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マンホール探訪記

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ときには立ち止まり、足元を見つめる。
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2016年3月の記事一覧

千葉県船橋市のマンホール

千葉県船橋市のマンホール

 江戸時代の和船は、帆柱は一本で、そこに横一枚帆が張ってあり、そのたった一枚の大きな帆に、風をはらませて移動していた。
 西洋帆船のような複数の帆を持つ船は、幕府がそれを禁止していたので、作りたくてもできなかったのだ。
 自然、難破がとても多かった。
 それでも、大量輸送が可能なので、物流の中心は船であり、上方の商品が、盛んに江戸へと下って行った。逆に、江戸で作られたものは上方では売れず、「下るも

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埼玉県草加市のマンホール

埼玉県草加市のマンホール

 高校生のころは、電車通学だった。
 最寄り駅には小さな跨線橋があって、毎朝、その跨線橋の上で一人佇み、7時51分に入ってくる電車を眺めていた。
 車輌が、美しいと感じたら、その電車に乗って学校に行き、そうではなかったら、反対ホームに降りて逆方向の電車に乗った。
 いうまでもなく、その日は学校には行けない。適当な駅で降りて、街を気ままに散歩して過ごした。そして3時ごろになると学校へ行き、ラグビー部

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千葉県旧旭市のマンホール

千葉県旧旭市のマンホール

 旭市は、旭市、干潟町、海上町、飯岡町が合併して、今の旭市となった。
 その際に、新しい市章を広く全国に公募して決め、市の花と市の木も選び直した。
 なので当然のことながら、合併前の旭市のマンホールには、現旭市のマンホールとは違い、古い市章が描かれている。

 旭市の袋公園は、蛍とヘラブナ釣りで有名。

 これが新しい市章。