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平成生まれが父の影響で好きになった70年代洋楽とりあえず6曲

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今回は父親が車の中や部屋で頻繁に聴くこと等で洗脳されるかの如く、主に小学生から今に至るまで好きになった70年代洋楽の曲を幾つか紹介します。

1.Gloria Gaynor/I Will Survive (1978)


小学校低学年から中学年辺りの頃、父の付き添いでCDショップに寄り、その時父が買いすぐに聴いていた上のベスト盤で知った曲。ドラマティックなピアノソロから始まり、だんだんの盛り上がっていくこの曲は覚えるのにそう時間はかかりませんでした。そしてアフロヘアなんて髪型をまだ知らなかった頃、ジャケットを見て鳥の巣みたいな凄い髪型のおばさんだなと思った記憶が有ります(ゲイ・アンセムとして有名な曲だと知るのはこの何十年後)。

2.The Doobie Brothers /Long Train Running(1973)


父が新しいオーディオを購入した時、流していたことで知った曲(動画の音源はオリジナルとちょっと違いますが)。歯切れの良いイントロ、爽やかなコーラスと部屋にそよ風が舞い込んだような感覚が。次に流れた「China Grove」と共に子供ながらに「これがアメリカなんだな~フリーウェイでドライブしながら聴いてみたいな」という気分にさせてくれました。

3.Harold Melvin & The Blue Notes/Satisfaction Guaranteed(1973)

上記のベスト盤を家で流していたことで知ったフィラデルフィアソウル系のグループによる曲。スケールの大きなイントロから一転していきなり無音、そして内山田洋とクールファイブにおける前川清的立ち位置のリード・ボーカルのテディ・ペンダーグラスによる気合の入った強烈な「ウッ!」(エコー有)という声からインパクト大。彼の濃厚な説得力の有る歌唱にノックアウトされたのは言うまでもないでしょう。

4.Andy Gibb/I Just Wanna Be Your Everything(1977)

あのビージーズの三兄弟の末っ子、アンディ・ギブの大ヒット曲。父が70年代にアメリカに行った時レンタカーのラジオから頻繁に流れていたと聞き興味を持ち配信サイトからダウンロード。どちらかと言えば一つ上の曲のテディ・ペンダーグラスみたいな豪快な歌い方をする歌手が好きだったりするのですが、ビージーズの兄弟達の流れを汲む彼の軽めの声・歌い方は例えば暑い日には丁度良いですし、何よりメロディが純粋に良いです。

5.War/Low Rider(1975)

※チカーノ(メキシコ系アメリカ人)を発祥とする改造された主に古いアメリカ車の事をローライダーと言います。

父が車(ローライダーではありません)の中で聴いていた事で本格的にハマった曲(元々昔レコードを持ち且つ来日公演に行ってた話を聞いたり70年代のR&Bやファンクの本を読みグループの事はある程度知っていましたが)。他のファンク系グループとは一線を画す独特のリズムやビート、超低音のボーカル、乾いたハーモニカ等とにかく斬新で、噛めば噛むほど味わい深くなるスルメのように、聴けば聴くほど魅力を感じる曲です。

6.Kenny Rogers/She Believes In Me(1979)

昨年の今頃亡くなったケニー・ロジャースによるバラードで、ある時期やたらこの曲のサビを父が鼻歌で歌ってたことで知った曲。ケニー・ロジャースがカントリーの大御所的存在である事は既にその頃から知ってましたが、その年季の入った洋食屋でインストで流れてそうな歌謡曲的メロディーから「え、カントリーの歌手でもこんな曲を歌うの?」とちょっとした違和感・ギャップを覚えたり、良い曲と感じつつもこういうのを好むのは若干オヤジ臭いかな~なんて思ったりもしましたが、多少大人になった今は普通に好きと言える曲です。

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