デ・エスカレーションを提案した症例②
今回はEnterococcus faecalisによる細菌性髄膜炎への対応についてまとめた症例です。細菌性髄膜炎は起因菌により適切な抗菌薬を選択が重要です。治療開始時は広域抗菌薬を投与し、起因菌が判明した場合は適切な抗菌薬にデ・エスカレーションを行いましょう。髄膜炎では稀に腸球菌による感染であることがあります。その際に適切な抗菌薬を提案できることが必要です。Enterococcus faecalisに対してはアンピシリンが有効です。そのため、抗菌薬選択の理由を含めて症例報告を