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【大学入試紙面講義】2020年早稲田大・法 大問3
一般私立入試も今週・来週から本格的にスタートします。本来なら立命館や同志社辺りを扱いたかったのですが、そろそろ早稲田や慶応辺りを扱いたいと思います。早稲田の正誤問題は正誤判定にかなり苦心して難しいと思います。ですが、保留にすることで逃れることができます。そういう点では中央大や関西学院の二文章正誤と比べると少しやりやすいかもしれません。それでも、正誤判定の要求レベルは非常に高いです。ところが、早稲田
もっとみる【大学入試紙面講義】2020年追試験 大問6
共通テストまであと3日ほどになりました。この3日でどこまで仕上げることができるか、でまだ点数を上げることはできます。日本史や世界史などは1問正解が増えるだけで2・3点上げることができます。その正解する問題数が増えるだけで点数が上がります(当たり前ですが)。
その最後の追い込みにふさわしい近代文化史を扱いたいと思います。この単元は予想以上に現役生は学習が追い付いていないところです。ということは、この
【大学入試紙面講義】2011年本試験 大問6
本来は今週の紙面講義はお休みする方向でした。しかし、よく見ると、共通テストまであと2回しかないことに気がつき、急きょ、紙面講義を行う方向にしました。今回の紙面講義は受験生が軒並み苦戦している近現代の社会経済史を中心とした問題(今回は現代が中心)を取り扱います。
今回は正答率に関する話はデータが古いため省略します。問題データはこちらを参照ください。
■問題の概略社会経済史を中心に問題が作られていま
【大学入試紙面講義】施行調査第1回 大問2
今年最後の紙面講義となりました。今回は施行調査第1回の大問2を扱いたいと思います。いつもはAのみ、Bのみを扱うのですが、今回は大問2すべて行います。史料の内容を読解する、歴史の流れを入れるなど従来では見られなかった問題が散見されました。そういった問題に対してどうアプローチしていけばいいか、を話したいと思います。もちろん、共通テストに変わったと言えども、従来のセンター試験の解き方も必要です。問題は下
もっとみる【大学入試紙面講義】2016年センター試験本試 大問1
大学入試共通テストまであと1か月となりました。共通テストの学習は進んでいますか。この時期でも正誤問題の正答率を上げることはできます。ただし、それも、学習の定着がある程度できていることが前提条件となります。できているが、点数が伸びない人は、正誤問題のアプローチ法を間違えています。この大学入試紙面講義を購読してください(記事自体は無料です)。
本日は、センター形式でもおなじみのテーマ史の問題を扱います
【大学入試紙面講義】第1回施行調査 大問5 A
水曜日はいつも通り大学入試センター試験・共通テストの考察を行います。今回は近代史の問題を取り扱います。
近年のセンター試験は、大問1がテーマ史、大問2が原始・古代、大問3が中世、大問4が近世、大問5が明治、大問6が大正以降、となっています。しかし、共通テストは大まかな時代幅はセンター試験と変わらないものの、古代でも中世・近世の話が出ることもあります。それは、関連性を重視していることからも分かると思
【大学入試紙面講義】2016年本試 大問2
今日は日本史の紙面講義です。古代史の問題ですが、初見史料に対してどうアプローチしていけばいいか、を話していきたいと思います。
今回も無料公開です。よろしくお願いいたします。
なお、実際の問題は大学入試センター、赤本類(黒本や青本でもよい)、東進の過去問データベースなどから取ってください。ただし、追試験については掲載のないものもありますので、気を付けてください。
■問題A
問1 空欄( ア )(
【大学入試紙面講義】2020年センター追試験 大問4 A
水曜日は日本史です。今日は本試・施行調査ときたので、今回は追試験を取り上げたいと思います。なお、追試験は2013年、2014年は一部掲載がありません。2020年も掲載がありません。
今回も無料公開で解説は行いたいと思います。よろしくお願いいたします。詳しい問題は、大学入試センターからダウンロード・印刷等をしてください。
■問題問1 空欄( ア )( イ )に入る語句の組合せとして正しいものを、次
【大学入試紙面講義】共通テスト施行調査第2回 大問6 A・B
今日は水曜日なので、日本史の紙面講義を行いたいと思います。今回は共通テスト施行調査第2回の問題を取り上げたいと思います。
■問題Aさんの発表
問1 発表に備えてAさんは下線部ⓐ(夏目漱石)について調べた。この人物の説明として最も適当なものを、次の➀~④のうちから一つ選べ。(29)
➀ 民権論や国権論の高まりの中で、政治小説を著述した。
② 近代化が進む中で、知識人の内面を国家・社会の関係で捉えた