これから日本人が買い求めるもの

仲間とのポートランド の旅を終えてから
帰国してからの余韻での気付きが多いです。

ポートランド（ PDX ）はアメリカで言えば田舎町で
OLD CITYって呼ばれたりしています。

日本にくらべ都会的なものはなく
超高層ビルも無い。
無いモノの方が多いけれど
豊かさの総量はPDXは多いように感じる。

日本は昭和から平成、令和にかけて超発展を遂げて
何でも有る状態になった。
結果、もうこの国では心から欲しいモノはなくなってきていて
どんなに物を買っても心は満たされない。幸せを感じないんです。

それでもこの国は「まだ売れるものはないか！？何かを売らなければ」
と思って必死になっている。

そうです、売るべきものは「モノ」じゃないんです。

「モノ」に溢れた今の日本人が本当に欲しいのは
「心の豊かさ」
それぞれみんなが自分の心の豊かさを求める時代になった。

だからNYに何度も行っても満たされなかったし、
数年前に初めてOLD CITYのポートランド へ行って
日本よりも何も無いのに、心が豊かになれたんです。

若いころは、
仙台よりも都会なTOKYOに嫉妬して
大都会のNYに何度も行って何かを得ようとして
自分の街に再現してみたけど、目指すべきところが違っていて

PDXを体験してこの感覚なんだって思えた。
等身大でいいんだって感覚です。


美味しいCOFFEEとブルーベリーがあればいいじゃんって。
そんな感覚。

有名ブランドや有名店がなくても
ローカルでいいじゃんって！！

だからローカルが集まるマルシェをやってみたら
それが一番求められていて続いていて、ちゃんと利益も出続けている。

今日言いたかったのは
もう俺たちは物を買っても満たされない。
これからは、それぞれが自分の豊かさ、
心の豊かさを求める時代だよってこと。

さて、今日もPDXで仕入れたcoffeeを飲んで一息つこうっと！！