたいに早口で紹介しても広告にならないのだろうが、もうちょっと情報を詰め込んで欲しかった。

 好きなキャラTOP3という形でキャラを紹介。
 あまりにも普通の広告。いや、普通で良いんですけどね……

 NIKKEの名シーン。ここはネットでもちょっと話題になってたから知ってます。
 ここくらいはネタバレしても良いという判断なんでしょうね。

 コスプレイヤーを見せる広告。
 実質4秒のコスプレにどれくらい需要があるんだろうな……

 こっちはコスプレ先もちゃんと紹介している。
 これなら突然見せられても納得しやすいんじゃないかな。コスプレイヤー側は胸元を、ゲームのキャラ側は股間部を羽根のエフェクトで隠しているあたり、かなりきわどい衣装っぽいです。

 キャラ紹介広告。テンポよく名前、声優、イラスト、ゲーム内容を紹介している中々理想的な広告。
 28秒で計5キャラを紹介してるってのは中々の好ペースですよ。

・KOF 98 UM OL

 不知火舞と八神庵のバトルが描かれた映像。
 最近ストリートファイター6もリリースされてちょっと格闘ゲームブームの雰囲気が現れそうになっているけども、KOFなんかも手を出してみようかな、なんて人も増えるんでしょうか。
 正直格闘ゲームは友達と遊べれば何でも面白い感があるので、当分は人が多いスト6を遊ぶ人の方が多いんでしょうね。現代は真空コマンドを入れなくても超必が出せるし。

 不知火舞が登場する広告。元祖スケベキャラと言えばやっぱり不知火舞よ!
 個人的にはやっぱりアーケードゲーム時代のドットをしっかり眺めて欲しいですね。

 令和にルガールを広告されるとは思いませんでした。
 でも現代においてルガールを知らない人もいるだろうし、こういうのもアリなんだろうな。上半身装備がロックの衣服みたいに見えるけど、ルガールがロックの服着てる姿はあんまり見たくないです。

・新信長の野望

 小和田哲男、3月に続いて再び登場。
 何故明智光秀が本能寺の変で織田信長を討ったのか? という日本史上でも有名なエピソードを紹介している。
 この広告は彼の講義のほんのさわりではあるが、それでも興味深く聞けてしまうのはやはり名誉教授としてのカリスマ性が際立っていると言える。
 ちなみに映像自体も、下のバナーだった部分が最後のタイトル映像で消える演出がオシャレ。カッコいいね。

 野盗を討伐しに行く広告。
 信長が野盗に負けたり、家臣と再協議する姿は見たくないよな。再協議くらいはするだろうけど、野盗に負ける信長は解釈違いなので勝ってくれてよかったです。
 それにしても日本語の漢字の読みってのは難しいよな。「野盗の討伐は容易いでしょう」を「よういでしょう」と言っているのはおかしいんだけど、容易いを「たやすい」と読むのも知らないと無理だよ。自分はそんな強く批判する気になれませんでした。普段なら結構突っ込む気になるんだけどな。

 戦国クイズという出だしから始まる。無知無学な人間なので第一問目が分からず、申し訳ありません。
 クイズの後はスキルの組み合わせが戦闘の鍵を握る、という事を伝えているのだが、前半のクイズと後半の話のつながりが分かりづらく感じた。武将の知識があればスキルも上手く組み合わせやすくなります、みたいな意図だろうか?

 戦国時代の武将三名をご紹介。斎藤道三の紹介から入って次が武田信玄、織田信長と続いていくのは有名どころを後に残したいという魂胆だろうか?
 正直戦国時代に明るくない人は斎藤道三が分からないでしょ。自分は分かりませんでした……

 鷹狩を紹介する広告。さすがにマニアックな所を紹介してくるなあ……
 信長の野望と言いつつ、江戸時代の話をしているのは良いのだろうか。そう思って歴史を調べると、もう古墳時代からずっとやっているんだから江戸時代がどうとかってしょうもない事を突っ込んでいる方が恥ずかしいと思ってしまいました。令和の人間も鷹狩をしよう。

・グランサガ

 グランサガは1.5周年という事で、最大560連ガチャを紹介。おめでとうございます。
 毎日10連ガチャ無料と560連ガチャ無料の結びつきがいまいち分かりづらい。とりあえずいっぱい引けるという事が分かるので、それで良いのかもしれませんけどね。

・三国志真戦

 昼は仕事で夜は家族サービスでゲームをしている場合じゃないおじさん向きゲームらしいです。in出来ない時間も味方がやってくれるとは言うけど、それってin率の低いギルドにしか入れなかったら中々そうもいかないのでは……
 とはいえその辺はモチベのあるギルドを選べって話になる。実際朝から晩まで1つのゲームだけ隙間時間に遊べるならちょうど良いのかもしれません。2つ以上掛け持ちし始めるとしんどいとは思うけど、社会人はソシャゲ掛け持ちとかしないんでしょう。どこかの3つも4つもゲームを掛け持ちしてるヤツに言いつけてやりたいぜ!

 広告をしている通り課金をしなくても遊べるの? という広告。
 しばらく見ているとまあ普通の広告だと思うんだけど、そういえば2022年7月頃には微課金で遊べます、みたいな広告をしていた事を思い出すと、やっぱり無課金で充分遊べる事を告知した方がよかったんだろうなあと突然思ってしまいました。
 個人的には微課金で遊べると言った方がよっぽど親切だろうと思ったんだけど、やっぱりそこは金を払わせているから面白くないと失望する幅がデカくなってしまうというデメリットが目立ったんだろうなあ。無課金で遊べますという広告なら大して期待せず始められるから面白くなくても「まあこんなもんか」で終わりだけど、610円という少額でも払わせてから始めさせたら「何で金払ったのに勝てねえんだ!!」になっちゃうもんね。
 結局広告では微課金を勧めるより無課金を語った方がお得って話。

 でもこっちは微課金で去年のキャラを活躍させ続けられるという事をアピールしている。
 三国志真戦的には始めるのは無課金でOK、無課金で入手したキャラをずっと使いたいなら微課金くらいはしてねというスタンスを伝えたいように見えます。中々賢い立ち回りじゃないの。

 ★1キャラで劉備、関羽、張飛を追い払ってしまったという内容。それもチートや何かでは無く、兵種が1人しかいなくても1部隊として表示されるおかげでたくさんの陣営を表示し、人がたくさんいるように見えて全然人がいないというブラフをかけられるんですね。
 これは仕様を上手く活用した読み合い、ブラフって感じの要素で面白いですね。普通にゲームとして面白そうな要素を広告している。

 ★1のカードを上手く使う方法を紹介しているのが5月の三国志真戦の特徴。低レアでも活躍出来るという広告は他のゲームでもよく見かける手法だと思うんだけど、最低レアの名前すら無いキャラまで使い方を紹介しているのは結構珍しいと思います。
 コストが低い分偵察や囮に活用するという用途まで広告するのは逆にすごい。もちろんメインアタッカーになるようなキャラも用意する必要はあるんだろうけど、低レアの面白さを紹介出来るのであれば紹介した方が良いのは間違いない。

 俺は1万円課金したけど、片や100万円課金! これは100万円課金した側の勝利か!? と思いきや、これまで告知してきた兵種相性や地形戦略を使えば逆転できますよ、という内容。
 いわゆる課金ゲーではないという事を主張しているのは一緒なんだけど、課金額で勝敗が決まらないのが公平公正な戦場かどうかは人それぞれの評価によるでしょう。「課金した方が勝てない」というのも見ようによっては不公平というか、行った行動に対して結果が伴っていない現象ではありますからね。

 ログインしなくても策を打ってあるから安心!
 埠頭を占領してやぐらを作っておく、というのはわざわざ言っていないだけで地形系広告の一種だなあと思います。ずっと広告している分、何度も告知したことは知っているものとして紹介する視聴者への信頼を感じる内容となっている。

・オリエント・アルカディア

 オリエントアルカディアは引き続き戦国編の紹介を続けている。
 アートアドバイザーがキャラクターを紹介しているような広告になっており、服装や顔つき、表現などに気を付けてデザインをしている事を伝えている。
 普通に良い広告。

 岡本信彦へのインタビュー広告。
 キャラの見た目と中身のギャップを紹介しているので、デザイン班の話も含めてキャラクターを掘り下げたいという意図を感じます。

・ウォーキング・デッド:サバイバー

 ウォーキングデッドサバイバーも久々に見ました。この動きに派手さが無くて、じんわり怖い感じで差別化を図っているのも懐かしいです。
 こういう偽ゲーム広告も色々ある物だが、ウォーキングデッドに関しては最初から画面右下に「NOT ACTUAL GAMEPLAY」と記載してしまっているのは割り切ったなあと思います。広告が実際のゲームと違うとしても、本当に実際のゲームとは異なりますと書くのは中々できませんよ。「映像はイメージです」でぼかすのを許さない。

 音で誘導して基地に逃げ込むアクションシーンを描く。
 ゲームの内容は全然紹介されないが、これはこれで緊迫感がある良いシーンですね。

 ゾンビを殺しながら基地を作っていくシューティングゲーム風広告……と言えば聞こえは良いが、やっている事は偽ゲームよ。
 でも「NOT ACTUAL GAMEPLAY」だからね。そもそも遊べないと自ら言っているんだから……良いのか?

・Q REMASTERED

 少し前に配信者がこぞってやっていたQを切り抜き形式で紹介。アマギフプレゼントキャンペーンと人気配信者の組み合わせは無敵です。

 にじさんじだけでなくホロライブの配信も広告に出来るんだから、一回ブームになった作品は強いもんだ。
 好きな人はナンボ擦られても良いもんだし、これは擦りテクの勝利を感じた。インフルエンサーを骨までしゃぶって広告にするのがお上手。
 Qを配信者がプレイしている様子を広告にする手腕に関しては、以下の記事もチェックして欲しいですね。

・第五人格

 お久しぶりです。第五人格はYoutube、Twitterでは広告を見かけなくなったけども、Tiktokを主戦場にして生き延びていたんでしょう。
 それでやっている事が強風オールバックのMAD動画なんだからこいつはやってますよ。「オリジナル楽曲」と書いてあるけど、これは第五人格のオリジナルではないだろ!
 Tiktokだとこの辺のパクリの基準があいまいになり、特に突っ込まれもせずに生存しがちなんでしょうね。もっとTiktok周回すれば面白い広告があるのかもしれないけども、6月はTiktok周回までやる暇がありませんでした……

・ゴールデンホイヤースロット

 黄門ちゃま喝という台の演出を紹介しているらしい広告。この辺は4月と一緒です。
 画面下にあるAT機、AT純増2.5枚、AT初当確率とかって数字に関しては全部パチスロファンには嬉しい要素なんじゃないですか。自分はパチスロニワカなので、この辺の数字が分かっていません。
 専門の文言が分かったら面白いのは広告の常なんだけども、パチンコに関してはどうも最初に遊んだ時に当たりもせずに終わったのがあんまり良い印象を抱いていない原因。良い演出を色々見られたらバカハマりしたりしていたのだろうか。

・ジャックポットワールド

 花火大会というスロットを再現したような映像。
 当たったら気持ちいいだろうけど、そんな簡単に10000枚当たらないって俺知ってるよ。

 この広告はだいぶ日本のパチスロ広告に寄せてきたように見える。ピカピカして、美少女が出てきて、圧のあるフォントで追い打ちする王道のパチスロ広告。
 最初は地味な広告が多かったけど、だいぶ研究してここまで持って来たんだと思います。この努力は認めるべき。

 ジャックポットワールドオリジナルの台、南島スタイルの紹介。
 全体的に日本のスロットを研究して日本風に作ってみました、って感じはするけど、こればっかりは実際にスロットを遊びまくっている人じゃないと良いか悪いかの判断はしづらいと思います。

・Gravity

 弾き語りクリエイターなる存在を募集し始めたのがGravityの主な動き。
 SNSで弾き語りの人を募集するってのは中々斬新。多分音楽的な要素を取り入れて、他のSNSと差別化したかったんだろうなと思います。
 でも最後には「たくさんのファンやサポートが得られるのでしょう」とどこか他人事。得られるのでしょうの「の」要る?

 普通の紹介広告も引き続き出しています。

・AGAスマクリ

 薄毛を対処する発毛薬の広告。要は薄毛対策に育毛剤を使うな、ぼったくられないで良いクリニックで薬を飲めって話らしいです。
 タイトルが「まこなり改良暴露 サムネB」とあるので、マコなり社長なる人物の動画を真似しているらしい。でも服装とサムネイルを真似ているだけでしゃべりまで真似ているわけでは無さそう。
 以前あった中田敦彦のYoutube大学パロディは喋り方や身振り手振りまで真似している雰囲気があったけども、今回はとりあえずサムネの形式と簡単な話の流れくらいを真似ているんじゃなかろうか。マコなり社長ファンからすると凝っているなと思うのかもしれないけど、自分はその真似のクオリティを判断できるほどのマコなり社長ファンではありませんでした。

・Chap Up

 AGAスマクリが育毛剤は効かないと言っている隣で育毛剤が効くと広告が始まるのがYoutubeです。現代の矛盾だ。
 医薬部外品だから効果があるという理屈もAGAスマクリの方とは矛盾しているし、これはもうChap UpとAGAスマクリで殴り合いをしないとどちらが正しいかは分からないでしょう。
 動画最初の「ザ! 育毛ニュース」もしれっと世界仰天ニュースをパクっていやがる。

・新宿ウェルネスクリニック

 育毛剤は水! 何プッシュしても意味が無い! というのがAGAクリニック広告の主張らしい。マジで育毛剤とAGAの広告で一回朝まで生激論してほしいもんだ。
 とはいえ育毛剤側もAGAは効果が無いとは否定していないので、案外「いや、そういうもんすよ?」と開き直る事が出来るのは言い回しの妙だなあと思います。

・メンズクリア

 最初の3-3-5拍子を一万円札で演奏するクシコスポスト、あまりにも下品。
 最後の千円札に関しては女性向けパンツの中に突っ込んじゃう所までやっているんだから、もうそこまでやるなら腹括ってて逆に好きになれちゃいます。
 それ以降の広告は全部いつもの通り。

 いつもの家庭用脱毛器とアマギフ3万円分を告知するやつ。
 主張はマイルドだったり激しかったりするのは色々な手法を試しているんだろうなあと思います。

 小山店に通える人が足りておりません! ってあなた、そんな献血みたいなノリで脱毛って募集するんですか?
 それ以降の映像は全く一緒。サムネもこれまでと一緒だあ。

 広告がウソかどうか調査しにいく男の広告。ブレイキングダウンに関連してるんだろうけど、自分は詳しくないのでパッと誰だか分かりません。すみません。
 Youtubeの人はいつも「今ちょっと急遽動画回してて」って言うよね。どういう枕詞なん?

 他の広告も見ていると、安保さんなる人物である事が分かりました。安保瑠輝也って人らしいけど、それを知らないんだから格闘技ファンじゃなくて申し訳ないって感じだ。
 メンズクリア常連の女性もいつも通りの演技をやっていてすごい。コラボにも物怖じしませんよ。

・RBL

 尻毛脱毛をオススメする脱毛サロンの広告。エロいことをするために尻毛を剃るなら1980円で全身脱毛をやってくれって。
 多分メンズクリアを参考に広告を作っているおかげでどこかで見たような内容になっているのはもう突っ込んじゃいけない所です。

・PictureThis

 弱った植物を復活させるヒントをくれるらしいアプリ。実は初登場が2022年3月という1周年タイトルであり、その時はコーヒー粉を混ぜた水をやると木が蘇生する、という真偽のほどが疑わしい広告をやっていました。
 今回は弱ったシャコバサボテンに砂糖水を与えるという怪しげな民間療法を紹介している。また枯れかけの草を切るなという表現をやっているし、植木鉢が変わっているせいで他のサボテンに入れ替えた疑いがあるのも一緒。
 忘れた時に広告を流すスタイルってのも中々狡猾だぁ。来年の春ごろにまた会おうな。

 弱った植物にコーラをあげている。
 もう弱った植物に変な飲料を与える大喜利になってないか?

・スマホで副業

 怪しげな副業サイトなんだけども、吉野家でライスだけ頼んで紅しょうがを山盛りにする迷惑貧乏仕草を広告でやっているのは最近の話題に乗っているなあと思います。
 これやるくらいだったら普通に自宅で米炊いてしょうゆをかけるだけで済ませた方が良いんじゃねえかと思うんだけど、そういう事を考えずに吉野家で160円払ってしまうような層を狙っているのだろうか。吉野家で紅しょうがをかけまくる事が節約で腹を膨らませるテクだと思っている層に向けた広告……

寿司(実写)

 副業と出会えたおかげで労働せずに自由に生きられる不労所得者になり、美女と出会えましたという所まで来ると完全に「※効果、成果を保証をするものではございません」という警告に違わないサクセスストーリーが展開されている。
 実写の寿司や妙に殺風景な寿司屋など後半の成功者パートほどディテールが粗く、前半の牛丼屋で紅しょうがをぶっかけている時の描写が細かいのは「人間は経験した事しか作品に出来ない」論を補強しているように見えてしまう。悲しくなってきたしこの話やめよっか。

・つみたて副業

 カードを使い過ぎて返済に困ってしまった、みたいな内容。比較的ありがちな内容であり、つかみとしてはちょうど良いテーマではないかなと思います。紅ショウガ丼までやられちゃうと引く人も多いだろうし、親しみを持ちやすくリアルにありそうな危機のモチーフとしてはカードの制限額が近いという所がちょうど良い。
 それ以外の内容は大体いつものつみたて副業って感じです。副業で100万円稼げるってノリも大体一緒。

・マネット

 いつもの延滞経験あり、その他デメリット持ちでも金を借りられるアレです。こういう広告も山ほどあるもんだ。
 ノリは全くいつもの通りなので特に言う事はありません。これでダメなら諦めてくれってよ。

・借金減額診断

 5chまとめみたいなサムネが光る広告。2020年と古い日付のスレみたいにしていることで、まるで昔から知られている名作スレまとめみたいに見せているのは日付の工夫が光りますね。
 それ以外の内容はいつもと一緒なのでわざわざ見る必要は無い。借金減額診断の広告はサムネだけ見て楽しむのがツウの味わい方です。

 こちらもサムネを工夫しているとは思うのだが、元ネタがイマイチ分からない。昔のYoutubeはこういうサムネの文字が流れる動画があったような記憶があるが……
 ややトレンドからは遅れているような気がするが、むしろちょっと遅れていることでクリックを誘発させようとしているのだろうか。この辺の狙いは聞いてみないと分かりません。

・商人放浪記

 出だしは先月の広告と一緒だと思うが、それ以降は真面目に焼き肉屋をやる。本当に焼き肉屋を作るやつがあるか!
 かなり真面目にレイアウトしているので言う事が無い。失敗するな失敗するなと普段は言いつつも、失敗されなくちゃツッコミどころが見当たらないんだ。俺は弱い!

 200万両という安価の店かと思ったら水漏れしていて、室内がプール状態になっていた。そんな物件なら200万両でも高いんじゃねえかな……
 それでたまたま温泉が出ていたから温泉にしたら1000万両になった、みたいな話。このオチは往年のおねがい社長を思い出すから好きです。

 卵チャーハンを作って繁盛する広告。先月まで腐ったタニシ麺を作っていた広告とは思えない内容だあ……
 そう思って見ていたら、この広告は中華一番コラボの映像なんですって。コラボしているかどうか分かりづらい広告になっているのはどうなんだって話! でもコラボ広告でまで腐ったチャーハンを出さなくて良かった!

 もうちょっと明確に中華一番の広告だと分かりやすくなっているのはこれ。
 この辺の料理って全部中華一番の原作でもある料理なんですかね……?

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