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2022年春季東京税理士会テニス大会|混合ダブルスの部で優勝しました

2022年春季東京税理士会テニス大会の混合ダブルスの部で見事、優勝を飾りました。過去何度か出場したことのある大会で、毎回予選を1位通過して1位トーナメントには進出するものの、なかなか決勝トーナメントを勝ち切ることが出来ずに悔しい想いをしておりましたが、今回は最高の結果を残すことが出来て、望外の喜びを感じています。
本記事では大会の詳細の備忘録を兼ねてご説明していきたいと思います。

予選4ペアによる総当たり戦

予選は4ペア総当たり戦で、最初の相手は立川1のペア。相手ペアの男性からのサーブで始まりましたがサーブが強くてビックリ。苦戦を意識しましたが今思えばこのサービスゲームをラブゲームでブレイクしたことが非常に大きかったです。特に私のペアの斎藤税理士(以下「斎藤さん」)のリターンが冴えに冴えていました(特に午後からの決勝Tではそれを如何なく発揮することになります)。おそらく相手ペアに「新宿さんはやっぱり強い・・」と思わせる効果が十分にあったと思います。(結局大会終了までそうでしたが)私のサービスの調子がイマイチで一つブレイクされましたが6-1で良いスタートを切れました。

2戦目は四谷3のペアと対戦です。前の試合を見ているとバランスの取れたペアでしたが、相手は四谷支部さんの3番手のペア。さすがにこちらのほうが地力では勝っており、普段通りにやれば勝てる相手。初戦同様に1stゲームを順調に取って6-1のスコアで危なげなく勝利することができました。
予選最後の相手は杉並4のペア。杉並支部さんの4番手のペアでここまで2戦全勝の私達の1位通過は確実、午後からの決勝Tを意識した最後の調整も兼ねた試合展開の末、6-1で勝利。結果的に予選は全て6-1のスコアの3戦全勝で決勝T進出を決めました。

決勝トーナメントでの攻防

午後からは決勝T。負ければ終わりの一回勝負で初戦の相手は京橋1のペア。京橋支部さんは実は一昨年の支部対抗戦で我が新宿支部が負かされてしまい、その勢いのまま優勝を許してしまった因縁の支部です(決して仲が悪いわけではありません、笑)。
今回はそのリベンジマッチということもあって負けられない戦いでした。私達もちょっと意識してしまっていたのか・・1stゲームではこちらのサービスゲームで0-40となってしまいます。さすがに決勝T、四谷と京橋は強い、と思いましたが良い意味で開き直り「まずは1ポイント」ということで1ポイントとると流れが変わり、0-40からの4連続ポイントで見事キープに成功(ノンアドのため40-40は一本勝負)!!とはいえさすがに決勝T、しかも相手は京橋1。相手側のサービスゲームはキープ、次の私達のサービスゲームもキープとなりキープ合戦となります。
この流れのままどこかでブレイクチャンスを待つしかないと思いながらゲームをしていると斎藤さんのリターンが炸裂します。第4ゲームの相手のサービスゲームで私が相手の立場だったらイヤになるくらいのリターン、抜群の安定感でどんどんポイントを重ねていきます。というのも混合ダブルスは基本的には女性が狙われます(セオリー中のセオリー)。ところが本日の私達は狙われる斎藤さんのリターン、ストロークが非常に冴えていた一方、私はサーブ☓、ストロークもイマイチでしたが前衛でのボレー、特にスマッシュが冴えまくっており、多分スマッシュに至ってはミスショットで点数を失ったことは無かったのではないかというくらいでした。
ただでさえ私はフットワークに自信があり、動き回れるタイプ(男性がこれだと混合ダブルスにおいては非常に有利)なのに、後ろの斎藤さんを狙っても着実に返球され、ちょっと甘い球になると私がスマッシュ等で決めてしまう・・・おそらくこの日対戦した全ての相手ペアには相当のプレッシャーがかかっていたはずです。
その証拠としてこの日は決勝Tでさえ相手エラーによるポイント率が非常に高かった、これは相手がある程度リスクを背負って返球していることを意味しています。この戦いはそれが顕著に表れて、戦力互角と思っていた試合は6-1で勝利することになります。

続いての準決勝は四谷1のペア。ここまで来ると戦力差はありませんが、この試合に限っていえばドローが非常に大きく影響したように思います。私達は予選3試合を行った後、30分ほど前に強敵・京橋1ペアと戦ってリズム良く、勢いがある状態。一方の四谷1ペアは第一シードということもあり、また、予選の試合数も少なく、決勝T最初の試合、実に前の試合から4時間以上も空いた状態・・・明らかにリズムを掴めていません。(同業ということもあって普段はとても和気あいあいと接しますが)
真剣勝負ではつけ入るチャンス。手を抜くことは当然しませんし、むしろ付けこむべき、そうしないと相手にも失礼にあたります。リズムを掴まれる前の速攻を意識した戦いをしました。これまでの試合に比べるとテンポよく試合を進めることを意識して、アッという間に試合を終了させました。結果は6-1。スコアは本来の実力差を全く表しておらず、ドローが大きく影響した試合でした(四谷さん曰く「アッという間に何もしないまま終わってしまった」)。
明らかに消化不良の四谷1ペアさんでしたが、試合中も試合終了後も爽やかに接してくださり(優勝時の記念撮影をしてくださったのもこのペア)、この場を借りて深く感謝申し上げます。

そしてトーナメント決勝戦…

さて、決勝戦は四谷2のペア。実に本日、3回目の四谷さんとの対戦です。準決勝で優勝候補の京橋2を破り、かつ、準決勝では味方支部を破った私達が対戦相手ということで期するものがあったハズです。対する私たちもこれまで散々四谷支部さんには悔しい想いをさせられてきましたので、これまでの悔しさを晴らす最高の舞台。条件は同じ、相手にとって不足なし、両ペアとも初優勝をかけた真っ向勝負・・・まさに天下分け目の決戦です。
そんな決勝の1stゲームは四谷さんのサービスゲームからスタート。40-0とラブゲームキープの危機に。私も斎藤さんも明らかに決勝ということで固くなっている・・・自分自身も落ち着かせるためにも斎藤さんに「せっかく決勝という舞台まで来たのだから勝ち負けを気にせず楽しみましょう!!」と声をかけます。そこからで落ち着きを取り戻したのか2ポイント連取、流れが良くなりました。何と、40-0からのサービスブレイクに成功します。ところがさすがに決勝、相手は四谷さん。次のゲームをブレイクバック、次もサービスキープされゲームカウントは1-2。
第4ゲームは私達のサービスゲームですが、15-40とブレイクの危機に立たされます。ここでもう一度、決勝という舞台を楽しもう、というモードへ。1stサーブが2回連続で決まったこともあり、ブレイクの危機を凌いで何とか2-2。ここから今日、何度も助けられてきた斎藤さんのリターン、ストロークが冴えまくります。ひいき目なしに四谷さんのサーブは男女ともに非常に強力でしたがこの日に限っていえば斎藤さんが一枚上でした。甘い球を返球すると私が決めますし、舞台は決勝。四谷さんにも力みがあったんでしょう。するするとゲームを連取し、ゲームカウントは4-2。四谷さんのサービスゲームを0-40まで追い詰めますが、四谷さんも意地で30-40まで追いつかれてこちらとしては少し嫌な雰囲気に・・・と。ここでまさかのアクシデントが発生します。

何と、四谷の男性が足を負傷してしまいました(今思えば結構強い痙攣だったと思います)。それもそのはず。反対側のブロックを勝ち上がってきた四谷さんは決勝Tでかなりの消耗を強いられており、特に前の準決勝では強豪の京橋さん相手に1-4から逆転勝利を収めているわけです。そしてこの決勝でも私達と激しい戦いをしているわけなので、致し方なかったかもしれません。緊急に小休止を挟み(ひょっとすると棄権されるかもしれない、とまで思いました)

ゲームを再開しましたが、さっきの今では回復するはずもありません。決勝のスコアは6-2で我が新宿ペアが優勝をおさめました。
ドローに恵まれた部分もありますが、優勝は優勝、ということで大変に嬉しく、これ自体は誇らしく思っています。とはいえ、色々恵まれた部分があったことも事実です(関係者しか知りえない諸事情の説明は割愛します)。同様の大会が今秋にも開催されますし、秋には支部対抗戦という団体戦もあります。その大会においても同様の結果を残せるよう、頑張って練習したいと思います。最後までお読み頂きましてありがとうございました。

大会当日の私と斎藤さん
(写真左)一昨年に行われた秋の団体戦の優勝トロフィー(写真右)本大会の優勝トロフィー
※大会翌日に行われた当法人の記念式典の直前に撮影しました。


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