日本史探究授業の実況中継　レビュー

本日もよろしくお願いいたします。
今回は、ベストセラー本の実況中継が改訂されたのでそちらのレビューをさせていただきます(2/2現在では第２巻まで出てます)。
ベストセラーだからといって忖度するつもりはありません。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

■日本史探究待望の１冊？

まず、前評判の期待は、日本史探究の補助輪参考書の注目の一冊！と思ってました。そのため、中身も日本史探究に合わせた内容になると期待してました。

しかし、いざ購入したら、中身は旧版の実況中継と大きく変わっていませんでした。変わってたのは、フォントが小さく、ページ数が削られたところ、CDはすべてダウンロードデータに変わったところです。

■これだけでだいたい察しはつきますが…

これだけを見ると、だいたい察しがつきますが、僕の今回の評価はその程度です。大きく変わってたところはあまりなかったので、見比べることで終わりましたが、フォントの変更くらいしかなかったと思います。写真なども大きくは変わってませんでした(誤植などの新説は対応されてたと思いますが、日本史探究としての目新しさはあまり見受けられませんでした)。
そのため、旧版と大きく変化はないため、これ以上の評価はできません。

■では、購入はいるのか？

では、この本の購入は必要か、ですが、今後の補助輪参考書の発売具合にもよりますが、現状は旧版の実況中継がある人は急いで買う必要は全くありません！新版で揃えたい人は買ってもいいと思いますが、これを買うなら別の補助輪参考書を買うほうがいいと思います。
僕からすると、今回の改訂版はあまり見栄えがないため、期待外れだったのは否めません。
見た限り、世界史探究の実況中継も購入をする予定は現状不要と思ってます。

探究というなら、辞書型参考書と旺文社の補助輪参考書をそれぞれ使うほうがいいかもしれません。
今度出る補助輪参考書では東進の金谷本、菅野先生の本あたりが注目ですが、金谷本は早慶を狙うには分量が弱すぎる、菅野本は本人がアップデートができてなければ少し厳しい気がします。
となると、消去法で実況中継になるかもしれません。ただ、探究ができる辞書型参考書はいると思います。もし、一般入試で論述が出る可能性が高いなら、実況中継は選択肢に入る可能性はあります。
それ以外の最新版の補助輪参考書が出てくれば話が変わるかもしれません。

一応、仕事柄購入はしてますが、評価となると話は別です。金谷本、菅野本、理解しやすいシリーズ、１冊でしっかりわかるなどラインナップが揃ってきたら比較評価はしたいと思います。