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広告振り返り:ミドル級~2024年2月~



・Temu

 充電ポート付きのリュックサックらしい。どこに充電ポートがあるんだ?
 一見してどこに充電ケーブルを出すような穴があるかが分からないし、この広告を見るに充電ポートというよりもカラーバリエーションや容量を告知したい画像に見える。

 こちらもリュック、バックパックの広告。
 リュックって結局デザイン性と容量以外に広告する事無いよなあ、と思うと、やっぱり充電ポートの一つや二つあった方が良かったのかも。
 ちなみに同一デザインでも広告によって値段が違ったりするのはどういう理屈なんですか?

 ランチバッグの告知。
 この猫のイラストはどうもどこかからパクってるんじゃねえかって感じはするんだけど、果たしてどうなんでしょ。詳しい人が見ると違うのかもしれないけど。

 これまたバッグの広告なんだけど、まっくろくろすけみたいなキーホルダーがついてるのは良いんでしょうか。
 バッグ本編で見どころを作れないからってキーホルダーに逃げるな!

 同じく0円シリーズ。バイク用のバックパックです。
 見た感じはカッコいいけど、実際どんなもんか分かりづらいのは画像広告の弱点だと思います。

 ショルダーバッグ? の紹介。カラーバリエーションも右側に紹介しており、カルーセル広告に頼らない構成になっている。
 それ以外はそんな変わった様子はありません。

 カラバリの紹介をカラーパレットに頼った形。
 こっちだと色合いがイメージしづらいので、ちゃんと画像で出してくれた方が親切だと思いました。

 よく分からないブランドのバッグ。
 Temuのバッグ広告を見ていると、カラバリ紹介があるパターンの方が比較的伸びている印象があります。とはいえデザインが気に入られなかったらしい広告は普通に伸びてないし、結局バッグ本編の出来の良さは大事でしょうね。

 蛇口吸水マットなる商品。
 なるほどこういうのがあるとオシャレかつ水道の手前部分が濡れなくて良いのかもしれないけど、同じサイズのマットが買えないと不一致が起きて困りそう。

 革の財布を紹介。
 確か以前紹介した革財布の広告には変な刺繍が入っていたのだが、こちらはそういうのが無くシンプルな作りになっている。とはいえ税込476円の財布なんて一体何の革が使われているか分からないからイマイチ使う気にはならないのだが……

 面白グッズシリーズ。
 実際こういうのがあったら可愛らしいように見えるけど、Temuでは買わないかな……

 回転する収納用の箱。
 これだけ見てるとまあまあ便利そうな気はするんだよね。

 冬らしいスキーゴーグルセットのご紹介。スキーゴーグルの何が4点セットでついてくるかが分かりづらいのは良くないなと思いました。
 画像にいるのがスノーボーダーばかりなのもツッコミどころ。

 同じく冬アイテムシリーズ。在庫処分とかも無いけど、いつでも安価に広告しているのはどういうカラクリなのかはいまいち分かりません。本来はこんな安く買えないって話も聞きますけどね。
 中華広告特有の火の玉もあります。

 極暖って何だよ。
 超暖かい事を言いたいんだろうけども、火の玉に極めて暖かいと言われるとむしろ暑そうに見えるぞ。

 多分裏地が暖かい服。
 変な台座の上にある事でちょっとした高級感をアピールしたいのだと思われる。そうでないとこの変な台座の意味が分からない。

 在庫処分の名目で295円に値引きされた靴。
 別に在庫処分じゃなくてもそんなもんだろ! という気がしなくもない。何なら0円じゃない分ちょっと高い気も……

 牛柄のスリッパのご紹介。
 0円でこれが手に入るらしいけど、これは牛柄ではなく牛の頭があしらわれたスリッパじゃねえかなあ……

 ファーつきの靴。
 こういうのって最初は真っ白で良いけど、ずっと履いてると汚れて来てイヤなのよね……

 暖かい靴の紹介。
 もう中華製通販画像特有の火球も見慣れてきたな。

 リージュなる時計ブランドの広告。
 調べてみると似たようなモデルで38ドル程度。それが0円ってのはうますぎる話に見えるよなあ!

 ウサギ型のランプ。
 遠隔操作が出来そうな雰囲気があるが、そんな12個くらいボタンがあるリモコンがこのライトに必要なのだろうか?

 ソファカバー。当然ながらカバーしかないのだが、Temuの場合何でも安いからこの値段でソファが手に入りそうな気がしてしまう。
 でもそもそも見た目がダサい気が……

 自発熱かけ布団。要は電気布団ですか?
 暖かいアイテム訴求特有の火球も完備。

 ネコの肉球型クッション。
 可愛らしいけどこれが似合う部屋ってのは作りづらそう。

 手首を乗っける道具。
 見た目可愛いんだけどいちいちこれを挟んでおく必要あります?

 自動餃子包み機。こんなもん自分の手で包めばおしまいだろ!
 そもそも子供がいるご家庭でも餃子をわざわざ自分の家で作ろうってのは珍しいと思いますよ。

 パイナップルのピースだけ取り出すために存在する器具。餃子包み機と同じかそれよりも使う機会の少なそうなアイテムをよくも18円で提供してくれるもんだ。
 一応トングの代わりに出来るかもしれないけど、それなら最初からトングを買えって話です。

 オシャレな器のご紹介。
 中々オシャレだとは思うんだけどこれに乗っけるのがポテトは違うだろって感じがします。だからと言って別に何を乗っければ良いという代替案も出てこないんだけど……

 食器を収納したり、乾燥したりためのラック。
 なんかニトリでも売ってそうだけど、こういうのは家で欲しくなった時にすぐ買えた方が嬉しいだろうしなあ。

 折り畳み式のキャンプストーブ。
 これは結構雰囲気があって使いたくなる商品じゃないですか。ある程度キャンプ好きかつ時間が無ければ使えないキャンプ用品とはいえ、本当に285円で手に入るならお試しで買っても良い気がするライン。
 まあTemuじゃ買わない方が良いと思うんですけど……

 ランチボックスバッグ。
 要は弁当を入れる冷蔵カバンです。この辺のキャンプ用品というか、外で楽しめるアイテムの広告が多いのは家族向きなんだろうなあ。

 いつものネコグッズシリーズ。珍しく犬グッズもあります。
 困ったら猫を出せ!

 ペットドライヤーの紹介。以前nonnotooが出していたペットコームの広告に比べるといささか地味な気もします。
 画像だからしょうがない所はあるけど……

 人間用の自動カールアイロン。
 4段温度調整に3段タイマー設定は多少語呂を狙ってそう。

 いわゆるウォーターフロス、水流で歯と歯の間の歯垢を取り除ける便利グッズ。
 こういうのって安かろう悪かろうを買って、水圧が弱いのに引っ掛かるといよいよ使い道が噴水もどきしか無くなってしまいそう。何なら使い捨ての糸フロスで充分なのでは?

 見た目がオシャレなポンプディスペンサー。多分これ容器だけですよね?
 置き方が妙にオシャレ。本当にこんな置き方をしてたらすぐに崩れそうだけども。

 アロマディフューザーの紹介。
 でもアロマ本体は付いてこないんでしょ? 自分で買えよって話になるのはそりゃそうなんだけど。

 収納用の箱。
 以前の広告では折り畳み式である事なんかも広告していた記憶があるが、この広告ではその要素は見受けられない。折り畳み機能が無いだけかもしれないけど。

 Temuの商品で6万円って多分最高額クラスじゃないか。ゴルフクラブという括りで見るなら安い方なのかもしれないけど、こんな高い商品もあるんだ。
 安さアピールに困って「送料無料」がデカく書かれているのも宣伝担当の苦慮を感じさせて良いですね。実は一番好きかも。

 Temuに珍しく金額推しが弱めのパターン。カルーセル広告1枚目だけ見ると無印良品みたいだ。
 結局2枚目を見るといつものTemuになっちゃうんだけど。

 カワイイ感じの柄入りパジャマ。
 正直部屋着だから何でも良いでしょって感じはあるよね。

 下着の広告。
 さっきのパジャマとセットで着ると良いんじゃないですか。

 サメ型の寝袋。
 Temuの広告では実は一番この広告がウケていた説があります。実際ビジュアルも可愛らしくてインパクトがあるもんね。

 こっちのサメ広告はイマイチだった。
 まあ何かの拍子に話題になっていた可能性もあり得るが……

 同じパターンでサメのスリッパもある。
 こっちはあまりにも見た目のサメ要素が少ないせいか全然話題になってないのだが。

 ミニUFOキャッチャーというオモチャ。そんなに面白いかな……
 ポケモンでこういうオモチャが売ってた事は知ってます。

 以前も紹介していた記憶がある商品集。同じような商品でも画像によって金額が変わっている所なんかを楽しんでもらえればなと思います。
 こういうのは売れ筋なんだろうなあ……

・SHEIN

 temuと同じような通販サイトの広告。
 ネタグッズの広告しか見かけなかったけども、以前は服とか紹介していたのを考えるとこういう広告の方がウケそう、と読んだんだと思います。
 こっちも商品にトコジラミがついてきた、みたいな風評を聞くにあんまり買いたくはならないが……

・lalaro_mall

 懐かしのnonnotoo族が久々に登場。最近はすっかりTemuにお株を奪われていた印象があったけども、この安っぽい自動音声とどこかからパクってきたであろうBGM、怪しいルビが懐かしいね。
 リンク先にあるサイトの構造も1年前とまるで一緒。変わらない味付けがたまらねえわ。

・Search_hub

 search_thisという浅い内容を記載した求人サイトのプライベートジェット紹介バージョン。

内容がなさすぎる

 内容はSearch_thisよりももっと内容が薄いページに繋がる。プライベートジェットの話にしてもこんな話を見るくらいなら他のページを検索した方がマシだと思います。
 このリンク先もしょうもないからわざわざ見なくて良いです。マジでクオリティが低いぞ!

・DOPA!オリパ

 オリパ広告の象徴と化したがんばリーリエの広告。100円で当たる!? まだ持ってないの? なんてあるが、それで簡単に100円で当たったら苦労はしねえってもんです。
 最近はがんばリーリエだけを広告しているといささかニワカ感が出るせいかブイズやナンジャモの広告が多かった印象があるが、たまにはこうして王道のリーリエの広告をやるのも大事でしょう。

 こちらもリーリエを紹介。
 リーリエというブランドがあれば売れると言う領域に達しつつあるけど、ポケモンカードほどのパワーがあればリーリエを大安売りしなくても運営していけるんだから大したもんです。ここで三下ゲームだったらちょっと売れなくなったらリーリエセレクションとか言ってリーリエの絵柄違いを乱発し、自らブランド性を落とすような事もやりかねないでしょ。ポケモンはそういう事やらないのがエライ。
 オリパ屋の看板娘になったリーリエを見ているとオリパ売ってる方も大変なんだろうなと思いますよ。

 ギラティナを紹介する広告。
 美少女じゃないのに398000とかするんだねこのカード。一見してこれ高額だと思っていませんでした。すみません。

 ちなみにこのレックウザも30万円くらいするらしい。
 ポケカがカードの傷に異様に厳しいのも、結局カードというよりも金券だからなんだろうな。単に遊ぶだけなら傷アリ特価品の低レアでも充分だし、同じ効果で180円のレックウザも少し調べれば出てくるし。

 比較的真っ当な企画のように見える広告。
 悪魔の祭典ガチャというオリパらしいけど、この名前だけだと分かりづらいもんですよ。カードの内容が悪、ゴーストタイプがメインだからなのか、内容の当たり外れが大きいからなのか。

 その辺の価値が分かっている人も多いのか、ナンジャモよりもギラティナの方がいいね数は多かったりする。
 ナンジャモとかはもうマンネリしてきてる感じですか?

 絶版boxを手に入れられるらしいオリパ。
 このイーブイヒーローズの定価は4980円とまあ普通のカードゲームのお値段なのに、他のフリマアプリとかで買おうとすると6万とか12万とか値段ついてるのね。ひどいもんだ……

 ブラッキーVMAXを紹介する内容。
 ブラッキーVMAXも広告における人気者な気がします。要は高額カードなんでしょうけども。

 その金欠に終止符!? って完全に扱いが宝くじかなんかじゃん。そういう目当てなら素直にTOTOBIGでも買った方がマシなんじゃないか。
 何でオリパなら当たりそうだと思って、宝くじには当たらないだろうという先入観で人は物事を判断してしまうのか。

 こちらも課金する分をオリパに回して投資してみようよ、と言わんばかりである。
 実際投資商材を勧められたら「さすがに詐欺だろ」と否定出来るオタクも、「課金分をオリパにしてみない?」と言われたら変になじみがある分するっとオリパ代にしちゃうのかもしれない。馴染みがあるってのは恐ろしいぞ。

 これなんか「競馬、競輪? いや、今こそオリパ!」と博奕である事を否定すらしないじゃないの。
 いい加減にしなさいよ。たとえそうだと思っていたとして、それを言ったらおしまいだというラインを軽々に踏み越えてきやがった。
 オリパは合法博奕みたいなノリはいい加減に取り締まられた方が良いんじゃねえかなあ。他の有害広告よりはずいぶんマシであるにしろ、これも大概な広告だと思います。

 この辺で脱競馬を強く掲げているのはやっぱりウマ娘周りで競馬ブームが来ていたせいなのか、それとも競馬とかやっている層を取り込みたいからなのか。
 それでも「パチンコよりオリパ!」みたいな事を言い始めないのは、結局パチンコと近い告知をやっているせいもあるとは思うが……

 珍しく即時発送、梱包などを紹介している。
 こんな所を紹介しているのは結構珍しい。

・日本トレカセンター

 よりパチンコ色強めなオリパ広告はこれ。日本トレカセンターは「驚異の最強甘デジガチャ」を告知しているんだけども、そもそもオリパに甘デジという概念があるのか?
 もうパチンコやってる人にしか分からんような表現と確率表現しかやってないんだけども、それでも許されてしまうのが現代のオリパという事か。パチンコよりもオリパが割の良い博奕かと言われると困っちまうよな。

・オリくじ

 新規登録で0円ガチャを回そう! パックかBOXが必ず当たるという紹介になっており、本当に早く始めなきゃもったいない内容になっているらしい。
 とはいえこういうのって大抵ハズレパックみたいなのがあるもんなんでしょ? ギャザで言うドラゴンの迷路とか、デュエマでいう終末魔導大戦とか、そういうタイプのパックを1つ摑ませて無料分おしまい、というパターンじゃねえだろうな。
 さすがに当たりは入れていると思いたいです。

・POCHIORIPA

 オリパ界の新顔としてはポチオリパがいた。
 ポケカの広告とワンピカードの広告を兼ねているのはちょっと珍しい。というか、こういうのはゲーム1本につき1種のオリパ広告だけやるもんだと思っていました。
 ポケモンよりもワンピカードの方が多いため、どちらかと言えばワンピの方に力を入れていそうな雰囲気。

・カードラッシュ

 カードラッシュは時たま広告を見かけるんだけども、最近のオリパの広告に比べると内容が硬派だよね。青地に「〇〇を買うなら在庫豊富の専門通販で」というコピーだけ。
 実際これだけで充分だとは思うんだけども、それにしてもシンプルである。オリパ広告がギラギラし過ぎというだけの話なんだけど……

 デジモンカードの広告なんて初めて見たな。
 ファンはいると思うけども、昨今はポケカ広告ばかりだからデジモンカードの広告を見るだけで珍しいなあと感嘆してしまいます。

・Myカードローン

 100000円バレずに借りたい! という妙にリアルな欲望を出すんじゃない。5000兆円欲しいはリアリティが無いから面白かったんだぞ。
 今更5000兆円ネタをやっている辺りもちょっと遅れている感じがすごいしね。その割に拡散されているんだから効果的だったんだけど。

・Loan Portal

 ローンを紹介する広告。
 映像自体は大した情報量は無いんだけど、「他社・複数借入でも借りれる?!」の文字がやたら拡縮しているのは目立って良いですね。背景の音もどこかの環境音がそのまま使われており、ちょっと不気味なのも持ち味。封筒に入れた万札をちらつかせる表現も、金に困っている人には刺さるでしょう。

 こちらはニュース画面風。
 結局こういうのはMyカードローンみたいにネタ画像風にした方が一番早くウケそうな感じがします。

・マネットカードローン

 いつもの延滞経験ありでも最短20分で50万円借りれた広告。
 概要では鏡よ鏡なんて白雪姫リスペクトの文章が入ってるが、こんな文章で工夫したのがどれだけ効果があるのかは分からない。他の文章が凝っていないローン広告よりも話題になっている感じはあるけど……

 誰でも借りれるローンは危ない! でもマネットカードローンで見つければ大丈夫! みたいな広告。本当に~?
 結局どこから借りたかも分からないし、何が闇かもいまいち具体性に欠けます。

・即日融資安心カードローン

 これまたローンの広告なんだけど、自分から安心とか何とかって書いてる奴は怪しくてならないぜ。
 スマホの画面だけ表示して100000円増えました! という所を主張しているのもなんだかなあって感じです。

・借金減額診断

 いつもの借金減額診断の広告。ローン広告の裏には借金減額診断の影あり。
 広告は大体いつもと一緒だが、金融業者に金を借りている人だけに配信されている事が告げられる。別に借りてませんけど……

 いつもの釣りサムネつき広告。
 こういうのはナンボあっても良いですからね。

 いつもの解説おじさんが借金減額診断を紹介する。
 今回は他のYoutuberをパクったような広告ではない模様。やっぱり胡散臭いYoutubeをパクるよりも、誠実なサービスっぽさを押し出した方が良いなと思ったんじゃないか。
 実際中田敦彦のYoutube大学をパクるよりこっちの方がまだ真っ当に見えるよ。やるかは知らんけど。

 解説おじさんとドライブしながら借金減額診断を知ろう。
 こういう車載動画に慣れていないのか、窓の向こうの風景が大体白飛びしているのがすごく気になる。別に白飛びしてようが関係ないっちゃ関係ないけど、本当に真っ白けだよ。
 多分東京都内をドライブして途中で首都高に乗ってるらしい事は分かるけども、それ以上の事まで読み取る気にはなれませんでした。その気になれば特定はできると思うので、解説おじさんと同じ道を走りたい方は頑張って標識等を読み取ってください。

・切らない包茎術(アトムクリニック?)

 切らずに包茎治療が出来るってすごい! 動画中ではどこのクリニックかをちゃんと言っていないので、一旦切らない包茎術として記載しています。
 広告で髪の毛を生やすか包茎直すかの話題が多いのは、結局男の悩みってその辺に集積してるんだろうなと思います。

・SUGO

 これまでボイスチャット要素を紹介してきたSUGOであるが、今回は配信者、メールレディなど中の人を募集する広告を出していた。SNSに堂々とこんな求人を出して良いの? という辺りは、求人を出しているんだから良いのだという事にしておきましょう。
 「スマホ1台」「在宅のみ」というキーワードは比較的分かりやすいが、その後の「自由時間」「メールだけ」というワードは理解が難しい。要は自由時間を少し使えば出来て、メールだけでも稼げますという所を主張したいのだろうが。

・価値観就活@ウェルハンティング

 就活の自己分析の一助になる面談を受けてみよう、という広告。
 自己分析って難しいよな。大体の人間は自己分析しても「働きたくねえ」か「楽して稼ぎてえ」くらいしか出てこねえだろ。成長出来る会社に行きたいですってなって、何のために成長したいかを問われて理由がすぐ出てこない時点で多分働きたくはないけど世間体のために働いとくか、くらいに考えてそうな雰囲気がある。
 こういう就活系の広告、投資系の広告も随分増えたけど、全くもって意識が高すぎてイヤになるね。もっとあくびをしながら生きていける程度の社会にしろ!

・WW IQ Test

 なんだか久々に見たコミュニティノートつきのIQテストの広告。
 娯楽目的です、採点などは有料ですという補足がついているが、別に広告本編では完全無料とも言っていないし、本格的なIQテストですとも主張してないんだよな。それでここまで書かれるのはちょっとかわいそうな気がしました。
 まあそもそもこんな出所の分からないテストでIQを測ろうというのがIQが低い行いなんじゃねえか、という気もするのだが……

・漫画村を作ろう

 広告を出していること自体は金を払って出しているのだから罪では無いが、この内容はかなり罪深いなと思ってしまう内容。「漫画村を作ろう」というあまりにも強いキャッチコピーに多くの反感を買った。
 漫画村を作ろうでは特典として星野ロミがダークウェブから拾ってきた最新情報を受講生が見られるとか、星野ロミのXで宣伝してくれるとか、この人物に強く根差したサポートがついてくるらしい。確かにこう言われると、他の凡百のプログラミングスクールとは差別化されているようには見えるんですよね。
 「国際指名手配されてもプログラミングが出来るから飯に困っていません」という台詞にしてもこの人ならではの売り文句であるし、炎上系配信者がウケる現代に即した広告だなあと思いました。

・秋葉原メイド喫茶「リトルスターラビット」

 メイド喫茶だかコンカフェだかの求人もXでやる時代です。
 こういうX産の求人ってどうも大丈夫なのかと思ってしまうんだけど、その辺は自分は検証しに行きようが無いしなあ。
 色々と良さげなことが書いてあるが、果たしてどんなもんかは分かりません。いちいち検証しに行く人もいないだろうし……

・cocone

 最近見なかったシャンプーとかの広告。この動画は検索しても出てこないらしいけど、Xの場合はいいねすれば何度でも見られちゃうからその文句が効くとは思わないよなあ。
 内容は割と普通です。

・シボローカ

 これまた久々に見たやせ薬の広告。美男子かと思ったらオネエで、メイクパートを終えて、シボローカを飲んだら痩せちゃいましたみたいな広告。本当に懐かしのいつものやつだな。
 いくら食べても太らないし運動しなくても痩せるみたいな事を言ってるんだけど、さすがに嘘じゃねえかって感じがしてなりません。ここまで良い事ばっかり喋っているのも、最初にエロいくだりから入るのもマジで2021年から何も変わってないなって感じです。何なら広告本編ではお助け役のオネエがエロ釣りパートではセクハラして、イヤな女性役の人がセクハラされてるんだからもう因果関係がメチャクチャよ。
 シボローカの初確認は2023年1月だったので、ちょうど1年後くらいに再度広告をしたような形か。来年もお待ちしております。

・ゴッソトリノ

 またまたまたまた懐かしい口臭ケアアイテム。口をゆすぐと汚い水がドバっと出てくる演出も懐かしいし、歯のホワイトニングが出来ると言うコピーも懐かしい。もう全部懐かしいやつです。
 昔はブレスマイルウォッシュみたいなホワイトニング商品もあったもんですが、今では大分聞かなくなりましたね。今のトレンドは口臭ケアよりも脱毛なんでしょう。

・アイスダンディ

 人気ラッパー、がーどまんが再び脱毛器、アイスダンディの広告に登場。
 2023年5月にも広告が出てきたので、彼は人気があったんでしょうね。今後もがーどまんは登場する事でしょう。

 がーどまんはとにかく元気。元気なのが広告では一番大事なんだなあ。
 リファクチュアリング品を買え! という最低限の情報も分かりやすいし、昨年からこの人だけ継続して広告塔にしようと考えたアイスダンディは良い判断をしたと思います。

・マジックブラシ

 出だしが妙にホラーなAIアートの広告。
 「あなたの最も奇妙なアイデアを描く事が出来ます」という触れ込みではあるが、出てきているイラストとしては奇妙というよりかなりまっとうなイラストだと思います。
 モノクロからカラーに着色される演出は結構カッコいいんですけどね。

・オーダーメイドAI

 おばさんが走ってる画像をAIで作ったらしい映像。こういう画像も作れるとは言うけど、別にこれ作ってもしょうがなくねえかって感じは否めません。
 というか、結局普通の人に生成AIを渡しても使い道ってのはエロい絵を出す事くらいしか思い浮かばないのが実情だと思いますよ。

 結局「AI画像が作って良いのはネタ画像だけ!」みたいな風潮が無くなるのは当分先になるでしょう。もうAIのネタ画像も飽きたし、こういうAIネタ画像広告にしてもオタ恋ほどの完成度も無いから食傷気味です。
 それに海外広告の場合普通の美少女の画像もガンガン作って広告にしてるしなあ。

・恋するAI

 タップルが提供するAI彼女とのお話アプリらしい。
 要はマッチングアプリのシミュレーションをAIでやってみましょう、みたいな考え方で良いのでしょうか。マッチングアプリでもCPU戦から対人戦に移る流れをやるのは時代も変わってきたなあと思います。
 わざわざこれをやってからタップルをやる必要があるかは怪しい。

・PLUSMATE

 スケベ顔の男が特徴的なPLUSMATEが2023年8月ぶりに登場。
 この辺の広告は男でも出てくる辺り、たまにターゲティングが機能してないんじゃないかって気がしてしまいます。大型ワンコ部下が即堕ちという事で、好きな方はやりそうなイラストと訴求文が揃っている。

・Fit Dish

 いわゆる食事宅配の新星、Fit Dish。
 noshとかが広告しなくなった分、こっちの方がちょっと目立った印象。まあnoshは使っている人が多い分、話題で勝手に広まるようなところもあるんですけども……

・銃弾射撃

 銃弾射撃は新しいテンプレを用意。巨人に対して弓矢で攻撃し、急所を狙って殺そうというスナイパーゲームに転身した。
 これもまた結構面白そうな広告なんだよね。弓矢だから連射出来ない事にも理由がついているし、装甲の隙間に当たったら身体が吹っ飛ぶゴア描写はファンもそれなりに生まれそう。
 偽広告じゃ無ければなぁ……

 似たような広告の背景が森であるバージョン。
 多分これはどれがウケるかというテストでしょうね。

 空襲警報的な音を鳴らすのは普通に良くないのでは? と思ったが、現代日本人で空襲警報を生で聞いたことがある人ってのももうほとんどいないんだよなあ。問題視する人がインターネットをやっていなければOKという理屈になってしまうのか。
 左側を歩いているゴジラもどきも普通にダメそうだし、問題性の高い広告である。

・雀皇麻雀

 麻雀における令和と昭和の違いを紹介する広告。
 AIと聞いて「飯島愛しか分からない!」ってリアクションは本当に昭和なんでしょうか。ドラクエ4のAIのイメージとか無いのかなって思ったけど、ドラクエ4は平成2年だからダメなんですね。そもそも広告でドラクエの名前を出せないって所はあるけど。

 普通に麻雀シーンを紹介。
 なんてことない麻雀シーンにしか見えないんだけど、それはそれで問題だと思います。

・Idle Lunber Empire

 また流通に問題が起きてる……
 映像の内容は先月見覚えがあるように見えて、確か序盤だけちょっと違ったような気もします。

 流通問題パターンその2。
 そもそも適当に生産するだけ生産する奴にも問題があるのでは?

 ただでさえトラックの流通が詰まってるところで生産だけ強くするのは気が触れているとしか思えないが、気が触れた事をするのが失敗系広告なのでしょうがない。
 そもそも地面にある森林よりもはるかに大きな丸太の山って時点でおかしいのでは? という話をしてはいけない。

 これらは過去の広告の使い回し。
 さすがに使い回しシリーズも増えてきましたね……

・whiteout Survival

@ホワイトアウト・サバイバル

最後の都市を運営する準備はできましたか? 今すぐリーダーシップを発揮してください!

♬ Promoted Music - ホワイトアウト・サバイバル

 燃料を見つけてストーブに火をつけ、発展していく様を紹介する実況広告。こんな要素が本当にあるかは怪しい所。
 いつものホワイトアウトサバイバルよりは見た目が派手で面白いとは思います。

・World of Warships

 WoWはホロライブとのコラボをスタート。
 Youtubeでも告知していた記憶があるんだけど、そっちの広告は見つけられなかったんですよね。Xで広告をやっているのも珍しいし、色々と珍しい尽くしの内容。

・六本木サディステックナイト

 六本木サディステックナイトのTiktok広告って初めて見た気がする。
 普段Youtubeでやっていた時はセクハラ満載の広告だったのに、Tiktok版ではえらくピュアな選択肢ばっかり選んでいる。何なら最後の失敗が「イチャイチャ」か「じゃんけん」どっちをしたい? でじゃんけんなんだから、いくらなんでもTiktokの若者をガキ扱いし過ぎな気がします。
 こう対象の取り方が極端なんだよな。Youtubeのおっさん向け広告はおっさん臭すぎて終わってるし、逆にTiktokの若者向け広告は対象が小学生くらいを想定してそうだし……

・カバラの伝説

 カバラの伝説はバレンタインにちなんだキャンペーンを展開。
 アマギフプレゼントや214連ガチャなどを紹介しているが、結局画像にはアマギフと声優のサイン色紙のプレゼントを入れているんですね。そりゃ214連ガチャよりアマギフとサイン色紙だろうけどさあ。

・コード:ドラゴンブラッド

 Code:ドラゴンブラッドが久々の登場。2020年の配信直後に広告していたのを見た記憶があるんだけど、そのタイミングだとまだ広告まとめをやっていないので初紹介なんですよね。放置ゲーじゃない真面目なMMORPGです。
 とはいえ気になるのは、何故4年も経ったこのタイミングで改めて広告を始めたのかという事。紹介もアバターカスタム要素だけで、4年間の積み重ねを感じるような広告は特に無いし。
 まあ広告はいつやろうが自由なので、今後も様子を見ていく対象になるでしょう。

・グランサガ

 グランサガは画像広告を確認。
 ガチャ施策も目だったところを開催していないせいか、超成長パックなる物だけ告知。何が入っているのかも分からないんだけど、まあそこを細かく主張してもしょうがないんでしょう。

 ガチャ画面と3800回召喚を無料でゲット! という所を告知。こうして見るとグランサガはいつも時代の流行より多くのガチャを回せるようにしていると思うんだよなあ。
 その割に話題にならないのはやっぱり少し前のゲームだからなのか、おふざけが足りないせいなのか……

 グランサガのキャラ紹介広告。
 他のキャラ紹介広告に比べるとゲーム画面を多めに見せている印象はあります。イメージ映像も絡めており、ある程度はどんなキャラかが分かるようになっている。

・第五人格

 第五人格は性格診断的な企画を告知していた。
 Xであんまり告知してる記憶が無い第五人格だけども、ぼちぼち告知して色々企画やってみようという気概を感じます。
 あんまり変わった所は無いんですけど……

・浮生-FUSHO-

 浮生、覚えてますか? 2021年に広告していたんだけど、この世で最初期に「詐欺広告に騙されないで!」と言い始めた海外広告です。
 そんな浮生は子供に「パパとママは好きですか?」と尋ねるハートフルな広告をリリース。あなたは子供に好かれる親でしょうか? って中々広告で聞くにはハードな質問だと思うんですが、そこは大丈夫なんですかね。
 個人的には今更浮生が出てきたのが一番面白かったです。

・ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム

 ウルフゲームはストリーマーチーム「父の背中」とコラボ。
 そんなイベントを知らなくて、すみませんでした。

@ウルフゲーム

大自然の中で生き残り、そして強くなる!

♬ Promoted Music - ウルフゲーム

 子供の狼がカンガルーに襲われ、ションベンをかけられる広告。
 その後はいつもの逆襲パートです。

 ただこの切り抜きがバズっていたんだけども、広告における逆襲パートを外すとここまでこの世の終わりじみた光景になるのか、という事は注目すべきポイントだと思いますね。9秒の切り抜きで、後半の逆襲パートが無くなっている。
 赤ん坊の狼がボコボコに殴られて小便かけられて終わりって言うのは本当に救いも何も無いじゃない。でもその救いの無い広告の方が、「下劣で邪魔な中華広告」という人々のイメージには合っているんですよね。
 よって、どんどん救いを無くしていったほうが話題になって広告としての用を成してくれる可能性がある。ひどい話だよ。

@ウルフゲーム

大自然の中で生き残り、そして強くなる!

♬ Promoted Music - ウルフゲーム

 毒ガエルを食べて死んだ虎の肉を食い、変な鎧を装備して熊にも勝る狼になる。本当にそんな事あります?
 そもそも群れをつくらないで骨の鎧を装備し始める時点で何かがおかしいのだが、多対一ばっかりやってたらアンツと一緒じゃないかと思ったんでしょう。これまで散々アンツと一緒の広告をやってたのに……

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