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根性が無いとダメなのか?〜度肝を抜かれた指先編〜

ー前回の続きー

自分のギターは自分は大好きだけど喜んで貰えるだろうか...やり切れるだろうか....ホント頭に不安が過ったら振るい解くように練習してました。
とにかく身体に叩き込むだけ叩き込んで失礼の無いように...曲にマッチするように....と、とにかく必死でした。



そしてリハーサルの日が来ました。
当日は天馬氏を除いたメンバーでリハーサルでした。
確かpvの撮影で天馬氏不参加だったのですが、名前は伏せますがba.drの方ものちにお世話になる方々で今思えばめちゃくちゃ転機になってるな、と綴りながら実感している訳で....


話を戻すと天馬氏不在のメンツ
○pfバンマス/おおくぼけい
○ba
○dr
○gt高慶智行

でリハーサルをしていく訳ですが、結論から言うと凄い!と感じました。
ba.drのお二方はもちろんの事、pfのおおくぼけい氏のピアノを目の前で体験できた事はホントに一生の財産になるだろうな、とこの時思ったくらい衝撃的でした。

それまでのワタクシのサポート人生は『仕事はなるべく抑えて演奏する』と言うのが通例でした。
ちょっと出すと『うるさい』とか『音がぶつかる』とか言われてしまってコード通り弾かないと叱られる事が多かったのです。

しかし、ワタクシ初めて組んだバンドがノイズミュージックだったりしたもので、ギターの役割は『ノイズ』や『汚し』だと感じていてキレイに弾くのも大事だけど汚してナンボ..,と思っていた所におおくぼけい氏が眼前に現れた訳です。
とにかく懐が深くて、抜き差しが素晴らしく時にノイジーに時に可憐なアプローチは度肝を抜かれました。
ワタクシのノイズとしてのギターの役割も僭越ながらハマってるなぁと思いました。

そんなこんなでリハーサル終了。
ライブ当日を迎える訳ですが、、

この日を境にワタクシの人生は大きく変わっていく訳ですが...そのお話はまた次回に。


fin.

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