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広告振り返り:ミドル級~2024年4月~


・Temu

 0円でドローンが手に入る! という広告。
 このドローン自体も中々面白そうだし、紹介自体もテンポがよく面白い広告に仕上がっています。
 とりあえずこのドローンは買おうかな……近所のヨドバシカメラで……

 コスパを重視した最強革スニーカー、とのこと。
 画像だけ見る分には中々の良品に見えるが、世の中の商品写真なんて何でも良品に見えるもんです。

 なんか以前も紹介してた気がするカッコいいマスク。
 こんなんナンボあっても……別にいらないかな……

 おそらく撥水機能のあるコート。
 実際どれくらい撥水してくれるかは知らんけど、355円なら試しちゃおうかな、と思う人もそれなりにいそう。安いし。

 Temuにしてはお高めの商品。送料無料である事がこの商品での安値セールスであるが、それは他の通販広告でもやってる事じゃないですか。
 ちなみにこのJSD-HOPEというブランドのインパクトドライバーはAmazonでも売っているが、そちらだと大体1万超えのモデルが多くなっております。一応価格破壊はしている。

 もうちょっとお安い電動ドライバーはこちら。
 こうして見ると254円の電動ドライバーは露骨に安そうな感じがするな。普段使いならこんなもんでも良いと思いますけども。

 安っぽい広告だなあ……
 でも安い商品を広告している訳だから、こういうチラシみたいな広告をやるのは中々サービスに噛み合っていると思います。

・マイナビおすすめナビ

 まるでTemuみたいな広告だ……
 実際Temu的なショッピング広告がウケているとなれば、それに便乗して商品を掲載した広告を出すのはある程度分かりやすい所かと思います。

・NOMORE

 尿漏れ対策パンツの広告。ひょっとしてこれって「ノーモア」じゃなくて「ノー漏れ」で、ノーモア尿漏れ、って事~!?
 ちょっとセンスあるなと思っちゃった。やるな。

・オリくじ

 オリくじは世にも珍しいアーセナルベースのオリパを開始。アセベ、皆さんやってますか? ゲーセン行ってますか?
 ポケカバブルが弾けたとは言うけども、だからと言ってガンダムのアーケードゲームにまでオリパの波がやってくるとは思っていませんでした。もしも英傑大戦が昔の三国志大戦みたいに決まったカードが出てくるタイプのゲームだったら、大戦シリーズオリパなんてのもあり得たのかもしれねえな……

 「激熱最強」って強そうなワードを全部入れてるね。似たようなガチャで「究極還元」も見かけた。
 ガンダムはパチンコも盛んだし、言われてみれば現代オリパとガンダムの相性は良いと踏むのも分からんでもないです。

 ばらまき0円ガチャ。1人1回限定で必ずワンピース関連のアイテムがもらえるらしい。
 多分大半の人には1パック分くらい餞別にくれる感じだと思うんですけども。

 このばらまき0円ガチャはアセベでも行っている。
 こういうログインボーナス気分でやってもらう施策は広告してないだけでポケカとかでもやってるんでしょう。

 いつものポケカ推しっぽい広告も完備。
 毎週最大2500ポイントもらえるという事は毎週1ポイントである可能性もあるのだが、まさかそんな悪どい事はしていないでしょう。

 シンプルに無料で遊べるらしい。
 入金不要で遊べるから安心! とあるけども、実際そんな無料なのが安心につながるのだろうか。最近のオリパ文化というか、オリパを買う人の気持ちが中々分からなくて……

 演出が豪華で脳汁が出るとか、希少カードが多いとかいうアピール面を強めた広告。
 実際のカードよりもオリくじというサービスの紹介になります。

 ポケカのオリパ広告。いつものムンクピカチュウとリーリエ。
 ところで注目すべきポイントは、これが4月1日の広告だという事。やや画面が暗く、沈んだ印象を受けるかと思う。
 それが4月後半からは他のオリパ広告に沿ってパチンコ的な、豪華絢爛な見た目になっている事が分かる。この辺は周りのオリパ広告を参考に、ブラッシュアップしたんでしょうね。

 ブイズことイーブイの進化体関連カードが獲得出来るオリパ。
 こういうのどこでもやってそう。

 広告が表示された人限定でパックか箱が貰えるらしい。
 そんな事あります?? 大方ポイントが無料で、そのポイントで無料入手って所なのだろうが。
 あるいはばらまき0円ガチャをちょっとアピールの仕方を変えているだけかもしれない。

 実際ばら撒き0円ガチャという施策が多数ある時点でこれはどのカードゲームでも上手く行っている定番施策っぽいし、その気になれば「無料でもらえる!?」でアピールが効くようだ。

・DOPA!オリパ

 2分の1でアドが得られるガチャらしい。またブイズだ!
 イーブイを刷れば金になるってもんなのかもしれないが、最近のピカチュウとイーブイの双璧はあまりにも金のニオイがひどすぎて最近あまり好きになれなくなってきた。元々さして好きでもないのだが。

・Spark Oripa

 Spark Oripaは引き続きがーどまんとコラボ。
 「高額女の子ポケカをブチ抜け!」という事で、キャラ名とかでは無く「女の子」とひっくるめている辺りにパワーを感じますね。金になれば誰でも良いのだ。

 がーどまんが100万超えのカードを当てて話題! らしい。
 こういうのって案件で内部的に確率を操作できるんじゃ……と勘繰ってしまう所があるが、そうじゃないことを祈っております。

・Irisオリパ

 10回引くと一回無料で、しかも確率でパックもついてくるらしい。
 ウワサじゃこの変幻の仮面というパックはカードを投資商材にしたいタイプの人には不評だという話を聞いたけども、カードゲームをやっている人の目線では普通に内容は良いらしいです。

 PSA10と素体と箱がもらえるらしい。じゃあ全部PSA10で良いんじゃねえか?
 投機商材としてのPSA10に対して価値を感じなくなってる人がいなくなっているから、素体の方に人気が集まっているのだろうか。普通に外で遊べって感じですけどね。

 アド率77%、MAXアド333倍OVERらしい。すげえ倍率を出してきたもんだ。
 数字がデカければ興奮するのは人間のサガであるが、「じゃあ実際何が起こるの?」と言われると(何だろう……?)と疑問符が浮かんでくる感じです。アドって言われても困るよねえ。

・めくれるネットオリパ いちか

 めくれるネットオリパは世界初、本当にめくれることを紹介していた。めくる……? 裏回りですか?
 ポケカの醍醐味の「めくる瞬間」というのもややピンと来ない。裏向きの状態から表向きにする、要は見えない状態から開示する面白さみたいな所を紹介したいんだと思いますけども。
 演出面の強化というのはこういうネットオリパでは大事な事だと思いますしね。

 初登場のいちかはなんと「絶対損しない!100%アド確定オリパ」を紹介。本当に~~~??
 広告において「絶対」とか「100%」とか相当危ないワードだと思うんだけども、中々実証出来ないせいかコミュニティノートがつきません。割と検証の対象としては格好の的に見えますけどね。

・シャイニートレカ

 こちらは還元率100%を謳ったオリパ。
 というか還元率って何なんだろうな。どの基準で定められているかも分からない謎の確率を100%にする事でお得かも、と思う人はおるのか。

・日本トレカセンター

 遊戯王のオリパ紹介。レリーフのカードが手に入るらしい。
 超アルティメット高還元とあるが、すごい言葉で修飾した言葉の意味がいまいち分かりづらいのはちょっと面白い。

 日本トレカセンターに関しては当選報告ツイートがいかにもサクラじゃないか、という所で話題になっていた。
 本当に自演したのかあるいはネガキャン用のなりすましか知らないけど、何にせよ雑な手口だぁ。

・POCHIオリパ

 POCHIオリパはオリパ広告にしては珍しく1口いくらかを紹介しており、1口1500pt、最低1000pt以上保障で実質500ptくらいのガチャであるように喧伝している。
 1口いくらかを紹介していないオリパが多い分、この広告は他よりも健全に見えるもんですね。とはいえ、中々そう勝てるかは知りませんけど。

 フラッグシップレア確定ガチャの紹介。フラッグシッププロモとは、フラッグシップ大会と呼ばれる大会で優勝やベスト8など優秀な成績を収めるともらえるカードの事を指すようです。
 実際大会で優勝すればもらえるプロモカードは昔から高額になりがちですから、それをオリパの目玉にするのは自然な気がする。

 こちらのコミパラ、リーパラもワンピースカードのレアリティで、コミパラがコミックパラレル、リーパラがリーダーパラレルの略となる。
 今はワンピースカードの方がこういう商材では大人気らしいので、知っておいて損はないでしょう。それはそうとしてPOCHIオリパはnoteで引用すると画像が全然見えなくなるタイプの広告ばっかりやっているので見ていても絵面が地味なんだけども……
 実際の広告を見たい方は投稿をタップしてください。

・トレコロ

 トレコロは引き続き普通にカードの買取表を広告に出していた。
 ヴァンガードも随分続いているカードゲームになりましたね。何だかんだブシロードのカードゲームで一番盛り上がってる印象があります。

 ポケカの買取表。
 遠目に見ると何が何だか分かりづらいんだよなあ。情報を詰め込みたかったのは分かるが、ヴァンガードの広告のようにカード数を絞ってカルーセル広告にする方が見やすい印象はあります。

・TOYGER

 カードゲームサプライを販売しているTOYGERはデッキケースの広告を公開。こうして絵面をシンプルにしているのはTemu辺りを参考にしているのだろうか。
 黒一色で使いやすそうなデザインだし、それならこういう広告にするのも納得。商品の特性にあった広告でかなり好みです。

・Projectxeno

@PROJECT XENO(プロジェクト ゼノ)

3分間のリアルタイム頭脳バトル「PROJECT XENO」!バトルパスSeason5が開催!XENOを倒して報酬をGET!

♬ Promoted Music - PROJECT XENO(プロジェクト ゼノ)

 新クラスドルイドが登場して、その中で限定32体のキャラが登場しますよ、という広告。
 前回は66万で取引されているらしいので、今回首尾よく手に入って売れたらそれくらい行くんじゃねえ? という売り文句のようです。NFTを売ろうとする広告と考えたらいい内容に見える。
 さすがにProject xenoは歴が長いだけあってNFTを売る広告が上手だと思うんだよなあ。

・マネットカードローン

 緑色の髪の人がカードローンを紹介する広告。
 独自審査で最短20分! というアピールはXの広告と一緒。

 金利ゼロで借りれたぜ! という広告。
 金利ゼロの紹介は他の借金系広告では見なかったんだよなあ。その広告は本当か?

 この広告の場合は審査最短3分を謳っている。
 もう3分って何を審査してんだよってレベルのスピード感だよね。この世に生きてるかしか見てなさそう。

 マネットカードローンは500000円借りられることを紹介。
 ちなみに後述するMyカードローンも50万円に借りられる額が増えているので、もしかしたらカードローン全般で50万円借りられるようにしようと示し合わせたんじゃないか。

 クレカ延滞したけど借りられたぜ! という広告。
 それなら早い所先に借金を返した方が良かろうと思うんだけど、そういう首根っこが回ってない人向けの借金なんだからこれで正しい広告なんだろうなあ。良くないんだけど。

 いくら借りられるかは分からないパターン。
 4月のタイミングで妙に金貸しの広告が多かったのは金の入用が増えるから、って所なんですかね。

 芳賀セブンとのコラボ広告。
 何故カードローンで筋肉を入れようと思ったのかは分かりません。筋肉を入れれば一定話題は取れるだろう、という判断だろうが……

・@即日融資安心カードローン

 即日融資安心カードローンは10万円借りたい人向けの広告。何でだよ。
 10万円、50万円という低額借金のライン決めは金融業者や借金常連の方は納得のいくラインなのかもしれないが、普通に見てる分には妙にここでラインが一致しているのが不気味なんすよね。時間があったら勉強するわ。

・Myカードローン

 顔の濃い男だなあ。無駄にハゲてるバージョンもあり、カツラの有無でABテストを行った貴重な例だと言えます。
 こんな真面目系サラリーマンみたいなツラして複数借入している上50万円も借りようとしているんだから世の中分からんもんです。

 この顔の濃い男性シリーズは同じようなコンセプトでいっぱい出してみよう、という印象がある。
 実際美少女まみれの広告界隈ではこういう濃い絵柄は相応に目立つ印象があるし、良いと思います。

 しかしここまで似たような広告ばっかり見てるとさすがに食傷気味にならんか?
 無駄に汗くさい広告ばっかりやりやがってよぉ~

 絵が濃いい女性もいる。画風が古いんだけど、その古さが逆に目立つだろうという算段だろう。
 まあそんなに伸びてないけど……

 なんだか抽象的な表現にされた男。ハゲてたり泣いてたりする。
 妙にアートな感じがするが、それでも50万円借りられる!? って広告に使われてるのは悲しいぜ。

 生成AIを使っているっぽい広告も出していた。
 日本円が歪んで00000円札になっているのは、一旦金を借りて助かっても後には高額の利子を付けて返さなければならないという皮肉を感じられて良いですね。
 生成AIで作られた画像の中ではかなりセンスを感じる内容。

 お金なくても奢ってくれる弾性、かっこいいです!
 相手に借金させてまでたかろうとするんじゃないよ。

 警告色である黄色、黒色を活用した広告。
 それで目立たせることが50万円借りられる方法ってのは中々ショボくないですか。

 シンプルにカードローンの特徴を述べる広告。
 割と情報がまとまっていて良いですね。本来これくらいの広告が普通なんじゃねえかなあ。

 審査不安でも借りられることを紹介している広告。
 実際に借りられているように見せているが、こんな画像なんぼでも作れそうだし……

 もっとシンプルになるとこれ。
 ここまで来るとさすがにシンプルすぎない? 片方だけメッセージが「闇金はやめろ」の羅列になっているが、この借金自体がどんな代物かはまるで分からないのが怖いぜ。

 正体不明の賞みたいな広告。
 もうこんなん見せ方を手を変え品を変えやってるだけだな~と思いつつも、その手を変え品を変えが上手く行ってるんなら文句ねえか、と思うような広告です。

 広告で「おめでとうございます」とか書いてるのにロクなの無い気がするんですけど気のせいでしょうか。

 審査落ちの状態を提示する広告。
 Myカードローンなら審査落ちしないぜ! という所を言いたいのだとは分かっておりますよ。

 雰囲気だけ真面目な意見広告みたいな内容。
 こんな真面目そうな雰囲気から出る内容が「バレずに50万円借りられる方法」という不真面目な広告なんだからちょっとシュールで面白いよね。

 X投稿風広告。
 XでXのモノマネをするんじゃあない!

 そういえばMyカードローンの広告って昔は10万円借りられるだったのに、4月になって50万円借りられると限度額が伸びたのはやっぱり10万円ごときでは訴求出来ないと思ったからなのだろうか。メッセージを少しずつ変えながら、広告を展開しています。
 このままいくと100万円とかになる日も遠くないのかもしれない。さすがにそこまで行くと胡散臭さが増してくるけど。

 ルーレットに金額が書いてある広告、これはこれでなんか誤解を生みそうじゃない?
 誤解を生まなかったとしても何でこんな絵面にしたのかはちょっと疑問である。

 そう思ったら10万円エディションも残っていました。
 これは単に効果的だったから再掲なのかな。

・ワイズローン

 4月からの新顔、ワイズローンはとうとう猫ミームを広告に起用。もう猫ミームブームも終わりなんだなあ、と思わせる広告です。
 思えば2024年1月頃に猫ミームが始まったんだから、それから3ヶ月くらいして企業が広告にしようか、という判断をするのは中々リアルな線ですね。時事ネタは鮮度が大事と言うし企業がミームに乗っかったら終わりという言葉もあるけども、実際並の企業のスピード感ではミームの流行り廃りには乗り切れない場合が多いでしょう。
 猫ミームを活用して話題を取れた広告と言うと、自分はボンバーガール公式アカウントがやってるボンバーマンガくらいじゃねえかと思うんですけどどうでしょう。あれはプロモーション枠じゃなかったけども、異様に早くネタを拾っていてすげえんだよなあ。むしろ公式なプロモーションじゃないからこそやれていたとも言えますか。

 ちなみに聡明なコミュニティノートによると、ワイズローン自体はアフィサイトで金を借りるのは結局プロミスなどのローン会社とのこと。審査だけは申し込めるけど、普通に審査に通らなくて借りられない可能性もあるんですって。
 まあ絶対に借りられる! とは誰も断言してないしね。

 顔キモッ!
 絵面のインパクトだけは他の広告に負けてませんね。カードローンとは全然関係が無い写真にびっくりしました。

 ちくしょう。借入だ!
 そんな軽い言葉の割に顔立ちが沈鬱過ぎるんだよね。地味に「カードローン」の文字で隠されている指が気持ち悪い事になっているように見えるし、影の入り方的にAIを使っているやもしれん。

 やる気の無い……好意的に言うならゆるいイラストの広告。
 一時は表示がバグっていた時もあったようです。

 ここまでふざけ通しておいて突然真面目そうな広告をやるのはやめなさい!

・最強お得情報局

 今日中に借りられる10万円! という広告。全くもっていつものやつです。
 いつものやつ過ぎて困ったもんだよね。どこのローンだかは知りませんけど、上記のローンのお仲間である可能性は高い。

・借金減額診断

 いつもの借金減額診断の広告。ニュース番組風のサムネイルになっています。
 ちょっとポップな見た目になっているけど、やっている事はまるで一緒なんだよね……

・新宿アトムクリニック

 税込4800円で出来る長茎術の広告。
 ただ珍しい事に、新宿アトムクリニックという院名を広告で出しているんですよね。これまでは病院名を紹介していなかった場合が多かったような印象があるんですけども。

 中イキさせたい人探しています! というのはすげえフレーズだよね。これまで脱毛したい人、髪の毛を生やしたい人は探されていたけども、とうとう中イキをさせたい人まで探し始めたんだ。
 よく見ると画面右下に「自由診療」「個人の感想です」「当クリニック所定のメニューを受けた方が対象」と怪しげな文言が並んでいるのもポイント。

・アイスダンディ

 今回はかなりオシャレに仕上げてきた脱毛器の広告。全身でも1日10分で終わるらしく、予約なしでガンガン脱毛出来る事を紹介している。
 これまでインフルエンサーに色々頼んでいたけども結局イマイチ効果が出ないなと思って普通に広告を始めたのか、それとも恒常的に使う広告としてPR映像を作ったのか。

・COSAI

 MBTI診断に基づき、さまざまな性格の人とチャットで交流するコツをつかんでみよう! みたいな広告。チャットボットであるため、当然イラストも生成AIを活用しているようです。
 MBTI診断がウケた! という話題が2023年8月~2024年にじんわりと話題になり、このアプリが出てくるんだから、この辺は生成AI時代のスピード感なのかもしれません。

・アドネス株式会社

 「いつまで成果の出ない副業を続ける気ですか?」というメッセージが踊る広告。それを言うとこの広告まとめなんか全然成果の出ない副業をやっているとバカにされるかもしれませんが、ぶっちゃけそんな儲けたいなら副業やるよりも株でもやったり、普通に本業真面目にやった方が良いんじゃないの。
 東大生の社長がやっているらしいが、そもそもいつまでも東大生だからエライ、みたいな神経で副業を選んでしまうような神経がよく分からん。でもそう書いた方がマーケティング効果があるんでしょうね。バカは東大に行け!

・Tiktoklite / Tiktok

 Tiktokliteは引き続きポイントプレゼントを紹介しているのだが、問題は画面右下。「AIが生成したコンテンツです」という注釈文が入っており、今後問題が続きそうな生成AIの中で一歩前進と言う広告だと言えます。
 今後全広告に生成AIを使用したなら但し書きを入れろ、という決まりになったりするのかな。もしそうなら、このTiktokliteの広告は(自分が確認した範囲では)最初に生成AIに対する注意文を挿入した広告だという実績が解除されます。
 ゲーム内広告からそういう注釈文が入った、というのは覚えておいて良いでしょう。

 飛行機を捕まえよう、みたいなユーモラスな映像。ポイントの話はかなり控えめ。
 こういう映像を見ると面白いんだけど、実際はショート映画とか任天堂DSのエミュレータの話とかしか流れてねえだろうがよ~

 こっちは普通のTiktokの広告。どういう使い分けで動画を決めてるのかはよく分かりません。
 このミニゲームもやってる方は面白い物と思われるが、冷静に考えて4人でやったら同率2位と同率1位しか決まらねえじゃねえか。そういう細かい事を考える奴はTiktokに向いていないのだが。

・bytenucleus

 海外のFX取引用アプリ? の広告。とはいえ取引アプリの紹介だけではあまりにも絵面が地味だと思ったのか、ノリノリの音楽とどこかの映画からもらってきたらしい映像がついてくる。
 なるほどこういうアプローチは地味な広告が増えがちな投資商材系の広告では新しいように思うが、別に新しいやり口だとしてもこの広告で良いのかと言えば怪しいもんです。
 大体この広告自体投資系の広告というだけで怪しい以外の感想を抱きようがないので、真っ当な人ならこれは触らないと思います。クリックするのもやめておいた方が良いタイプなんじゃないかな。

・焼肉・韓国料理 KollaBo

 Youtubeショートをそのまま広告にしたタイプの広告。
 そういえばXはショート広告ブームであってもショートをやっていないワケだが、多分今からそんな新機能をつけるのがシンドイ、という所があるんでしょうね。
 だからと言ってYoutubeショートのキャプチャをX広告に直接落とし込むのはやや強引な気がします。コスパは良いですけどね。

・東大先生

 東大の学生が勉強を教えてくれるサービスらしい。
 東大ブランドを使うのは勝手だけど、東大生に任せて放置でOKというのも中々挑戦的なセリフですね。実際素人考えの指導よりも、現役の学生に丸投げしちゃった方が確実な気がしますけど。
 広告の節々に「教育に無関心な夫」へのお怒りの言葉が入っているのも特徴。明らかに主婦向けの広告なんだよね。

・クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS / カラコン通販byクイーンアイズ

 テンプレ広告勢。
 こんな明るい音楽でクトゥルフ神話TRPGの広告をやっているのは中々見られないと思います。別に暗くあれとは言わないけど、こんなポップなのも違うよなあと言いますか……

・NEW GENERATION GROUP

 広告を見るYAKISOBAは、面白ければ野外広告もチェックします。
 ニュージェネレーショングループとは東京のホストクラブのグループで、その場所に応じたカウンターになるようなメッセージ広告を出しているのが特徴です。
 これは高田馬場の広告なので「卒論もカネで買える!」と書いてあるのだが、このメッセージは中々面白くないですか。自分はかなり気に入った。

 宝くじチャンスセンターにも「運に頼らずテメェで稼げ!」というメッセージを出している。
 これはまあそれはそうって感じだからそこまで面白くはないかな……運に頼りたかったら頼れば良いし……

・Phillip Morris Japan

 煙の無い社会を目指そう、という活動を続けているフィリップモリスジャパンの広告。おかげでタバコを吸う人はガラスケースに収められてタバコを吸う事になってしまった。
 加熱式タバコを流通させて10周年らしいけど、そんなに加熱式タバコっていいもんなのかしら。シーシャバーとかが流行り始めてるのって、案外煙を人は求めてるんじゃないかとか思うけど、自分はその辺の気持ちはよく分かりません。

・Fun games(Raid)

 以前から見かけていた広告で、内容自体は普通の広告が多かったからスルーしていた枠なんだけど、これはさすがに気になった。何だこの日本語圏の人は読みづらいと感じるであろうレイアウトは。
 英語だとこういうのがオシャレなのかなあと思うのかもしれないけど、それにしてもゴシック体のせいで台無しである。 

 ちなみに文字が無いとこんな感じ。
 あっても無くても大差ないと言われればそうなんだけど、やっぱ変な文字組やるくらいならこれでちょうどいいんじゃねえかな……

・Pocket Champs

 ゲートをくぐって適切な生物に入れ替わりレースを攻略する広告。実は2023年9月ぶりの登場になります。
 以前は失敗要素が少なめだったが、今回はガンガン失敗してイラつきポイントを増やそうとしているのが窺えます。やはり失敗か……

・アイドルエンジェルス

 かな~り久々に見かけたアイドルエンジェルスの広告。振り返ると最後に見かけたのが2021年3月なので、ちょうど3周年くらいのタイミングで復活してきた事になります。

@Idle Angels:여신 전쟁

あなたのための最高のRPGゲーム〜

♬ Promoted Music - Idle Angels:여신 전쟁

 Tikitokでのキャラ紹介広告。
 ここまで見ておいてなんだけど、最後の検索画面には「バトルエンジェル」って出てるんだよね。実は違うゲームだったりしますか?

・無期迷途

 広告に似つかわしくない神々しさだ……
 この世には様々な広告が存在すると思うが、こんなに演出が凝った広告はひょっとしたら全盛期パニグレを超えているんじゃないかと思えるような内容なんですよね。中華ゲームは中華世界観を描くとやっぱり格が違うんだな、という所を見せてくれます。
 広告後半にはしっかりゲームの内容も紹介しており、広告としての用も成している超カッコいい広告です。とりあえず冒頭1分は飛ばさないで見て欲しい広告。マジでカッコいい。

 ところでこの映像、試写会と言う形でキャラ紹介や偽CM、特別番組での紹介を行っている。
 制作、運営チームの現地の方々が映像やストーリーを中国語で紹介してくださっていますので、めちゃくちゃ時間がある方はどうぞ。何とたっぷり22分もあります。

・マジックカード:Catch the thief

 いつもの泥棒を捕まえるやつ。
 どれだけ警官を早く動かしたって~と言われても、これは警官を早く動かしゃ良いってもんじゃなかろうし……

 ナレーションや音を使い回している広告。
 映像だけ違う。

 内容一緒で見た目だけ違う広告。

・ラストウォー:サバイバル

 ラストウォーはなんと大物お笑い芸人、かまいたちを起用して地上波広告に打って出た。これ、本当にお昼のニュースの広告で見かけましたからね。ご家庭のテレビでゲートをくぐる広告が見られる時代が来てしまいました。
 もちろん画面自体は全部イメージなのだが、最初のイメージ映像の際にメチャクチャ小さく画面右端に「※画面はイメージです」と書いてあるので隙が無い。イメージだから詐欺じゃないな!
 パクリ元であるトップウォーも地上波で広告はやったことがあるけど、ゲートくぐりや数比べ広告の地上波進出まではやっていません。その辺を考えると、パクリが本物を上回る激アツ展開だとも言えますね。

 かまいたちコラボに乗じてラストウォーもめざましテレビに進出した。ゲートをくぐる広告がめざましテレビで流れる時代か……
 TVerでの見逃し配信は終わってしまったが、とりあえずネットのヤバい広告勢がめざましテレビに進出する例はおねがい社長に続いて二例目となります。
 有名芸能人を広告に起用出来るとこれが強いですよね。

 当然4gamerなどでも記事化済。

 何故かまいたちがラストウォーの広告に出演しているのか、という経緯を見ると、おそらく1月頃に投稿されたこの動画からオファーが飛んだと思われます。
 まさかテレビで活躍する売れっ子芸能人がステマなどしないでしょう。しないよね?
 ちなみにこの動画ではRoyal Matchやおねがい社長も紹介している。

 自己紹介からワイプで実況をしてくれる広告。
 個人的にこれめちゃくちゃ好きなんすよね。特に濵家の「ラストウォーはね 盛り上がる」「これね 面白い!」辺りはあらゆる広告の冒頭にタイトルだけ差し替えておいてほしい。

 顔ワイプ無しバージョン。
 しかしかまいたちの広告にもコミュニティノートがついているんだから面白いよね。実際のアプリでも一応ミニゲームとして遊べるだろ!
 ミニゲーム程度では無くゲーム本編でこれを山ほど遊ばせろと言う話なのかもしれないが、じゃあ実際このミニゲームだけ1000ステージくらい出てくるゲームだったらやるのかよ、という気はしてしまいます。
 ラストウォーもコミュニティノートつきの広告はやたら伸びている辺り、2023年のEVONYの広告と一緒です。歴史は繰り返すんだ。

 マックスむらいまで動員。ネット上ではかまいたちよりもマックスむらいがこんなクソゲーの広告に出演して堕ちたもんだな、というリアクションの方が多かった印象があります。
 「ラストウォーは詐欺じゃない!」のアクセントが癖になる広告。実際偽実況の腕前もその辺の三文役者よりも立派なもんであり、本当にマックスむらいが一世を風靡していた時代がある事の証拠になっていると思います。

 無駄に実況のパターンがあるの面白いよな。
 広告を見飽きさせないためだと思うけども、似たような映像を2~3種まとめて撮っておくのは割と賢い選択だと思います。広告は同じような映像を延々と見る可能性も高い訳ですしね。

 全然関係ない女性が登場する広告。しかもこの宝箱を開けていくタイプの広告は他で見た事の無いモデルじゃないの。
 最後の「一緒にやらない?」という台詞と共に死んでるのはちょっと面白い。

 Tiktokの広告。
 詐欺広告が現実に!? というキャッチコピー。まあ射的要素は実際にあるんだけど、あくまでミニゲームですからね……

 芸能人が出てこないいつものやつ。
 4レーン制の広告は以前見たことがあるような、ないような……

 芸能人が実況していない偽広告。
 確かマックスむらいはこれをやっていたような記憶があります。

 芸能人が出てこないいつものやつ。
 過去作の使い回しです。

 しかし毎度毎度使い回しだと思っていると、たまにこういう新作が出てくるから油断ならない。
 使い回しかどうかを識別するコツはコミュニティノートの内容と映像内のギミックを改めて確認してみる事でしょう。

 その他先月も見たことがある動画。

・新・信長の野望

 破竹の勢いで敵を倒していくシミュレーション風広告。サクサク進むのは嬉しいだろうけど、ここまでサクサクだとそれはそれでどうなんだって思わない?
 これもまたイメージの広告となっております。

・ライフアフター

 ライフアフターも5周年。かつては荒野行動と同じくらいの頻度で見かけた広告ですが、今やかなりのレア広告になって……
 キャンペーンの内容としては、コメント、RP、いいねの数に応じてプレゼントがもらえる感じ。そこにゲーム本編のゾンビ要素を絡めたような内容になっております。
 実に基本に忠実なプレゼント広告だ。200000キルという追加プレゼントも提示されているけど、やっぱりそこまではいかなかったみたいです。多分ここまで行くとは思ってなさそうではあるけども。

 迫真のアクションを紹介する広告。連続5日キャンペーンとなっております。
 こうして襲い来るゾンビと戦いながら屋上で籠城戦をやるのはカッコいいんじゃないですか。昔はこういう広告が多かったような気もするし、ちょっと懐かしい感じすらある。

・第五人格

 第五人格もリトルナイトメアとのコラボで勝負をかけてきた。
 netease系のゲームと言えば荒野行動がよく聞くもんですが、それ以外にもいろいろとゲームをやっていてどれもそれなりに続いているのは本当に大したもんだと思います。

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