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夏の排水口や生ゴミの嫌な臭いを科学的に減らす方法

梅雨や夏場になり気温が上がると、ふいに漂ってくるキッチン(台所)シンクの排水口や生ごみのニオイ。

プラスチックやステンレスの排水口カバーやゴミ受けは、毎日洗ってもカビやヌメリが出てきて、キッチンに入ると臭いが漂ってきて不快なもの。

生ごみも、腐敗した臭いを漂わせ、外から帰ってくると異臭がしたり、虫が発生しているなんてことも。

かと言って、排水トラップ(ワントラップ)を毎日洗うのは手間がかかるし、洗い切れない部分がどうしても出てしまいますし、ゴミ箱に入れている生ゴミが腐るのを止める手立てはありません。

そこで今回は、取り換えるだけで排水口のニオイやぬめりを大幅に防いでくれる銅製アイテムと、生ごみの腐敗を止める方法をご紹介します。


銅のシンクアイテム

銅には抗菌作用があり、水と合わさることで銅イオンが溶け出し、雑菌の増殖を抑え、排水口のニオイやヌメリ、カビを抑えてくれます。

銅製の流しのバスケットは、ぬめりが付かないことが既に消費者の皆様に認められています。

これは、銅による抗菌効果でぬめりの元になる雑菌などを減らしてバイオフィルムの形成を防ぐからです。

出典:一般社団法人 日本銅センター「超抗菌性能 Q24

銅に水が触れると水中にごく微量の銅イオンが溶け出すことで殺菌効果が働き、排水口のヌメリや臭いを防いでくれます。

出典:下村企販株式会社「銅製 排水口カバー

シンクの排水口カバーやごみ受け、排水トラップを銅製の物に交換するだけで、抗菌作用を発揮し、ニオイやぬめりが発生するまでの期間が大幅に延びます。

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使用感レビュー

銅製のゴミ受けを導入する前までは、夏場は2~3日でニオイやヌメリが発生していて、家に帰ってくるとキッチンから嫌な臭いがしていました。

特にプラスチック製の場合はカビまで発生するので、毎日丁寧に掃除するのが大変でした。

しかし、銅製に交換したところ、1週間を超えてもニオイやヌメリ、カビの発生がしなくなったので、鼻を近づけても不快な思いをすることがなくなり、掃除の頻度を減らしても問題なくなりました。

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10円玉でも同じ効果はありますが、ゴミ受けに入れると他のゴミと混ざってしまいますし、排水トラップの水の中に入れると、掃除のときに誤って流れてしまうことがあるので、銅製アイテムを使うのがオススメです。

排水口は家庭によってサイズが違うので、サイズを測るのを忘れないようご注意ください。

手軽に抗菌したい方はゴミ受けだけの交換でOKです。

ニオイやヌメリをさらに長期間予防・防止したい方は、排水口カバーや排水トラップも交換してください。

生ごみの臭いと腐敗を防ぐ方法

問題となるのは、温度や湿度が高い状態で生ゴミを長時間放置すること。

雑菌が大量繁殖し、ニオイや虫が湧く原因になります。

しかし、調理や食事をして出た生ゴミは、調理や食事の直後であれば雑菌も繁殖しておらず、虫も湧いていない状態。

そのキレイで新鮮な状態で低温の環境に置けば、雑菌の繁殖を抑え、虫も寄って来なくなります。

そこでオススメなのが「冷蔵庫保管」

切ったり剥いたりして時間の経っていない食材であれば、袋にさえ包めば、冷蔵庫に保管しても問題ありません。

保管方法

調理や食事で出た生ゴミをキッチンパック(ポリ袋)に入れ、袋の口を縛ります。

それをビニール袋(レジ袋)などに入れ、冷蔵庫に保管するだけ。

保管場所は冷蔵室、野菜室、冷凍室、チルド室、どこに入れても低温を保てるので構いません。

1番のオススメは、生ゴミそのものの雑菌繁殖を完全に止められる「冷凍室」ですが、冷蔵庫内であればどこでも問題ないので、空いているスペースを活用しましょう。

捨てるときは、大きなゴミ袋に移してもいいですし、お住まいの市区町村の基準に沿っていれば、ビニール袋のまま捨てることも可能です。

もし冷蔵庫がいっぱいで生ゴミを保管できない家庭の場合は、生ゴミ用にセカンド冷蔵庫や冷凍ができるゴミ箱もあるので、そちらを導入してみるのもオススメです。

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