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『40代は人生の正午・50代は人生の黄昏』知っておいた方が良い、中年の危機について

皆様こんにちは!占い師のミライです🌌
シルバーウィーク、台風が当たってしまいますが、いかがお過ごしでしょうか?該当地域の方、ご無事でありますように。。

さて、今日は軽く、他のコラムからインスパイアされた内容を書いてみます。元ネタはこちら

人生の幸福度はU字曲線を表し、日本人ならば、49歳50歳あたりが、幸福度のどん底だそうです。


私はまさしくアラフィフですから、幸福度のどん底、身に覚えがありますね。。

30代~アラフォーくらいまでは、まだまだ未来に『良くなる可能性』を抱いて進めるのですが、アラフィフに差し掛かるころには、不思議な閉塞感が漂い、頭の中で信長が歌います。『〽人生50年 下天の内をくらぶれば…(これ、のちほどキーワードになります!)』


「こんなはずじゃなかった」

でも、だからといって、仕事では今までの評価の結果がシビアに出る、子供がいるならば、カワイイだけでは済まされない、育児後期の扱いのややこしい時期~巣立ち、そして親の介護や相続など、シビアな現実だらけで、コンナハズジャナカッタに手をかける余裕なんてない。

リンク先のサイトでは、この時期の幸福度の落下に対する手立てとして、結婚と金銭をあげています。

結婚は、自分以外にお金がかかりますし、メリットを感じないという方も非常に多いですが、ひとりで問題を抱えず二人三脚する力でもあります。金銭はそもそもだいたいのものの補完が出来ますが、こればかりはどうにもならない部分もあると思います。

現実では、全ての結婚がうまくいくわけではないのですが、一人では太刀打ちできないことを励まし合う過程は、アラフィフクライシスに抗う、良い手立てのひとつであることは間違いないと思います。

少し話が反れますが、西洋占星術で扱う10天体には、『その時期に一番働きが強くなる』という年齢があります。(『年齢域』と言います。)

例えば月は赤ちゃんから未就学児、水星はその後から15歳。
45歳くらいまで、個人的な気質に直接関わる天体が並びます。
45~55歳は木星の年齢。これ以降は気質に直接関わるというよりも、周囲の環境に関わります。

木星は『幸運の星』と、ご存知の方も多いと思いますが、意思とは直接関係なく、いい加減な神様ですからタナボタをしてくれるわけでもなく、環境整備をしてきたぶんが表面化する年齢とも言えます。

意思だけでは動きにくくなる年齢、それがアラフィフ!!
(若い人は、心してカカレ!!)


***

『40代は人生の正午 50代は人生の黄昏』


心理学者ユングの言葉ですが、正午はお昼過ぎて、今日残された時間のほうが少ない感覚ですし、黄昏は、まだ日没までに少し時間があるのですが、今から出かけるには間に合わない場所もあることがある、という状態を、うまいこと言っていますね。

ユングは、この時期を『転換期』であると捉え、『人生の危機』と指摘していますし、心理学者レビンソンは、ストレートに『中年の危機』という言葉を使っています。(何だ、何十年も前から言われてるのか💡)

正午になるタイミングは人それぞれで違い、いきなり起こります。(残された時間のほうが少ないと気付いたときが『正午』。)

青年期までに構築されたアイデンティティで一生過ごせれば良いのですが、このまま歳を取ること(出来ない事がさらに増え、いつか死ぬこと)を受け入れられない程度が強いほど、アラフィフクライシスが強いでしょうし、大切な自分の人生だもの、混乱しないなんて無理!!

ただ、言える事としては、残りが少ない、それではまずい!と気付いた場合や、より良く生きたいときに再構築するタイミングになり、後半戦を生きるための良いターニングポイントでもあるでしょう。


織田信長の『〽人生五十年~』の、本当の意味


話を先ほどちょっと出した、信長に戻します!

人間五十年の真意を知るカギは、その続きにある「下天(かてん)」にあります。
「敦盛(あつもり)」という舞の一節です。

下天とは仏教における天上世界を、欲望の度合いに応じて六段階に分けた六欲天(ろくよくてん)の最下位世界を差し、その世界では一昼夜が人間世界の50年に相当する長さになります。ちなみに下天の住民は寿命が500歳。


一番下のランクの天上人の一日50年…今まで、彼らの一日ぐらい生きていることなど、うたた寝の夢に過ぎない……だから今川義元の軍勢ごときにくよくよする必要はない。思いっきり戦おうではないか。そんな思いで舞っていたのでしょう。

天上世界に比べたら、大して生きてないんですよ、私たち。
だから、大して成してなくても当然かもしれない。
信長なら死んでるけど、天上人ならまだきっと小学生ね。

…と言う感じで、まずはあまり深刻にならずに、人生リセット出来たらいいな、と思います!!

あと、なぜクライシスが起きたか、しっかり自己を振り返り、気が付いちゃった問題点を修復することもお忘れなく。

最後はまた、ユング先生の言葉で締めます。
『全力で生きることは、すなわち、
自らの死を受け入れる覚悟を決めることでもあるのです。』

死というと重いですが、ものには終わりがあると考えて…勇気を出す。

同時に、力任せに進めないから今がある。ときには受け入れるようなことも、最終的には幸せのためになるかもしれません。

つぎは月末月初の更新予定です!また読んでくださいね💛
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ユングも研究した易も使いますよ。


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