【高校入試紙面講義】2020年青森県 大問2 (4)(5)(6)

月曜日は地理です。今回は新語が出たときの対応を話したいと思います。2021年の公立入試、私立入試でも新語は出てくる可能性はあると思いますので、その学習対策などを行っていきたいと思います。

■問題

(4)資料1(省略)は、略地図中の知床半島の高架木造を表している。これは、自然環境を維持しながら雄大な自然を体験するために設置された。このように自然環境や歴史、文化などを観光資源とし、その観光資源を損なうことなく、体験したり学んだりする観光の在り方を何というか、カタカナ7字で書きなさい。
(5)資料2は、略地図中のA~Dの各県に計画的につくられた都市や地区を表している。これらの都市や地区がつくられた目的を、「都市問題の解決に向けて、」に続けて、次の2語を用いて書きなさい。「集中」「分散」
資料2
A(茨城県):筑波研究学園都市、B(千葉県):幕張新都心
C(神奈川県):横浜みなとみらい21、D(埼玉県):さいたま新都心
(6)資料3のア~ウは、北海道地方、東北地方、中部地方の各地方の畜産・野菜・果実・米の生産額を表している。各地方とア~ウの組合せとして適切なものを、次の1~4の中から一つ選び、その番号を書きなさい(左から北海道地方、東北地方、中部地方となっている)。
1 ア、イ、ウ 2 イ、ウ、ア 3 ウ、イ、ア 4 ウ、ア、イ
資料3(生産額は左から畜産・野菜・果実・米となっている)
ア 3017、3588、1727、3312
イ 4365、2415、1988、3732
ウ 6512、2224、64、1149

■解説

では、さっそく解説に移りましょう。今回は解き方のプロセスも特別公開です。

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