歴史名辞とは?
あまり聞き慣れない語句である「歴史名辞」。これはいったいどういうものなのか?今回はこの話をひも解いていきます(どこかで触れていたかと思いましたが、実は今回が初出になりました)。
この歴史名辞はあまり知られていないけど、知っておくと正誤問題などを解くときに非常に有利になります。僕の予備校の授業ではこの歴史名辞を活用した授業も行っています。
そのため、今回は有料公開となります。日本史・中学社会歴史で点数が取れていない人は、ぜひこの記事をご覧ください。
歴史名辞を知るきっかけ
まずは本題に入る前に、僕が歴史名辞を知っている契機を話したいと思います。
僕が高校の時に歴史名辞という言葉を知りました。最初は何の意味か分からなかったのですが、受験期に菅野佑孝先生の実況中継でもその言葉が出てきたので、知るようになりました。しかし、当時の高校生だった僕はそのことをあまり意識しなかったのです。
しかし、自分が日本史の指導者となったときに、歴史名辞の重要性を知ることになりました。実際に問題を解いていくうちに、歴史名辞を知っていると正誤問題や空欄選択肢の問題で答えを絞りやすくなり、飛躍的に正答率が上がりました。近年のセンター試験形式の問題や正誤問題をひも解くと、やはり歴史名辞を知っているかどうかで正答率の変化も見られるようになりました。近年はそれに加えて、「周辺知識・関連知識・背景知識」の3つの知識も必要となり、さらに「汎用知識」も有利になる要素になります(汎用知識については以前の記事でも掲載しています)。そのため、歴史名辞を知っておくことはかなり有利になります。
歴史名辞とは何?
では、本題に行きましょう。ここからは有料記事となります。なお、辞書で調べても出てきません。
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