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根性が無いとダメなのか?〜チキりまくった現場編〜

-前回の続き-
サポートは向いてないなーと思い、レッスンだけに絞って活動していこうかな?と思っていた頃、とある先輩ギタリストから連絡が来たのです。
『高慶くん元気?実はちょっと俺の代わりに行って欲しい現場があって。アーバンギャルドの松永天馬さんのサポートなんだけど...』


え?アーバンギャルドのマツナガテンマ?

耳を疑いました。

ワタクシがあのカルト的な人気のアーバンギャルドの首謀者/松永天馬氏のサポート?
いやいや、無理っしょ。
と、最初は断ろうと思ってました。自分のバンドもやっていきたいし、生徒さんとレッスンも頑張りたいし...なにより出来る気がしませんでした。
しかし、

○自分の可能性とやらに賭けたいのが一点。
○先輩からのお話しを蹴りたく無いのが2点目。

その二つの思いで引き受けました。
とにかく依頼されたLiveはしっかりやり切って先輩に引き継ごう、と思い資料を貰い猛練習しました。
まさか自分がこの歳でこんな必死になるなんて思いませんでしたし、何より紹介してくれた方の顔に泥は塗りたくありませんでした。
自分のギターは自分は大好きだけど喜んで貰えるだろうか...やり切れるだろうか....ホント頭に不安が過ったら振るい解くように練習してました。
とにかく身体に叩き込むだけ叩き込んで失礼の無いように...曲にマッチするように....と、とにかく必死でした。

そしてリハーサルの日が来るのですが....


つづく

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