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白い女の人は誰なんだろうか。

あらすじ

小さいころ神社に行ったときに出会った女の子。その子はいつも笑っていたがいつの日からか出会えなくなった。出会えなくなり忘れかけていた時再び出会ったのは白い女の人だった。その人とのその女の子の関係性は…
十年ぶりに謎が解ける嘘のような本当の話。どうかお楽しみください


女の人に出会ったのは幼少期

小さいころ近所の神社に行ってこう願った。「友達がほしい。」
そしたら勢いよく風が吹き目が砂で見えなくなり目をこすり開けたら横に小さな女の子がいたのだ。その子は私の手を繋ぎ神社で一緒に遊んだ。ブランコに乗ったり鬼ごっこ、かくれんぼを一緒にした。そんな感じに時が過ぎていったらある時から出会えなくなった。神社に行っても女の子はいなかった。家族に聞いたのだけれどもそんな子は近所にいないと言われ落ち込んでいた。けど、またどこかで会えると願って私は神社に行きさよならを言った。

小学校卒業式で体験した不思議な現象

小学校卒業式で不思議な体験をした。小学校の頃はいい記憶がなかったから卒業式は早く終わってほしかった。その日は雨が降っていた。帰った時に近所の神社に卒業の報告をしてきた。礼をし頭を上げた瞬間風が吹き晴れたのだ。わずか数分間だけ晴れその後は土砂降りになった。天気予報ではずっと雨が降る予定だったから不思議な体験をしたのだと思う。けどどこか懐かしさを覚えた。

君は誰なの..

中学校のアンサンブルの練習中。ストレスが溜まっていたためメンタルを痛めて正常な判断が出来ていなかった。その中でも練習しないと人権が与えられないから必死になって行った。とある時背中から声が聞こえた。メンバーの声ではなく少し声が冷えているように小さく喋っていた。「頑張れ」という声が。けど後ろを振り返っても誰もいなかった。数日後、今度は窓から視線を感じた。見てみると誰かと目が合った感覚があった。しかしそこには誰もいない。メンバーに「そこに女の人がいた。」と言ったが誰も信じてくれなかった。あの人は誰なのか分からなかったけど少し窓に霧がかかって白くなっていた。

心身的限界達成

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